きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

今年最後で忘年会

2013-12-28 | 今の会社
昨日は会社の飲み会だ。

心から「あー面白かった!」と飲み会で思った試しが無い。
周りは全部フィルターが掛かっていて、異次元の空間になっている。
自分から進んで私生活を話すのが苦手な私は(書くのはこんなに容易なのに)この異次元の世界がツライ。

でもたぶん、私のような感覚を持つ人はこれから間違いなく増えていくだろう。お酒を飲みながら気持を打ち解けあいましょう、みたいなことがこれから意味がなくなってくるだろう。
今は、いろんな人がいろんなことを考えて生きている。

うちの息子ですら「時間が無い」と年中ぼやいている。
今の時代は、皆がみんな野球を見る時代じゃない。それぞれやりたいことがたくさんある。こうしてお酒を飲みながら、上司をヨイショする時間が非常に無駄だと考える人が増えるだろう。年配の人は困った時にだけ、相談できれば良い(はず)である。
 
久しぶりに二次会のカラオケに行った。
最近、社長のお気に入りの店だと聞いた。

何曲か入れたあと、社長が藤圭子の歌を歌って、「今日は○○だ奴の歌にしよう」と言いだしたので、社員は一斉に今はなき人の歌を入れることになった。

尾崎豊、河島エイゴ、石原裕次郎、と続き、Mさんに「sakeさん、ZARDでしょ」と言われたが、私の中ではそれより本田美奈子だったので、「1986年のマリリン」を入れたが、あまり知る人がいなくまたしてもドッチラケにさせてしまった。それから秀クンが村下コウゾウの「初恋」を歌って、その事実を知る。

それからAさんがRCサクセション、Mさんが坂本九を入れて、nanuさんが「人生いろいろ」を歌いたいと入れるが、キーが合わなくて「お前も歌え」とマイクを渡される。次に歌えと言われたらテレサテンかなぁ、あとは美空ひばりだけど歌ったことないなぁ・・と覚悟していたが、今日のお題は難しく、その後数曲で終わる。

私はヘタクソな割りに、下手に歌いなれしてそこそこ歌うので、いつも場の始まる時や困った時に「何か歌え」「ドリカム歌え」「宇多田歌え」と言われ、言われた通り歌っても誰も聞いていない、というサゲマンならぬ、盛り下げマン役を買っている。
本当に歌ってない人は、引っ張って引っ張って期待され、やっと1曲歌うだけで存在価値を示すことができて、ある意味うらやましい。この先もし職場が変わることがあったら、今みたいな言えばいつでも何でも歌えるただ「人がいい」だけの存在ではなく、歌えません歌えませんと言いながら、やっと搾り出した1曲だけ歌うみたいなキャラになろうと心に誓う。

やっぱりカラオケはヒトカラに限る、とまた今日も確信した次第である。
ついでにお酒も家で飲むのが一番おいしい。