きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

夜風が冷たい12月の夜

2013-12-06 | 巷の話題
昨日は会社では社員の年末調整の計算をしていた。

今は無料テンプレートがあるので、だいぶ手間ははぶけているが、うちの会社は皆、生命保険や住宅控除の紙を持ってくるだけなので、私が全部書いたり合計を計算したりしている。彼らは用紙の右上に名前を住所を書くぐらいである。

毎年、これをしていると、自分がいかに給料が少ないかが分かる。
月々の給料ではあまり実感しないが(感覚がマヒしている)、年収になると200万も300万400万も違うのである。みんなお金持ちだなァと感心する。

そして、ガッツリ保険にも入っている。
生命保険、医療保険、エトセトラ。
金が無いだの、小遣いが無いだの言うのなら、入ってる保険を解約すればいいのにと他人ながらに思う。いや、解約しなくてもいいのだが、こんなに月々2万~4万も払って、「金が無い」はないようなぁ、と思ってしまう。正確には「こんなに保険に入っているから金が無い」のではなかろうか。

私は保険に払う金が無いのである。
ついでに月に4000円払わねばならない新聞もとっていない。
初診料+薬代で3000円取られるので風邪ぐらいでは医者も極力行かないようにしている。
少なくてもこいつらより、私の方が金が無いのではないだろうか、と思う。

こんな私もさすがに医療共済は入っている。
大きな病気で長期入院した時に備えて入った。何年か前にがん特約もつけた。(←安い掛け捨て保険)

でも生命保険は要らない。
私が死んだら、kekeが自分で食って行くしかない。
ここまでは逃げ切った。

月に何万も払う保険なのだから、彼らのは掛け捨てではなくガッツリ貯蓄できるようなものなのだろう。それで老後はウハウハ遊んだり旅行したりするんだろうな。


夜風が冷たい12月の初旬である。


昨日は真央ちゃんの素晴らしい演技をみた後に、そのままその局の夜のニュースを見た。

「秘密保護法案」というものが可決されたそうで、映像はマイクがへし折られた画面から始まる。野党の方々が「力で強硬に可決された」と憤慨する場面が次々映り、その後には法案に反対するデモの人のインタビューである。

新聞をとっていないので詳しいことは分からないが、テロップを見ると「スパイ防止」「テロ防止」とのことである。
だとしたら、必要な法律のように思う。日本は今、情報がダダモレ状態、こんなにロビー活動が自由な先進国はないと聞いたことがあるからだ。

法案に反対する人のインタビューは何人も流れているが、法案に賛成する人のインタビューはない。これだけを見ると、「法案に反対」が正しいように見えてしまう映像だよなぁと思ってTVを消して寝ることにした。

日本人であることを誇りに思う私は、日本の国がずっとこのまま続いていきますようにと願うばかりである。