きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

娘から父へ

2013-12-22 | 父の記録と母の思い出
父がいる。

ご飯を食べさせる。

今日のご飯は生姜焼きなのか、炒め物なのだろうか。
固形になっていないから良くわからない。
とりあえずおかゆに乗せて食べさせる。

父はあーんと口をあける。

時間がまったり、まったり過ぎていく。

とても静かでゆっくり過ぎていく。


あんなこともあった、こんなこともあった。
ここにくる前も。
ここに来てからも。

今は口をあーんとあけて、父が食べる。

そうだった。
自分1人で箸を持って食べていた頃もあった。
いろんな会話ができた頃も。

そんなことをぼんやり思い出す。

少しづつできなくなって、
少しづつ、できていた頃を思い出す。
 
いつかはこんな風にすることもなくなるのだろう
その時は今日の、こんなことも思い出すのだろうか。
今の自分はどのように映るのだろうか。
 
波のように繰り返される。
娘から父へ

そしていつかこんな思いを、息子にも味わせることになるのだろうか。
その時、私と別れる覚悟ができるのかなぁ。

波は繰り返す。
 
娘から父へ

母から息子へ

某有名デパートにて

2013-12-22 | 日記
今日ははじめて某有名デパートに行ってみた。
お友達にプレゼントを贈るためである。
 
下調べをして「どうせなら、こちらでしか買えないものにしよう」なんて思いつつ、気合を入れて開店時間に合うように家を出た。
途中で電話が入ってしまい1度電車を降りたので少々遅れてしまったが、ほぼ10時ちょっと過ぎに到着する。
ご案内カウンターに何人かお姉さんがいるので、「○○屋」はどこですか?と言うと、そのつきあたりですと言われ、どれどれと行ってみると、既に長い列(ざっと30組ぐらい並んでいるように思う)ができている。

客がすいているようだったら、クリスマスカードでも先に買おうかなと思ったけれど、もう列に並んでおこうみたいな感じである。最後尾の親子連れに念のため「これは○○屋の列ですか?」と尋ねると、「たぶんそうだと思いますよ。」と親子で答える。

「実は名古屋からこちらに来たんですよ。」
「私達、初めてなんです。」
と言うので、私も「私も初めてなんです、10時に来てもうこんなに並んでいるなんて」と(なんて気さくな方たちなんだろう思いながら話していると、店のお姉さんが「配送希望の方はいらっしゃいますか~」と言うので、手を挙げると、「配送だけですか?」と言われるので「そうです」と言うと、それではこちらにと別の窓口を案内された。

「こちらで宅配伝票を書いてください」と言うので言われた通りに書き、配送コーナーの列に並ぶ。こちらでも2~3人並んでおるが、2~3人なので間も無く順番が回ってきて伝票をお金を払っておしまい。

せっかくなので、店内でも見ようと思うが、他のお店はまだそこまで並んでは居ない様子。
おいしそうなお菓子をあれこれ見ながら2階でも上がってみようかと、エスカレーターに登ると上は有名メーカーの化粧品コーナーである。
いかにも高級そうでまぶしくて圧倒され、グルグルなんだか「まったくお呼びでない!」ようなムードがただよい、しかも私が今ほしいのは、高くても1000円台までの下地クリーム・・・そんなものは売っていそうになく、時間を確認すると今だったら、まだ父の食事に間に合う時間。

「せっかくここまで来たのだから、もっとゆっくりして見ておいでよ」と言う天使の声と、「これ以上ここにいることに意味が無いだろ」と言う現実の声が入り混じり、父の食事に間に合う時間なのも何かの縁・・・トトトトとエスカレーターを降りて、駅に向うことにした。
来ようと思えばいつだって来れるんだから。

あーなんかちょっともったいない気分で、しかし今日は素晴らしくよい天気だ。
なんてきれいな冬の空なんだろう。

3連休、年末年始のムードが始まる。