津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

気の重い文化の日

2007-11-03 22:48:03 | 書籍・読書
 文化の日らしくいいお天気、妻に先んじて外出されて留守番と相成った。家を閉めて外出しようとも考えたが、なにせ隙間に頭を突っ込んで七転八倒する病気をお持ちの老犬がいて、これが心配でそれどころではない。文化の日だからそれらしい番組をやっているだろうと、TV番組表を見ても何時ものとおりでどうしようもない。ならば読書とただひたすら福岡県史・近世資料編-細川小倉藩を読む。段々気が重くなってくる。やたらと鳥の捕獲や、拾ってきた死に鳥、犬が食い殺した鳥の話しなどが報告され、すべて藩庁に収められている。大かま(ママ・狼)の頭や、土龍が届けられ黒焼きにされ、江戸藩邸に送り込まれる。罪を犯して誅伐されるされる人のなんと多いことか。大脇差で四度にわたり胴斬りにされた人が有る。浮気で釜茹でにされ、軽い犯罪でも耳をそがれ鼻をそがれている。「この人が?」と思われる人が、「困窮の極み」と同格の家老職に泣きついている。些か勘の強い三齋は、狂ったように近臣を鞭で叩き質屋入りを命じたりしている。スカッと気が晴れるような記事は一つとして見えない。うっとうしい文化の日になってしまった。
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平成翼賛・・?

2007-11-03 09:28:07 | 徒然
 衆参のねじれ現象は自民党を此処まで追い込んだのか、福田首相の民主党への連立の意向打診にはちょっと驚かされた。自衛隊の給油活動、いわゆる国際貢献は絶対不可欠であるが故には、こういう手法をもってしても是非やりぬかなければ成らないのだという意思を、国民に印象つけるためのパフォーマンスだろう。民主党の反対は予定稿に入ってのことではないのか。海千山千の先生方が、次はどのような手を打ってくるのか興味深い。いずれにしても「大政翼賛」ならぬ「平成翼賛」はまずいだろう。自由も民主も正念場の秋の陣、公明幹部の憮然たる表情が面白い。選挙は案外近いかもしれないなー。
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