きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

車も自分も

2013-12-15 | 日記
先日、また社長を駅まで送ることになった。

「今日こそは何か話さなくては・・」と思い、そうすると私は子供ネタしか思い浮かばないのだった。
アクセルを踏みながら、「息子が最近学校に行って勉強している」話をした。

社長も自分の息子の話になった。
一番下のお子さんも仕事が決まり、あと2~3年したら夫婦二人暮らしになるだろうと言う。

「それはそれで淋しいですね。」と言うと、「娘達は孫を連れて週に1度は帰ってきている」と言う。なんだかんだでメシをおごらされたり、買い物させられる、女房も面倒だと言っていると言う。

私も同じように、行くたんびに両親にたかっていた口だったのだが、それは棚に上げて、「そうなんですねぇ」等と相づちをうつ。
「娘さんの方が結婚も早いですよね、うちも息子の同級生の女の子はもう結婚しているんです。ビックリですよ。」と言うと、「行けないよりは早い方がな」と言う。

そして社長は、息子達は疲れた疲れたとだらしねぇなと言い、「男は疲れたなんて言うもんじゃない」と言うので、「家族の前で安心しているのでしょう」と言うと、「男はそんなスキを見せるもんじゃない。オレは家でも『疲れた』なんて口にしない。布団で横になった時にあー今日は疲れたとひとり言で言うんだ」と言うので、(結局疲れているじゃん)等とつっこみはしないようにして、そうですねぇとアクセルを踏み続けると、「sake君!赤!」と言われる。

うっかり話に夢中になって、信号を吹っ飛ばす所であった。
助手席に社長がいてくれて良かった。
人を乗せて(まして走りながら)走るのは難しいな。


今日も車に乗ってきたが、車の運転は=「人生」ではないか、と毎回思う。
ピンチの時に救う人が突如現れたり、何の落ち度が無いのに事故に巻き込まれることもある。どしゃ降りの雨で運転がしづらい日もあるし、突然きれいな景色が見えることもある。
周りを見ると、あきらかに煽って意地悪な人もいるし、入れるかなぁと思っていると入れてくれる親切な人もいる。しかし図々しくならなくては列に入れないので、最初の頃の謙虚さに比べると図々しくなってしまった自分もいる。

そして何よりも、今日も無事で家まで帰ってこれて良かったなぁと思う。
車も、自分も。