津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

将軍秀忠の死因は?

2007-11-27 18:25:39 | 歴史
 整形外科医にして作家の篠田達明氏の著書「徳川将軍家15代のカルテ」によると、秀忠公の死因はガンだそうな。綿孝輯録に、三齋宛ての忠利の不思議な内容の手紙がある。亡くなる前年の九月廿二日のもので、

 相国様は御積二極申候、御むなさきへあかり申をつかまへ候へは、長サ四寸、大サ大根程ニ御座候いきものと見え申候、かしらかたく、上口なかく、下口ミしかく御座候、どうなかをつかミ下をつかまへ候得は、能候而右之通覚候、きつくしめ候へは事外被成御痛候、承候体ハ下々ニ而ハ、きりやぶり取出候事も可成様ニ見え申候、それをとりはなし候得は其まヽわきへ参候、其時事之外被成御迷惑、両之御手もしびれ御気も遠き程ニ御座候由ニ候

 なんとも不思議な文章で、何の事やらさっぱり分からない。篠田先生ならこれをどう読み解かれるだろうか。翌年正月廿四日秀忠死去。

 その著「モナリザは高脂血症だった」「法王庁の避妊法」などネーミングもなかなか巧みで、ちょっと読んでみようかと思わせる。
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平成20年2月10日・午後3時から

2007-11-27 15:02:21 | memo
 地元TV局・KKTの開局25周年記念のTV番組「史上最強・よみがえる熊本城」がいよいよ放映の日取りが決定したようだ。85分番組、製作協力にはテレビマンユニオンが係わっている。内藤剛志が案内役を務めるらしいが、待ち遠しくて仕方がない。
    http://www.kkt.jp/  KKTくまもと県民テレビ
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忠興弟・細川孝之と忠利の仲違い

2007-11-27 14:51:34 | 歴史
 忠興と弟・興元、忠興と息・刑部の仲違いは相当根深いものが見える。忠興の弟・孝之と忠興継嗣・忠利との仲違いも史料の中に窺い知れる。豊前香春(かわら)25,000石城主であった孝之が出奔剃髪したのは「元和九年之様ニ見江候得とも・・云々」とある。これに関する忠利の種々の手紙の中の一つに「我等おち・休斎(孝之)事我等申候事を不被聞候間中を違候・・・以下略」とある。原因が何であったのかよく分からないが、京に出て幽居する。「於豊前小倉御侍帳」には、「御扶持方取」として「三齋様御舎弟・中務少輔長岡中務殿--三百人扶持」とあるが、これは休斎出奔後のものである。正保二年十月「八代分領帳」には、五百石とある。三齋の死(正保二年十二月)後は、その骨を大徳寺高桐院に納め、正保四年七月兄三齋を追うように亡くなった。小笠原民部長之岳父。
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催し

2007-11-27 00:10:49 | 熊本
■第9回歴史談話室
  平成19年12月25日(土)午後2:00~4:00 歴史文書資料室
■熊本城築城400年祭特別展示「発掘された本丸御殿」
  平成19年12月6日~20年1月27日 熊本城数奇屋丸ニ階大広間
 ●歴史講座「熊本城を語る-本丸御殿復元工事現場から」
      12月8日(土)午後1:30~ 熊本博物館 定員45名
 ●歴史講座「本丸御殿-古建築の研究成果から}
      12月22日(土)午後1:30~    同上
    熊本博物館(324-3500)築城400年記念事業室(359-0400)
■第五回全国城跡等石垣シンポジウム
  平成20年1月17日(木)、18日(金) 於・国際交流会館
  定員100名両日共参加可能の方 申込み・熊本市文化課(328-2740)

  詳しくは、「くまもと市政だより12月号」を御覧下さい。
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