津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

再び「夜明け前」を読む

2007-08-29 17:40:37 | 書籍・読書
 暑いと本屋まで出かけるのも億劫で、もっぱら「セブン&ワイ」を利用して本を購入しているが、どうも外れが多いのでがっかりしている。ならば塵をかぶった本を再読しようと思って引っ掻き回して、岩波文庫の「夜明け前」を取り出して読み始めたところである。昭和48年第五刷を購入しているから、かれこれ30年振りということになる。読もうと思ったのにはきっかけがある。06年ベスト・エッセイ集にある、福田はるか氏の「藤村を今ふたたび」をよんで、「そのうちに、そのうちに」と思っていたのである。福田氏は最後にNHKの大河ドラマで、「夜明け前」をやれと提唱している。青山半蔵は渡辺謙でという希望まであるが、・・・いいかもしれない。渡辺謙の半蔵さんは、ようやく江戸横須賀へ旅立った処である。
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