きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

横断歩道の赤信号待ち

2005-04-28 | 息子keke
横断歩道で信号が青に変わるのを待っていたら、前に居た女の子二人連れが車が来ないのを見計らって、赤信号のまま渡ってしまった。

(あらま~kekeさんの学校の運動着だよ。)
部活の帰りか何かだったのだろうか。彼女らが渡りきるのを見て、3歳くらいの男の子が一緒に歩いている中年女性(おばあさん?お母さん?)に言った。

「あの人たち、赤なのに行っちゃった~・・」
「そうねえ、車が来ないから、お姉さん達行っちゃったね。」
「あぁ~あ、お姉さんたち、行っちゃった・・・・」

そう言えば、昔そんな事あったなぁ。。

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kekeさんが幼稚園か小学校1年生くらいの頃。
それぞれ別の自転車に乗って、赤信号の横断歩道を待っていたのだが、横断歩道が短くて車も通っていなかったので、歩行者は横からみんな赤信号なのに、どんどん横断歩道を渡っていたのだ。

「なんでみんな赤なのに渡っているの?」
「そうねえ・・・みんなは車が来ないから渡っているんだけど、ほら自転車だと、前のタイヤで車が来てるかどうかがよく見えないでしょ?だから自転車だと危ないから、渡っちゃダメなんだよ。」
「ふ~ん」

その時、後ろで聞いていた見知らぬ爺さんが、「こらこら、お母さん!それは違うでしょ」と名乗り出たのである。
「ボク、いい事に気がついたね~!信号は赤では渡ってはいけないんだよ。みんな間違っているんだよ。ボクはちゃんと赤で待っててエライねえ~!こう言う風に言わなくっちゃ!」

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・・・・そんな事あったなぁ、昔・・・フフフ。

やっぱり小さい子って、みんな疑問に思うんだね。私も小さい子が横断歩道で待っている時は気をつけよう。いや、赤信号では渡らないように気をつけよう(なるべく)。

心のゆとりってそんな所から生まれるのかもしれない。赤信号待つって言っても、たかが2~3分だもの、毎日せかせか動くのも、ゆったり動くのも心の持ち様であって、それほど変わらないんじゃないか?
急いで急いで「あぁ、今日もこれができなかった」と悔やむ毎日よりも、ゆったり受け止めて「今日はこれができた」と思えたらいいな。一日の時間は決まっているから、あれもこれもしようと思っても無理なんだもの。

今までずっと急いできたから、ゆっくり歩いて、通り過ぎる花眺めて、そんな時何となく嬉しくなる。
今度は赤信号待ちに出会ったら、空でも見上げてみようかな。