きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

「脳はバカ腸はかしこい」ほか/藤田紘一郎さん

2013-12-23 | 読んだ本
藤田紘一郎さんの「脳はバカ腸はかしこい」、「乳酸菌生活は医者いらず」の2冊を読む。

最近健康がらみの本を読むようになったのは、近年医者代がバカにならないからだ。私個人の今年のベスト10を考えてみたら、そのうち2つ3つは体にまつわる事件になりそうだ。今はまだ「事件」なんて、医者に掛かるのが特別のように捉えているけれど、そのうち医者に行くのが習慣になるのだろうか。それを少しでも食い止めるべく、本を読んでいるのである。
 
ちなみに紛れもなく今年のベスト1は、正月のギックリ首(ムチウチ)である。
3週間ほぼ寝たきり状態(泣く泣く仕事には行ったが)で、頭痛と首痛(激痛)がおさまらず、初めて整骨院の扉を開けたのだった。仕事始めの日にお客がたくさん帰って行って、カップを片付けようとしたが、頭痛でクラクラしてシンクの前で全部ひっくり返してしまいマグカップやコーヒーカップを大量に割ってしまった。未だに補充してないので、それから来客がたくさん来るとカップに困る。

まったく。
思い出しても恐ろしい。
 
そこで健康な体を目指しているのだが、頑張って運動したりするのは嫌なナマケものなので、体を無理せずストレス無しで健康でいられる方法を探っているのである。だから「こうやって頑張りましょう」的な健康本はノーサンキュー、あくまで「自然にリラックスしていればいいんですよ」的な本を望んでいるのである。

そこで登場するこの藤田さんはどうも腸の専門家のようで、自分のお腹に回虫類を飼っているそうである。(愛着があって回虫に「マサミ」「ホマレ」と名前をつけているようである。)そして今何メートルまで成長しているか計っているそうだ。(どうやって計っているのかは書かれてないので分からない。)

お腹に回虫を飼っているのは本来それが人間の姿であり、回虫と共存することで腸の環境が良くなると信じているそうである。人間で一番大切なのは脳みそだと思われているが、脳は考えなしに暴飲暴食したり、添加物をはじめ体に悪いものを平気で取り込んでしまう、それを異物と判断して食べすぎや悪いものを排出しているのは腸なのだ、だから腸を大切にしましょう、と言うのが持論の先生である。

さっそく私も腸の環境を整えるべく毎日乳酸菌を取り入れようとしているが、この本によると人によって乳酸菌の型がそれぞれなので、買ったヨーグルトが必ずしもその人の型に合うかどうか分からないそうである。2週間毎日食べ続けて、便通や肌の調子が良くなったらまずまず良いのではないか?と言うことなので、さっそくスーパーにある「生きて腸まで届く」タイプの安いものを買ってみた。

「生きて腸まで届く乳酸菌入り」を食べても、腸に届くまでに胃酸などで90%は死んでしまうそうであるが、死んだ乳酸菌も腸の免疫を高めてくれるそうなので食べよう。

ちなみにヨーグルトに限らず、発酵類の味噌や納豆のようなものもそれ以上に良いようである。だが私は納豆がダメなのでヨーグルトにすがることにしたのだった。


ちなみにこの2冊目の「乳酸菌生活は~」の本を読みかけてそこらに放っておいたら、kekeが読んでいた。
日頃私の借りてきた本など見向きもしないのに「目次で面白そうなトコだけ読んだ。」と言い、ヨーグルトを買ってきた私に「ちゃんと最後まで読んで無いでしょ、この本を書いた人はヨーグルトは食べないんだって。フフフ」と言う。

2年後に死ぬ、3年後に死ぬ、死ぬ死ぬと言っているくせに、乳酸菌は健康の本に食いつくとは。