G子から電話が来たのは金曜の昼休みで、「T男が怒ってる」と言う内容からである。
「ハイキングに行くけれどお前は誘わないから」と言うメールが来たと言うので「その前に何か気に入らない事があったのではないか?」と私は言い、G子は「分からない」と言うので、「今までのいろいろな事が鬱積しているのかもしれない。【どうしてそんな言い方をするの?】って怒らないで素直に訊いてみると理由が判るのではないか。」と返事した。
その後G子は「この前東京ゲートブリッジは1人で行ったのか?」と言うので「もちろん」と私は答えると、「今度一緒に行っていいか」と言うので、「そうだね」と言った。
次に電話がきたのは土曜の夜でもう私は既に寝ていた。
次に電話がきたのは日曜の昼、父の病院に行く間の下りのカーブを曲がった辺り。
私は着いてから「病院だから電話はできないけど」とメールで謝って父の元に向った。
もうそろそろ自分から電話をしなければならない、するべきだろう常識的には、と思いつつ車の運転をし続けていた。
しかし負担なのだ。かなり負担。
会話は常にG子はアウトプットであり、私はそれをスポンジのようにみるみる吸収する。しなければならない。させられる。
「それはあなたも悪いでしょう」と言うなら、1度本人に会っていただきたい。弾丸のように次から次へ言葉が出てくる。それで一つ逆らえばまたあのケンカになる。あの怒り方を知ってから怖くて怖くて、えぇ奥さんに真っ向から立ち向かえない男の気持とはたぶんこれに違いない。。。
何度G子に言おうと思っただろう。
「ねぇ、ブログって知ってる?あれいいよ、だって思った事をただ書いていけばいいんだから。」
バランスが大切で、インプットが多ければ多いほど、アウトプットが必要なのである。
そりゃ仕事して子供抱えて男の影も見え隠れしてるからインプットはどうしたって多くなるわけで、それをどこかでアウトプットしなければならないわけですよ。それはとても分かるのです。
でも、それがいつも私でも困るのです。
次に電話が来た時は夕方、私は観念したかのように受話器を取ると「電話が来ないからお父さんが何かあったのかと思った」と言う。
「いや、今日は寝てて食事が大変だったけど別に特別なことはないんだよ。」
するとG子はこの前はありがとうと言い、何かと思ったら「T男のアドバイス、的確だった」と言う。「その通りにしたら、T男も少しづつ気持を話してくれてね、うまく行ったの。ハイキングも一緒に行ったのよ。」
「そうだったんだ。」
「お弁当、要らないって言うけど作っていったの。でも喜んでくれてね。sakeちゃんがアドバイスしてくれた事言ったら【1回しか会ってないのによくオレのことが分かるね】って言ったの。」
「だってG子から話聞いてるもの。あの人、私と似てるのよ。一つ集中型。恋愛体質なの。自分を優先してくれればそれだけでいいの。ポイントはそこだけ。」
「今日はすごく機嫌が良くてね、ケンカ1度もしなかった。こんなこと初めて。今まで分からなかった。。」
それは良かったね、と私は電話を切って、自分から折り返さずに逃げていたことを少々反省した。。。
しかし、また電話が鳴り、G子からである。
「待ち合わせしてたM君が怒っている」と言う。
「どうして?」と言うと、「さっきsakeちゃんと長電話してたでしょ、でM君が電話してもつながらなかったらしい。」と言う。
「約束の時間を過ぎてたの?」
「ううん、早く着いたから」
「それだけでケンカになるの?」と言うと、M君は調子が悪かったみたいとか、いえいえそれだけじゃないハズ、大切な何か重要事項が抜けているのでは?それよりどうしてさっきの電話で「これからM君に会う」と言う報告がなされてないの?(って、義務はないんだけどさ)、話がつながっているようで、ところどころ抜けてるじゃないのさ。
そしてG子は「どうしてsakeちゃんは悩まないの?」と言い、羨ましいと言い、私はこうしていつも悩んで後悔してばっかり、と言うので、いやいやいやいや、それはどう考えても違うでしょ、私は今日も昨日も車の中でグルグル考えていましたよ、遡って遡って14年前まで遡って、転校からkekeに野球をやらせたことから、高校受験、大学選びも、辞めるのを許したタイミングも、何もかも、あなたの突発的行動を止められなかったことも含めてえぇほんとに何もかも後悔してますよ、毎日懺悔懺悔の日々です。ただあなたに言わずブログと言う所に落とし込んでいるだけで。
と言いたい所が、kekeの話題はあれ以来二人の間で大タブーになっていたので、「そんなことないよ、日々全てに後悔してるよ」と言うのが精一杯で、G子は「T男もsakeちゃんと同じこと言う。私が依存しすぎなんだって。」と言い、やっぱりここでも肝心な部分が抜け落ちるのであった。
「ハイキングに行くけれどお前は誘わないから」と言うメールが来たと言うので「その前に何か気に入らない事があったのではないか?」と私は言い、G子は「分からない」と言うので、「今までのいろいろな事が鬱積しているのかもしれない。【どうしてそんな言い方をするの?】って怒らないで素直に訊いてみると理由が判るのではないか。」と返事した。
その後G子は「この前東京ゲートブリッジは1人で行ったのか?」と言うので「もちろん」と私は答えると、「今度一緒に行っていいか」と言うので、「そうだね」と言った。
次に電話がきたのは土曜の夜でもう私は既に寝ていた。
次に電話がきたのは日曜の昼、父の病院に行く間の下りのカーブを曲がった辺り。
私は着いてから「病院だから電話はできないけど」とメールで謝って父の元に向った。
もうそろそろ自分から電話をしなければならない、するべきだろう常識的には、と思いつつ車の運転をし続けていた。
しかし負担なのだ。かなり負担。
会話は常にG子はアウトプットであり、私はそれをスポンジのようにみるみる吸収する。しなければならない。させられる。
「それはあなたも悪いでしょう」と言うなら、1度本人に会っていただきたい。弾丸のように次から次へ言葉が出てくる。それで一つ逆らえばまたあのケンカになる。あの怒り方を知ってから怖くて怖くて、えぇ奥さんに真っ向から立ち向かえない男の気持とはたぶんこれに違いない。。。
何度G子に言おうと思っただろう。
「ねぇ、ブログって知ってる?あれいいよ、だって思った事をただ書いていけばいいんだから。」
バランスが大切で、インプットが多ければ多いほど、アウトプットが必要なのである。
そりゃ仕事して子供抱えて男の影も見え隠れしてるからインプットはどうしたって多くなるわけで、それをどこかでアウトプットしなければならないわけですよ。それはとても分かるのです。
でも、それがいつも私でも困るのです。
次に電話が来た時は夕方、私は観念したかのように受話器を取ると「電話が来ないからお父さんが何かあったのかと思った」と言う。
「いや、今日は寝てて食事が大変だったけど別に特別なことはないんだよ。」
するとG子はこの前はありがとうと言い、何かと思ったら「T男のアドバイス、的確だった」と言う。「その通りにしたら、T男も少しづつ気持を話してくれてね、うまく行ったの。ハイキングも一緒に行ったのよ。」
「そうだったんだ。」
「お弁当、要らないって言うけど作っていったの。でも喜んでくれてね。sakeちゃんがアドバイスしてくれた事言ったら【1回しか会ってないのによくオレのことが分かるね】って言ったの。」
「だってG子から話聞いてるもの。あの人、私と似てるのよ。一つ集中型。恋愛体質なの。自分を優先してくれればそれだけでいいの。ポイントはそこだけ。」
「今日はすごく機嫌が良くてね、ケンカ1度もしなかった。こんなこと初めて。今まで分からなかった。。」
それは良かったね、と私は電話を切って、自分から折り返さずに逃げていたことを少々反省した。。。
しかし、また電話が鳴り、G子からである。
「待ち合わせしてたM君が怒っている」と言う。
「どうして?」と言うと、「さっきsakeちゃんと長電話してたでしょ、でM君が電話してもつながらなかったらしい。」と言う。
「約束の時間を過ぎてたの?」
「ううん、早く着いたから」
「それだけでケンカになるの?」と言うと、M君は調子が悪かったみたいとか、いえいえそれだけじゃないハズ、大切な何か重要事項が抜けているのでは?それよりどうしてさっきの電話で「これからM君に会う」と言う報告がなされてないの?(って、義務はないんだけどさ)、話がつながっているようで、ところどころ抜けてるじゃないのさ。
そしてG子は「どうしてsakeちゃんは悩まないの?」と言い、羨ましいと言い、私はこうしていつも悩んで後悔してばっかり、と言うので、いやいやいやいや、それはどう考えても違うでしょ、私は今日も昨日も車の中でグルグル考えていましたよ、遡って遡って14年前まで遡って、転校からkekeに野球をやらせたことから、高校受験、大学選びも、辞めるのを許したタイミングも、何もかも、あなたの突発的行動を止められなかったことも含めてえぇほんとに何もかも後悔してますよ、毎日懺悔懺悔の日々です。ただあなたに言わずブログと言う所に落とし込んでいるだけで。
と言いたい所が、kekeの話題はあれ以来二人の間で大タブーになっていたので、「そんなことないよ、日々全てに後悔してるよ」と言うのが精一杯で、G子は「T男もsakeちゃんと同じこと言う。私が依存しすぎなんだって。」と言い、やっぱりここでも肝心な部分が抜け落ちるのであった。