吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

日大アメフト部傷害事件 その5

2018年06月07日 06時42分11秒 | 日記
 5月23日、日大 内田監督、井上コーチが記者会見をひらいた。
 例によって報道記者のステレオタイプな「私は正義の味方です」的な質問には違和感を覚えた。司会者が質問を打ち切ろうとすると、言うに事欠いてある記者が「あなたのその発言が日大のブランドを下げますよ」って・・・。余計なお世話である。
 もともとに日大はマンモス大学で、各学部が一つの大学くらい大きい。つまり学部ごとに特徴が異なるため、日大と言う統一的なイメージはない。昔は「たこ足大学」ともよばれた。別に悪い意味ではなく、学部ごとの独自性を表現したものだ。
 記者の言う「日大のブランド」って何? よくわからん。記者自身も良く分かっていないような言葉を投げかけて相手の機先を制しようとする試みか? 極めて違和感あり。
 今回はなかったが、マスメディアの常套句で「国民は見てますよ」とか「国民になんて説明するんですか?」などと記者個人のうしろにはさも国民全員がついているとでも言っているような不遜な物言いには「あなた、一体何様ですか?」と感じてしまう。
 残念だが、あなたは別に国民総意の代弁者でもなく正義の味方でもないのだ。