きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

kekeの漬けマグロ

2012-08-18 | 息子keke
昨日は家に帰ると休み明け。何も用意ができていない。

「皿洗いと買い物を分担しない?」と言うと、「それじゃ買い物。」とkekeは言う。

「何を買ってくればいいの?ご飯はないよ。」
「じゃお弁当でも牛丼でも、あとはちょっとツマミとかあるとうれしい」

と言うと出て行った。

しばらくして帰ってきたので、「ありがとう、何を買ってきたのかな」と言うと
ハイと出てきたのは、カレー弁当である。

「うれしいねぇ」と私はありがたく受け取ると、kekeは半額のマグロのサイコロ切り、それからアジのフライを机に置いた。

「kekeの分は?」
「おなかがすかないから、これとパックのご飯があればいい。」

それからとkekeは言い、「これをフライパンで焼いてみたいけど。」とマグロを指さす。

「どうぞどうぞ。」と言うと、しょうゆとみりんで漬け汁にマグロのブツ切りを入れ、フライパンを熱して焼いたようだが早々に「焦げた!」と言う声が聞こえてきた。
そして、皿によそりながら、「残りの半分は漬けのまま食べよう」と言う。

「kekeが魚のフライを買うなんて珍しいね」と言うと、アンタがつまみを買ってこいと言ったからそれっぽい選択をしただけ、と言う。
そして今日はkekeもビールを飲む。
(カクテル缶ではなく、あえてビールを選択した。)

「バイトではお友達はできたの?」
「べつに。」
「同じぐらいの年の子はいないの?」
「20代が多い。」
「友達はみんなどんな趣味なのかしら。」
「みんなよくパチンコしてる。」

パチンコ・・・・!

「パチンコしてたらバイト代もあっと言う間になくなるだろうに!」
「勝ってるんじゃないかな?」
「まさか!勝ち続けるわけないよ。じいちゃんばあちゃんだって、好きだったけど長い目で見れば損してたんだから。」

私はタバコスパスパ、パチンコレンチャンみたいなバイト先の友達達の想像をして、いっそう不安がよぎるのだった。
バイトも大変だのぉと連呼し、「叱られる事もあるのかね?」と言うと、kekeは「そう言うことが無いわけないでしょう」と言い、少しウルウルしているように見えるのだった。

でも、kekeは自分で見つけたバイトを今ガンバロウとしているのだ。
この先どうなるか分からないけど、今はそれを見守ろう。。。

(もしもうまく行かなくてまた辞めるとなっても、その時また考えればいいんだ。)

そして何もできない、今日は料理の一つも作れなかった私だけど、笑顔だったら、黙って見送ることだったらできる。
前はそれさえできなかったけれど、今はそれならできそうな気がする。

誰に対しても。

そしてビールで乾杯。
「食べてみれば」と言うkekeの焼いたマグロは中まで火が通らず、パサパサせず良いあんばい。

牛の女

2012-08-17 | 女だから思ったこと
それはランチを食べる時のことであった。
そのお店ではメインディッシュを肉2種、魚2種の4種から一つ選ぶことになっていて、私は迷いもなく「牛フィレ(だったかな?)肉のステーキ」にした。

するとウェイターさんが「当店ではこちらをお勧めしてます」ともう一つの「豚バラ肉の」なんとかみたいな方をお勧めしてきた。

私はこの予想外の展開にアタフタするのであったが、私の腹の中ではどう考えても豚バラより牛のステーキだろうと思ったので、「いや牛で。」と答える。


ここで終わりきやと思うが、ウェイターさんはそれでも「女性のお客様にはこちらをお勧めしてます」と言い、牛のステーキはレア過ぎて血がしたたるのです、のような事を言う。

私は「レア?」と思い、ますます興味しんしんになってきたのは以下のような理由である。

・私は本来、牛ステーキは少々赤いぐらいの方が好きだったのであるが、ある日を境に肉を徹底的に焼くようになった。

・と言うのも、まだ独身時代(出戻りだった頃か?)残業を得て夜遅くに家に帰ってくると、母の自筆の手紙で「冷蔵庫に入ってるステーキ肉を自分で焼いて食べてください」みたいな置手紙があり、冷蔵庫にステーキ肉が入っていた。

・私はそれを「レアで焼いて食べてみよう」と思い立ち、フライパンで裏表をジューと適当に焼いて食べた。

・しかしそれが超レア過ぎたため、その後に消化器官がめちゃくちゃになり上から下からひどい目に遭う。

・それがトラウマになり、私はそれ以降ステーキを焼く時があるとしたら、ウェルダムで焼くようになった。
 特に子供が食べる分で血などが出てきたらさぁ大変、レンジでチンして超ウェルダムにする。
 (その結果、kekeはステーキを好まなくなる。)

・しかし、ここはプロの店である。おなかをこわさないレアが食べれるはず。

私はそうぐるぐる考えて、再三にわたってウェイターさんが「豚バラ」を勧めるのにも関わらず、「それでも牛で」「やっぱり牛で。」と牛牛牛と言うのである。

そして料理がジャン!と出てきて血もしたたるレア肉だったが、想定内だったのでパクパクパクとおいしく食べたのである。


しかし、家に帰ってくると、やはりあれが気になる。
なぜ、彼はあんなに豚バラを勧めてきたのだろう。

そう思えば、あの牛肉はナイフで切るのが大変だったので、「今日の仕入れは豚バラ肉の方がよいですよ」と言うのの遠回しな表現だったのだろうか。
(ハッキリそう言えないから女性にはこちらをお勧めと表現したのだろうか。)
そして、普通の女性はあの場合、どちらを選ぶのだろうか。
私みたいに、それでも牛牛牛と言う人は他にいるのだろうか。

そもそも冷静に考えてみれば、牛と豚だったら心理的に牛だけど、魚でもよかったのである。

でもやっぱり私は首を振る。
あそこで豚バラを選んだら、それがおいしくてもそうでなくても、私は後悔しただろう。
私はそういう性格の女なのである。
一度「コレ」と選んでしまった場合、他の人がこっちの方が良いですよと言っても、コレでないと後悔する女なのである。

こうして総合的に考えて、やはり牛で良かったと思った。

そう言えば予定の手相占いも、おなじみの先生が不在でやめることにした。
それも縁なのかもしれない。

私ももうあと数年で50の身。
人の助言で、はいそうですねと素直に身をひるがえすことはない。
あの牛牛牛の性格を見て、「この女には何を言っても無駄」だと神様が判断したのかもしれない。


【注意】上のウェルダムとはウェルダンのことです。(ただの間違いです。)

sakeの歩窓から(横浜)

2012-08-17 | 車の練習
つみきさんに横浜を案内していただきました。

天気がよかったのに、カメラを忘れてしまって携帯カメラで撮った写真です。


こちらが「みなとみらい」の景色です。


赤レンガ倉庫


飛鳥2はこれから夜から鳥羽に向かうそうです。


こちらが中華街の門


山下公園から。大桟橋で2隻も船が並んでるなんて珍しいよ!とつみきさんに言われました。^^


赤いくつの銅像

歩数は14000歩まで行きましたが、休み休みなのでまったく疲れませんでした。^^
つみきさん、ありがとうございました。

携帯カメラで撮った写真は、その時は太陽光でモニターが見えず、どんなに映っているかさっぱり分からなかったんです。
今になって案外きれいに撮れているのでうれしいです。

つみきさん、携帯からコメントが入るようになったら、また入れてみてくださいね。^^/
楽しかったです。ありがとうございました。

G子からの電話

2012-08-16 | 友人
あの晩、G子から電話がきた。

T男と別れ際ケンカしちゃったと言う。

「何か言ったんじゃないのかな?」と言うと、別れ際に「まだ帰りたくない」って文句を言った、と言う。

「そうだね、それは言わない方が良かったね。ケンカになるから。」
「だって、まだこんなに早い時間なんだよ。」
「そうだけど。そう思っちゃうけど、言っちゃうとケンカになるからね。そういう時には【今日は楽しかった】って言うとうまくいくと思うよ。」

あーあ、とG子は言い、「T男に怒られてばっかり。」と言うので「ね、今度はその前に何か自分で嫌なことを言ってるかどうか思い出してみたらどうかしら。」と言うと、「そんなの本当の私じゃない」と言い、「それはT男のためにつくろってる私。本当の私じゃない。」とG子は言う。

「本当の自分を100%受け入れてくれる人なんてどこにも居ないよ。」と私は言った。

そこは理想を求めすぎなんじゃない?本当の自分を100%受け入れてくれる人なんてもともと居ないよ。私なんて最近子供にまで気をつかって言葉を選んだりしてるぐらいなんだ、と私は言った。

「それを他人に求める方が間違いだよ。」
「そうか。」
「この恋愛は自分が与えることはあっても、与えられることはない。そういう恋愛だよ。」
「それじゃ損じゃない。」

そう、勝ち負けだったら負け戦さ、と私は言って、男と女は恋愛がらみはたいてい女が負けなんだよ、だって向こうは一人にしぼる必要はないんだから生理的に、と言った。

G子は「そっかぁ、女って損だよね。」と言うので、「でも女が強い所もあるよ。精神力では男よりずっと強いし、生命力だって男より(統計的にも)長生きじゃないか」と言った。

「あはは、sakeちゃん、私たち長生きしようね。長生きしてやろう、それでね二人でお茶飲んでね、あの男も死んじゃったねぇって昔話でもしよう。」
「それ、面白いね!やろうやろう!いつかそういう日が来るよ。」
「あの男も死んじゃったねぇ、この男も死んじゃったねぇって話すんだよ、お茶飲みながら。」
「そうしよう。」

「sakeちゃん、あの7つの言葉、メールちょうだいね。それを言い続けたら3年後にいいことが降ってくるって言う言葉。」
「あぁあれね!もちろん!本は返しちゃったけど、どこか探せばあるから、送るね。」

そして、二人でいいことを降らせよう、と私は言った。
そうだ、そうだと私は思う。

G子だって話せば分かるんだ。
きっとこれからだんだん少しづつ愚痴らなくなるだろう。

私は「えっへん!」と自画自賛。(^_^)

G子の後姿

2012-08-15 | 友人
G子はA型っぽく、時刻表で調べて約束の時間にピッタリに来る。
いっぽうで私はB型なので、そんな事をするわけがない。
早く行く分には待てばいいのだからと思って、テキトウに着いて待っている。

今日は二人とも同時間に着いた。
きっとG子が私に合わせてくれたのかもしれない。
だってまだ10分も前なのだから。
でも私は「ついてる偶然だ」と思った。

G子は「T男が急に会いたいと言って来た」と言うので、「それじゃ呼んでもいいけど?」と言うと「私はヤダ」とG子が言う。

「きっと私をはさんでT男とsakeちゃんが意気投合するからイヤ。」だからこの待ち合わせ場所も言わなかったと言い、ランチを食べてからT男と会うことにしたの、ドタキャンなんてできないもの、と言う。

「私は構わないよ、彼氏とのデートならドタキャンありにしよう、お互いに。」
「私はイヤ」
「待たせちゃっていいの?」
「だって、さっき急に電話してきたんだよ」とG子は言い、「sakeちゃんに会うって言ったら急にだよ。」と言う。

「また他の男だと疑ってるのかな??何時ごろ電話が来たの?」
「11時だよ。」
「2時間前か、それは急だね、そんな急に約束を変更できるわけがないだろうに。」

だからいいのよあんなヤツ、とG子は言い、ゆっくりランチを食べるんだと言う。
G子は「M君もズルイ」と言い、「sakeちゃんがズルイって言った意味が分かってきた」と言う。

「ズルイって?」
「T男ははっきり『G子が好きだから』と言う。でもM君は違う。オレと付き合った方がこう言うメリットがある、こう言うメリットがあるという理詰め。ギブアンドテイクをちらつかせてる。」
「そんなもんなのかねぇ。」
「ただ刺激を味わいたいだけ。」

「そうかもしれないね。」と私は言い、でもみんなたぶん同じだよ、と私は言い、「T男も私が好きなヤツも3人とも一緒だよ。」と言った。

「それじゃみんなズルイじゃない!」
「私達のモノサシからするとね。ただ男と女は根本的に違うんじゃないかなって気がする。男達は何らかの事情でストレスがたまったりして、はけ口がほしくなると、ズルイと言う感覚ではなくて、そうなるのかもしれない。私達が【この感情だけはどうしてもコントロールできない!】って言う部分があるように、彼らも彼らで何かあるのかもしれない。その部分が男と女ではズレているのだと思う。」

それにね、と私は言い、「こうなったのは全部自分達が振り切らないからだよ。悪いのは自分なんだよ。」と言った。
G子は「うん」と言った。G子がここでウンと言ったのは、たぶん今日が初めてではないかと思う。


と、ここまでは確かに会話が対等になっていたと思う。

それからだんだん会話の比重はG子に移り、G子は会社のリストラされた人のこと。かわいそうなので、自分が知り合いの会社に推薦している所だと言う話、それから昨日娘と行った観光地の話、そこが夕方になったら食べ物屋がどこもしまってしまって、命からがら急行に乗って帰ってきてやっとご飯にありつけたこと、それからこの前の某観光地の旅行の話、ナビを初めて使ったら全然頼りにならなくて道に迷って大変だった話、を始めた。

私はだんだんどうでも良くなってきて返事もままならないまま、「最近、小林正観さんの本にはまっている」と言う話をしようとするもG子が「それでいったいどんな本なの?」と訊き返してきたのは、それから30分後に行ったトイレから出てきた時だった。
(トイレの中で用を足しながら話をさえぎった事を思い出したのだろうか。)

だからね、と私は不器用に「できるだけ【ついてる】【大好き】【楽しい】【うれしい】と言う言葉を繰り返して使うの。それをね、3年続けているといいことがたくさん降ってくるんだって。今やってるところなんだ。」と言うが、G子はキャハハハハと笑うだけであった。

「だからね、物事には裏表があるんだよ。その中でいい方に着目して【あぁよかった】って思うようにするんだよ。」
「私、不幸なことばかりだもん。」

「そんなことないよ、離婚だってして良かったじゃないか。」と私は言い、あのまま結婚してたら元旦那の借金地獄を一緒に味わう事になったんだから。」と言うと、「T子もそう言ってた。」と言う。

「ママはアイツと別れたから、二人で楽しく暮らせるんだよって。」
「そうそう、そうだよ。」
「カードの事で連絡してみたけど、全然返事が来ない、きっとうつ病にでもなってるんだと思う。」
「ほらね、離れられて良かったんだよ。」

G子は「そんなこと言うのはsakeちゃんだけ。」と言う。

「そうなの?」と言うと、「みんなカラをかぶって本音は言わないよ。」とG子は言う。

「私だって、前はカラをかぶっていたんだよ。」
「そうなの?何が違うんだろう?」

「本音と建前があるのよ。」とG子は言うが、それ以上は話さなかった。

私はこれを「きっとこれは褒め言葉だ!」と思って、うれしく解釈することにした。
やっぱり、「いいこと」は探せばあるんだ。
どこでだって。

G子に「そろそろ待ち合わせ場所に行った方がいいよ」と言った。
「私のせいでケンカになっちゃ困るからね。」

G子は新宿まで一緒に行くか?と言うけど、私はううんと答えた。
T男に興味ないよ、と言った。

店を出てG子の後姿を見送った。
G子は1度も振り返らずに、改札口を出て行った。

本日のテーマ

2012-08-15 | 友人
さて、この夏休み、何の考えもなく何の予定もなかった私に一つ二つと、約束が訪れたのはありがたいことだと思う。

G子からも連絡がきた。
先月休みを取ったことを知っていたので、お盆は休みじゃないのかと思っていたがそうではないらしい。
私が今日特別用事がないことが分かると喜んだ。
そして、さっそく会おうと言う話になった。

私は自分に「会いたい」と思ってくれることはとてもありがたいことだと思うけれど、その反面、またG子の愚痴と成果を延々と聞かされる事を思うと、少し怖くなった。

私は「こうなるのは自分にも原因があるのでは?」と思い、この半年・1年と人に会うたびに相手と自分の会話の比率を観察するようになった。
しかし私が口下手だとしても、せいぜい4対6ぐらい。それどころか5対5で話し続けている女友達の方がむしろ何人もいることに気がついた。

どうしてこう1対9ぐらいの割合で私が聞き続けなければならないのか。
でも、G子にそう言う提案をしてみると、「じゃあsakeちゃん、自分の事を話してよ、私聞くから。」と言うだろう。G子だってそのぐらいのバランス感覚はある。

しかしそうするとどうだろう。
私はG子に話したい事が何も思い浮かばないのである。
こんなに毎日ブログを更新しているぐらいだから、私はほんとは発信したい事が山ほどあるはず。
でも、G子に話したいと思うことが思い浮かばないのである。

ここまで考えて、私とkekeもこのような関係なのではないかと思い始めた。
「それじゃkeke、何でも話していいよ」と私が言っても、kekeは私に話すことは思い浮かばないのだ。

なぜだろう。
例えば、すぐ話を腰を折られると思うのかもしれない。
言っても否定されると思うのかもしれない。

ここまで考えて、少し情けなくなる。
人様には「会いたい」と言われるほど「会って話を聞いてほしい」と思われるのに、自分の息子にはまったくそうは思われていないなんて。

私がkekeに心を許してついつい余計な事も言ってしまうように、G子も私に心を許しているから、ずっと話し続けているのだろう。
でも、それだけじゃやっぱりいけない。

G子にどういう伝え方をすれば、怒らせず傷つくこともなく、お互いが気持よく付き合えるようになるのだろう。
実は「今は私はアナタと会うのがケッコウ億劫なんだけど」と言うのを傷つけることなく、どうやって伝えればいいのだろう。
どうすれば、もう少し考えてもらえるのだろう。

それが今日の一つのテーマで、もう一つは「G子がどう言う姿勢の時に私は自分のことをG子に話してみたくなるんだろう」と言うのがもう一つのテーマである。
つまりそれは、kekeが私と会話したくなってくるポイントになるかもしれない。

こうやって今日の目的を整理してみたら、少し楽しくなってきた。
その結果は、ブログに書くかもしれないし、書かないかもしれない。
一日のうちで一番心に残ったことを書くというのが私のブログである。
もっと他に気になる事が起これば、話題は気まぐれにうつる。

この後何も記述が無かったら「あぁ大した成果はなかったんだな」と言うことである。

お役目

2012-08-14 | 息子keke
今日はkekeの帰ってくる時間に合わせて、冷やし中華を作る。

お湯を沸かしてキュウリとハムを切る。
ハムは多すぎたので、余ったご飯と卵チャーハンにしよう。

その時冷蔵庫をあさると卵がたった一つだけ残っていて、賞味期限が明日までだった。
それも「ついてる」証拠だと思おう。^^


kekeが帰ってきたので「最近は帰りが早くなったね。」と言うと、「パック詰めが少なくなった気がする」と言う。
「その分、バイト代も減るの?」と言うと、「それが悲しいところ。」と言う。
「他に仕事ありますか?とか訊けないの?」と言うと、「それはできない」そうである。

またもうちょっとしたらバイト代が出るね、と言う話をすると、もう使うあてがあるそうである。
ゲームを買いたいと言う。

私は「全部を?」と驚くと、「先の事は考えてないから」と言う。
そしてちょっと気まずくなった。

それから、我が家の掃除機が吸い込みが悪いから買い換えたい、とkekeが言う。

たしかに掃除機もkekeが喘息の時に買ってるから、もう20年近く経っている。
時々接続が悪い時があって止まることがあるので最初「これはハズレか」と思ったけど、それでも20年近く使っている。

kekeは「もう時代は紙パックではない」と言う。
「そうじゃないのはどうやって捨てるの?」と言うとサイクロンと言うものでグルグルゴミを回して圧縮(?)みたいにして、蓋を開けてポイと捨てられると言う。

それじゃゴキブリを吸い取った時はどうするんだ?と言おうとしたけど、ケチをつけてるみたいなのでやめた。
「こう言う事を言っていると、掃除機が悲しんで壊れてしまうかもしれない。」
私はちょっとそれを心配した。

友達のMEGUちゃんもルンバを買って喜んでいたら、急に今まで使っていた掃除機が偶然壊れてしまったと言っていた。
「お役目ごめん」と言うのは、どんなものにとっても悲しいことにちがいない。
その日はいつか来てしまうのだけど。


しかし、kekeはそんな事を知る由もなく、私のPCもそろそろ替え時だと言う話をする。
「今はノートパソコンでも4万ぐらいで買える」と言う。

「そうなの?」と尋ねると、どすぱらと言う所で買えるんだ、と言い、部品をこれとこれと言う風に決めて、組み立ててもらうと3日ぐらいで届くんだ、と言う。
3日ぐらいで届くんだなら、壊れるギリギリまで使って、壊れたらすぐに頼めばいいね。

そんな話をした。

「自分も新しいPCがほしい」とkekeが言う。
「そうなの?」と言うと、「でも、どうしても取り替えなきゃならないほどじゃないんだ」と言う。

私のPCはいつごろ買ったんだっけ?と言う話をすると、自分が高校に上がる前だと言い、自分のPCは高校2年の冬だと言う。
学生だと学年と重ね合わせるから覚えていられるのだろうか。

私のPCもたしかにゆっくりなんだけど、まだもう少し頑張ってもらおう。

親孝行

2012-08-13 | 父の記録と母の思い出
kekeが明日休みなので、「服でも買ってあげるから一緒に出掛けないかい?」と尋ねると、「考えておく」と言う。


ここで思い出すのは父のこと。
当時、「服買ってやるから」とよく言ってたっけ。
私がおねだりすれば、毎週でも買ってくれたのではないか?と思う。
私は逆にそう言う父がうっとおしく、親に無駄金を遣わせるのも嫌で、年中断っていた。

今思えば、あそこでウン!と言って買ってもらって喜んだ方が、はるかに親孝行だったかもしれない。
そう思えば、kekeも私も似てるのかも。

そんな私も父が糖尿病で入院した時は悲しくて泣いた。
あれはいつの頃だっただろう?
私が離れていたから、30前ぐらいだったのだろうか。

近寄ってくればウザイ親だったけれど、遠く離れればいとしい親でもあったのか。

そして一昨日もご飯をよく食べていた。
毎日それが仕事のようでもある。

先々週だったか、「賽銭箱の歌を覚えてる?」と言うと、また一番を歌いだして、その後「疲れた」と言った。
(今ではほとんど語彙不明なのに、この時はたしかに「疲れた」と言った。)

もう歌うのも思い出すのも「疲れる」のだろう。
ご飯を食べることだけに、一日のエネルギーを費やしているように思えた。

でも今は悲しい気持にはならない。
今まで充分してもらってきて、とりあえず自分一人で生きて行けるようになったのだ。
ここまで育ててもらったありがとうと、父が元気な頃楽しそうだったのを思い出す。


kekeもいつか、そんな風に思う日が来るのかしら。

今の気持を書くとしたら、別に無理して親に付き合うことはないよ。
一緒に出掛けられたらうれしいけれど、私はまだ元気だし、一人でも充分楽しめるから。

でもいつまでも元気でいるわけじゃないから、それまでには一人で生きて行けるようになってほしいかな。

あぁでもそれも、「絶対」とか「どうしても」ではないかもしれない。
やっぱり、kekeも毎日楽しく過ごせることが大切。
毎日が楽しいことが大切。
家族に望むことはそんなこと。


こう書いてみて、私もいっぱい幸せで楽しくいよう。
父や母のように。
kekeがあとで「よかったな」と思えるように。


ちなみに昨日は久しぶりに首都高の予行練習。
(どこでどっちに曲がるかとか)
久しぶりなので緊張して肩がこった。

事故もなく無事で運転できた。
よかったよかった。

予定のない夏休み。
今日も何か素敵なことが起こりますように。
(ここを読んでいる皆さんにも!)

先取り代償

2012-08-12 | 日記
車がらみで悲しいニュースがある。

一つは先週抜け道(センターラインが無い道路)を走っていて、前後の車にスピードを合わせて走っていたら、ガガガガと左側をこすってしまった。

すごい音だったので、「やってしまったか。。。」と思い、広い道に出たところで脇に寄せて見てみると、こすったのは車の車体ではなくて、タイヤのホイールであった。
「ゴムの所だったらパンクしてたかも」とホッとした。
もうああ言う道はすれ違う時に止まるぐらいの速度まで落として通る事を心に誓う。(と言うより基本的にラインの無い道は人の迷惑なので通らないように気をつけよう。)

と思ったら今日は朝、車から降りて、助手席のドアを開けてバッグを取ろうとしたら、ビックリした。
前のドアから後ろのガソリン給油口の扉まで、横一直線に傷がついているのである。

「これはあまりにもひどすぎる。。。。」

私は濡らしたティッシュで拭いてみた。が、落ちることは無い。
汚れではなくてキズなのである。

その時私は昨日、駅まで社長を送ったことを思いだした。
社長を駅の手前でおろしてから、引き返して右折の信号待ちをしていた時に「ボン!!」と言うすごい音が左後部からしたのである。

あまりにすごい音なので「当て逃げか?」と思ったが、走っていってしまった車の番号なんて見てもいなかったし、音だけで衝動が全く無い。
右折した先でバクバクしながら、駐車して左半分を見たが、キズはまったくなかった。
(あれは後ろの荷物が崩れただけの音だったのだろうか???)

つまり。
あの時はまったく何も傷がついてなかったのだから、これは昨夜駐車場に止めておいてから、通りがかった誰か(酔っ払いか?)がイタヅラに引っ張った傷なのだろう。

私は「先取り代償だ」と言うアイデアが浮かんだ。

※先取り代償とは小林正観さんの本によると、何の言われの無い突如降りかかったアクシデントは、これからいいことが起こる前触れ(先取り代償)。ここで愚痴や恨み言を言わない事がポイント。

「よし。」と私は思い、「このぐらいの薄い傷なら、また日産のニイちゃんに磨いてもらえばだいぶ目立たなくなる!今度車検の時に相談してみよう!最初に何とかコートをつけておいて、ついてるついてる!!」とつぶやいた。

「それに、私もkekeもこんな人の車を傷つけるような卑しい心は持ち合わせていない。どんなに幸せなんだろう!」
「もしも買い物の後に気付いたら、隣の人を恨んでしまうところだった。夜中に通りがかりの人がしたことなら不可抗力だから、いつかはなるべくしてなったこと。それがハッキリして良かった!」

とつぶやいた。


それから夕方になって、図書館に行こうと思い、本をカバンにつめると、どうしても1冊の本が見当たらない。kekeに尋ねても「知らない」と言う。
そしてしばらく探すと見つかったので、全部の本をカバンにつめ、私は外に出た。

歩き始めるとポタンポタンと雨粒が落ちてきたので、「日傘兼用より、長い傘の方が大きいし乾くのも早いか」と傘を取り替えるために家に引き返すことにした。
すると入口に入って間も無く、雨が急にどしゃ降りに変わったのである。

「よかったよかった、あのまま出てたら、窓から雨が入るところだったよ。」と窓をしめ、「ついでに長靴に履き替えよう、戻ってきてよかったよかった。」と私はつぶやいた。

しかしどしゃ降りは変わらない。
さて、行くか。。。。

そして、また外に出て歩き出すと、どうしたことだろう、雨はあっと言う間に小降りになり、それでもしばらく歩きながら回りを見渡すと誰も傘をさしていない。

私は傘を閉じると、もう雨は止んでいた。
「お天気が味方をしてくれたんだ。。。◎◎」

これが先取り代償の効果なのだろうか。。

お天気さんに「ありがとう」と言った。(^o^)丿

ついてるついてる

2012-08-11 | 息子keke
kekeが休みの日でクークー寝ていたので、お米がないから買ってきて、ついでにお皿も洗っておいてねとメモに書いて多めにお金を置いて家を出た。

しかし帰ってくると、またゲーム辺りで遊び呆けていて「後で行く」みたいな事を言ってるが、ちっとも行く気配もない。
「いつ行くの?お皿も洗ってないよ。。。」と言うと、またkekeがキレた。

「私だって仕事の日もご飯の用意してるし、休みの日に掃除もしてるよ。」と言うとフン!と言い、いつもしてるわけじゃないと言う。
それに重いものはいつも自分。アンタは最近それをいいことに(2Lのペットボトルの)飲み物は全然買ってこない、と言う。

「それはありがとうって言ってるよ、kekeはやりたくないならせめて、ありがとうぐらい言ってもいいのではないの?」と言うと、「そういうことは、強制されてすることじゃない」と言う。

そして、「生きていたくない!」と言い、ふて寝をする。


私はこの前買ったひき肉の残りを玉ねぎと炒めながら、「これじゃちょっと前と一緒だ」と思った。
そしてじゃがいもをゆでて、マッシュにして、炒めたひき肉と混ぜた。
(ここまでしたのは、やはりひき肉の賞味期限がとうに過ぎてるから。)

ここから衣をつけて揚げれば「コロッケ」なのだが、そこまでする気力もなく、コロッケの中身をつまみながらビール缶をプシュと開けた。

たしかに、お米は今日買わなければならないものでもないし、休みの日はやりたくないかもな。
「買ってきてくれたらうれしいなぁ」にとどめて、しなきゃならないものとしたのは、私が悪かったと思った。

そしてチビチビ冷蔵庫の残り物で飲んでいると、kekeがチロとにらんで、お米を買いに出て行った。
やがてお米と、夕飯のおかず(半額の刺身とからあげ)を買ってきた。

そしてビールも出してきたので、「最近お酒が好きになったの?」と言うと、「酒はここらへん(と頭の一部を指す)を麻痺させて、ストレスが減るから」と言う。
「そう言えばコップに残ったカクテルがあるよ。」と言うと、「これ、自分が残した残りだっけ?」と言うので、「あれ?私だったっけ?」と言うと、「自分が飲もうと思ってたら、先に開いてた」と言う。

私はジャンと小林正観さんの本を取り出し、「この本に書いてあるんだけどね」と言い、「うれしい、楽しい、幸せ、愛してる、大好き、ありがとう、ついてる」と言う7つの言葉を年中使っていると、3年後に本当にそのような出来事が降ってくるから、そうしてるの。」と言うと、kekeは「3年後!」と言い、いったいどれほど先の事を言ってるのか、自分はもう3年後は生きてない、と言う。

そして私は「あっ」と言い、ゴキブリの小さいのがいたけど、今捕まえたからついてる!と見本をみせた。

kekeは「今日はお米が安かった」と独り言を言いながら、しまっていたので、「ほら、そこでついてる!と言うと、3年後についている出来事が起こるんだって。」とコツを教えた。

「3年後!ばかばかしい!来年すら生きてるかどうか分からないのに。」とkekeは言うが、「言うだけならタダだよ」と私は言う。

そしてkekeはから揚げとご飯をチンして食べることにした。
「私もいいかしら」と言うと「どうぞ」と言う。

「本当にそういう宇宙の法則があるらしいんだよ。」
「アンタは間違いなく宗教に洗脳されるタイプだ」
「でも、お金は使ってないよ、実際この本も借りてきてるからね。」
(実際に正観さんの本には「お金は溜め込まずに使いましょう」とも書かれているが、それはまだ見送っている、なくなったら本当に困るから。)

そしてkekeは缶の半分も飲むと顔が赤くなってくるのであった。

過去を悔やむことも、未来を憂うこともせず、ただ今こうして一緒にいることを良しと思いたい。
毎日毎日がその繰り返しだと私も思う。

kekeは食べ終わると、「それじゃこれを片付けといてね」と言い、「あぁ片付けなくて済んでついてるついてる」と言いながら部屋に戻って行った。。。

テーブルにはから揚げが半分残っていた。
「私が食べる分までチンしてくれたのか」と思った。
ありがとうは言えなかったけど。