津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

ロワッソ

2007-11-17 16:04:14 | 熊本
 来年のJ2リーグ入りが殆ど決定した「熊本ロッソ」が、突然チーム名の変更を言い出した。どうやら「商標権」に引っかかったらしい。買い取るには金も懸かるし、いっそのこと名前を変えてしまえというわけだ。ロッソに熊本を代表するアソ(阿蘇)を引っ掛けたらしい。社長が中学のクラスメイトという事もあって、わがサイトにロゴなどを貼り付けたり、リンクさせたりしようと思った矢先の事で、ちょっと吃驚。
がんばれ「ロワッソ」
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綿孝輯録VS細川小倉藩「日帳」

2007-11-17 15:29:03 | 歴史
 綿孝輯録と「日帳」を並べて置いて読み比べている。小野武次郎(綿孝輯録・編者)という人の能力の高さをつくづく感じる。「日帳」は、奉行所においてその日の出来事を記録したものだから、生活感に満ち溢れていてそれが大変魅力だと同時に、悲惨な出来事がありのままに書かれていて気持ちを暗くさせる。武次郎は当然この「日帳」にも目を通しているはずだが、大変上手に取捨選択している。藩から逃亡する「走り者」や、人妻と通じたいわゆる「女仇(めがたき)」はほぼ誅伐されている。後に宝暦の改革で、このような死刑制度が改められるわけだが、寛永初期のころにはいまだ戦場を走り回って命のやり取りをする感覚が残っていたのかもしれない。「はたもの」と呼ばれる死刑者を「様斬」したり、自ら刀をふるって新刀の試し斬りをいることが数度にわたり記されている。そのことを詳らかにしたいとも考えたが、そこだけ引っ張り出してしまうと、事が強調されて誤解を招きそうな感じがして思いとどまった。二つの貴重な記録はまさに「光」と「影」といった感じがするが、正史である。
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お言葉ですが・・・

2007-11-17 11:38:37 | 書籍・読書
 最近のTVのバラエティー番組を見ると、漢字の読みとか、筆順、四文字熟語等々を扱ったものが多く見られる。「お馬鹿タレント」などと言われる人たちの、素っ頓狂な答えに、あまり何でも演出だろうと思っているが、本当だとしたら・・・危うい。私自身も毎日ブログを書く中で、ボキャブラリーの貧困を十分自覚しているのだが、六十数年の勉強不足のなせる業で如何ともし難い。最近高島俊男氏のいろいろな著作にとりつかれている。(「とりつかれている」も、どの漢字を当てれば良いのかまよってしまって・・平仮名)「李白と杜甫」などというお堅いものから、第11回の講談社エッセイ賞を得られた「本が好き、悪口言うのはもっとすき」等多彩である。週間文春に連載された「お言葉ですが・それはさておきの巻」を現在読んでいるが、目から鱗がぼろぼろ落ちる感じである。65年生きて「百姓ことば」なる存在を始めて知った(汗)
1997年のベストエッセイ集「司馬サンの大阪弁」を数ヶ月前に読み返し、同氏の「昭和三四郎」に再遭遇して事ここに至った。面白い事請け合います。
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