津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

思い出せない・・・

2008-06-29 16:55:42 | 徒然
 天正六年四月八日、「丹州亀山惟任日向守(明智光秀)城にて初て興行の一座」での、藤孝(幽齋)の御発句に次のようなものが記されてある。

   亀の尾の みとりも山の 茂りかな

 この句を綿孝輯録で見つけて、「あっ、これにそっくりの句がある」とぴんと来た。
さあそれがどこに有ったのかが分からないで、数時間俳句関係の本をチェックしているが見つけ出せないでいる。
  「□□□□や 緑も山の 茂りかな」 だったように思うのだが・・・

 「これを見つけ出したら凄いぞー」と思いながらも、疲れ果ててしまった。
もし見つけ出したら「見つけましたー」とご報告したい。・・さて見つかるか・・?
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宮崎龍介と柳原白蓮

2008-06-29 13:35:54 | 歴史

 
 明治三十年夏目漱石は小天温泉(熊本県玉名市小天町)の、前田案山子の別荘に遊んでいる。後年ここでの出来事を題材にした著作が「草枕」である。前田家は小天の名士として知られ、案山子は第一回の衆議院議員になっている。案山子の三女が、中国の革命家孫文と共に辛亥革命に奔走した宮崎滔天に嫁いだ。その子供が龍介で、父親が留守勝ちであるため、彼は母の実家である前田家で学校に通い育っている。その龍介と柳原白蓮に関する新聞記事を見て、いたずら心で「略系図」を作ってみた。

 柳原隆光----光愛---+--前光---+--義光(貴族院議員・この事件により辞職)
               |       |
               |       +--柳原(子)白蓮
               |          | | |
               |          | | 北小路資武---●
               |          | |
               |          | 伊藤傳右衛門
               |          |
               |  宮崎滔天---龍介---+--●香織(戦死)
               |                |   ふきこ
               |                +--○蕗冬
               | 一位局
               +--愛子
                   |
               明治天皇-------大正天皇

 白蓮と大正天皇とは、大正天皇生母一位局を通じていとこの間柄である。伊藤傳右衛門という夫ある身での龍介との激しい愛、そして子供の出産など「不良華族事件」として騒がれた。

  柳原白蓮  ja.wikipedia.org/wiki/柳原白蓮
  宮崎滔天  ja.wikipedia.org/wiki/宮崎滔天
  宮崎兄弟資料館  www.city.arao.kumamoto.jp/miyazaki/index.html
  

コメント (3)
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