私が敬愛してやまない、肥後金春流中村家の中村勝氏は現在、熊本城築城400年記念・肥後加藤家顕彰・特別講演とシンポジウム「加藤家の謎に迫る」の開催に向けて、全精力を傾注しておられる。ささやかなお手伝いとして、このシンポジウムの告知を我がサイトでアップした。沢山の皆様にご出席をいただきたいと切に願っている。その氏が今般HP「肥後金春流中村家」をアップされた。もう随分以前にアドレスを頂戴していて、何度か「yahoo」で検索したのだが立ち上がらない。「google」で検索してみたら見事立ち上がったので、リンクを貼り、お気に入りに登録、今後色々な情報がもたらされるものと期待している。来年熊本で開催される「藩校サミット」も、氏の深い想いがもたらしたものである。「加藤清正シンポジウム」が終わると、「藩校サミット」へ向けて新たな活動が始まる。その情熱にはただただ頭が下がる思いである。
先に、膨大な古記録を写し残した、幕末明治の人宮村典太という人を紹介した。昭和の上妻先生の写本はこの宮村典太の物を再写したものが多い。同じく上妻先生の著「肥後文献解題」を読んでいたら、宮村典太の祖は「岩成主税亮吉通という信長臣」の枝葉とある。わが細川家の家臣下津権内が、三好三人衆の一人「岩成主税頭友通」を、淀城で討ち取り信長の賞賛を得ている。さてと頭を抱えてしまった。全く別人なのか、上妻先生の誤記なのか・・・
今日は「熊本史談会」の例会で、講師の下津先生(下津棒庵のご子孫)と権内のことでお話をしたばかりの事で、あまりの偶然に驚いている。
今日は「熊本史談会」の例会で、講師の下津先生(下津棒庵のご子孫)と権内のことでお話をしたばかりの事で、あまりの偶然に驚いている。