新曲「さよなら」がえらく気に入ったので、西野カナちゃんのベストアルバムを借りている。
9月に出たベストアルバムはLove Collection「ミント」バージョンと、同「ピンク」バージョンがあり、それぞれレンタルするのに300円掛かるので、600円も掛かってしまった。
でもいいのだ。後悔はしない。
そして聴いているうちに、カナちゃんの曲は、幾つかの傾向があることに気がついた。
①女子高校生のチアガール風の元気曲。
「Believe」「GO FOR IT!!」のようなポップな元気曲である。年配世代に分かるように言うと、西城秀樹の「Y.M.C.A」ノリである。ただし70年代ではないので、もっとオシャレにアップテンポ。恋に勉強に部活にパワフルに活動している女子高生のパワーを感じるようなハイテンション。
カラオケで歌えば、一同で「イェイ!」「ヘイ!」と掛け声と手拍子で盛り上がるだろうこと間違いなし。
②正当派ラブバラード。
「ALWAYS」「君って」に代表される正当なラブバラードである。
振り返ると私達80年代の恋愛歌謡曲はアイドルノリであった。要するにブリッコしてみたり、或いはツッパッてみたりして、男をちょろっと引っ掛けちゃおうと言うしたたかさがあった。
しかし、カナちゃんの正当ラブバラードはそんなセコイことはしない。「いつもいっしょに居てくれて感謝してる。これからもお互いに歩いていこうね。」みたいな感じで、どこから来てもいいよ、私は変わらずここにいるから、みたいなドデン!と根っこが張ってるたくましさがあるのである。
30年前の男に媚びた20代女子とはスケールの違いを感じさせる。
③女子同士親友編。
「Best Friend」「私たち」のような女子同士の友情を歌う曲。
正直言って、この分野はよく理解できない私である。70年代、80年代では歌謡曲=恋愛であり、恋愛でないものは歌にならなかったのではなかろうか。高田みづえで「女ともだち」と言う歌があったが、あれも結局は友情ではなく、片思いの彼を親友にゆずってしまった残念無念の恋愛歌だ。
何度聴いても、この二つは「彼」ではなく「友達」ようだ。おそらく女子同士である。レズビアンではないのか?大丈夫か?と思うが、歌詞からはきわめて健康的な友情が読み取れる不思議な分野。
④ひたむき切ないほろ苦い恋の歌。
「会いたくて会いたくて」「Maybe」あたりがそうであろうか。大好きな彼に芽生える嫉妬や失恋のイタミを歌にしたひたむき切ない編である。私のようなオバサンは心変わりをして去っていった男なんて「けっ!」と思ってアッカンベーをして終わりなのだが、カナちゃんは「それでももう一度会いたい」と歌うのである。
私はこういう歌詞に弱いのだ。「会いたくて会いたくて」は曲も歌い方も初期のBoAを彷彿させ、これから覚えたい。
kekeに「ヒトカラ行って来ようかな~」と言うと、いつものように「行って来れば」と言うので、「こうやって、ちょこちょこ行って年間でカラオケにどのぐらい金使ってるんだろう?カナちゃんのCDも借りるのに600円掛かって、1回歌いに行くと500円は掛かるからね。」と言うと、「趣味にしては全然安い方だと思う。CDもレンタルだし。」と悟り口調で言われる。
この年になって西野カナちゃんもどうかと思うけれど、私の父も、私がハタチぐらいの時にマッチ(近藤真彦)を歌っていた。
親子でそういうところも似ているのだろうか。
9月に出たベストアルバムはLove Collection「ミント」バージョンと、同「ピンク」バージョンがあり、それぞれレンタルするのに300円掛かるので、600円も掛かってしまった。
でもいいのだ。後悔はしない。
そして聴いているうちに、カナちゃんの曲は、幾つかの傾向があることに気がついた。
①女子高校生のチアガール風の元気曲。
「Believe」「GO FOR IT!!」のようなポップな元気曲である。年配世代に分かるように言うと、西城秀樹の「Y.M.C.A」ノリである。ただし70年代ではないので、もっとオシャレにアップテンポ。恋に勉強に部活にパワフルに活動している女子高生のパワーを感じるようなハイテンション。
カラオケで歌えば、一同で「イェイ!」「ヘイ!」と掛け声と手拍子で盛り上がるだろうこと間違いなし。
②正当派ラブバラード。
「ALWAYS」「君って」に代表される正当なラブバラードである。
振り返ると私達80年代の恋愛歌謡曲はアイドルノリであった。要するにブリッコしてみたり、或いはツッパッてみたりして、男をちょろっと引っ掛けちゃおうと言うしたたかさがあった。
しかし、カナちゃんの正当ラブバラードはそんなセコイことはしない。「いつもいっしょに居てくれて感謝してる。これからもお互いに歩いていこうね。」みたいな感じで、どこから来てもいいよ、私は変わらずここにいるから、みたいなドデン!と根っこが張ってるたくましさがあるのである。
30年前の男に媚びた20代女子とはスケールの違いを感じさせる。
③女子同士親友編。
「Best Friend」「私たち」のような女子同士の友情を歌う曲。
正直言って、この分野はよく理解できない私である。70年代、80年代では歌謡曲=恋愛であり、恋愛でないものは歌にならなかったのではなかろうか。高田みづえで「女ともだち」と言う歌があったが、あれも結局は友情ではなく、片思いの彼を親友にゆずってしまった残念無念の恋愛歌だ。
何度聴いても、この二つは「彼」ではなく「友達」ようだ。おそらく女子同士である。レズビアンではないのか?大丈夫か?と思うが、歌詞からはきわめて健康的な友情が読み取れる不思議な分野。
④ひたむき切ないほろ苦い恋の歌。
「会いたくて会いたくて」「Maybe」あたりがそうであろうか。大好きな彼に芽生える嫉妬や失恋のイタミを歌にしたひたむき切ない編である。私のようなオバサンは心変わりをして去っていった男なんて「けっ!」と思ってアッカンベーをして終わりなのだが、カナちゃんは「それでももう一度会いたい」と歌うのである。
私はこういう歌詞に弱いのだ。「会いたくて会いたくて」は曲も歌い方も初期のBoAを彷彿させ、これから覚えたい。
kekeに「ヒトカラ行って来ようかな~」と言うと、いつものように「行って来れば」と言うので、「こうやって、ちょこちょこ行って年間でカラオケにどのぐらい金使ってるんだろう?カナちゃんのCDも借りるのに600円掛かって、1回歌いに行くと500円は掛かるからね。」と言うと、「趣味にしては全然安い方だと思う。CDもレンタルだし。」と悟り口調で言われる。
この年になって西野カナちゃんもどうかと思うけれど、私の父も、私がハタチぐらいの時にマッチ(近藤真彦)を歌っていた。
親子でそういうところも似ているのだろうか。