津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

加藤清正妻子の研究--講演会

2010-09-24 17:26:17 | 熊本
 今日の行動のメインは福田正秀氏の講演会である。「加藤清正妻子の研究」の著者(共同)であるが、あの素晴らしい著作の刊行以後も新しい発見を含め、研究は止まるところを知らず、大変興味ふかい講演となった。(財)熊本城顕彰会が発行する会誌「熊本城」で「加藤清正の妻子」を連載されているが、最新79号での「清正の息女本浄院あま姫(こや)」は第九回に及んでいる。

 13:30~15:30熊本市立図書館での講演会は清正公没後400年にあたる年でもあり、いろいろな催しが行われている中時を得た企画である。一般市民の興味もただならぬ感じがする。パワーポイントを活用しての、多くの貴重な史料を視覚的に拝見できて、一段と理解を確かにすることが出来た。福田さんお疲れ様。

 行き返りは久しぶりに自転車、暑さは涼しい風に帳消しになるさわやかさ、しかしながら帰りの長い坂道は何ともしがたく、二度ほど押して帰ることと相成った。爺様もくたびれているが、自転車のほうも所有者同様くたびれている。ダイエットの為にと些か頑張りすぎたきらいがある。
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黄門様と犬公方

2010-09-24 09:22:11 | 歴史
細川綱利の正室は高松藩・松平頼重の養女・久姫(本源院)だが、その実は家康十一男・水戸中納言頼房(水戸徳川家祖)の息女である。即ち松平頼重や水戸光圀の妹である。水戸家は二男の光圀が継いでいるのだが、光圀は強く希望して兄頼重の息・綱條を養子として三代目としている。どういう経緯があったのか判り難いところだが、東京大学史料編纂所教授・山本博文氏はその著の中で、説明のために山村恭子氏の下記著書を引用している。ならば読まずば成るまいと思っている。

黄門さまと犬公方 (文春新書)
山室 恭子
文藝春秋

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熊本近世史年報・目録--(3)

2010-09-24 08:34:25 | 歴史
■昭和55年度(昭和56年3月)
 ・ローマ字印についての疑問     森下功
 ・徳富家の水俣書堂関係史料     蓑田勝彦
 ・肥後藩の地方知行(一)     松本寿三郎

■昭和59年度(昭和60年6月)
 ・米良山毒薬事件     右山幸介
 ・玉名郡■村考     松本寿三郎
 ・寺沢広高の天草拝領の時期とその経緯     鶴田倉造
 ・明治一〇年・熊本県下の農民一揆
    -六大区七小区の一史料-     水野公寿
 ・隈部氏関係文書(史料)     松本寿三郎

■昭和60年度(昭和61年6月)
 ・天草における鉄炮の普及     鶴田倉造
 ・元和一国一城令の前駆形態について     白峰旬
    -肥後熊本藩における慶長十七年の支城破却を中心として
 ・相良清兵衛事件に関する一考察     右山幸介
 ・「地推」史料紹介     林田巌
 ・近世肥後製糸業の一考察     本田秀人
 ・幕末の肥後藩窯     蓑田勝彦
    -八代焼の生産構造-
 ・庶民教育の普及     水野公寿
 ・玉名郡上拾町村人畜改帳・平野文書目録     森下功
 ・高等学校教科書「日本史」にみる朝鮮通信使の記述     松本寿三郎

■昭和61年度(昭和62年11月)
 ・森田先生の思い出     蓑田勝彦
 ・島原の乱における天草農民の討死・逃散と乱後の移民について
                         鶴田倉造
 ・古城松井家について     蓑田勝彦
 ・「妙好人伝」記載の法順について     佐藤征子
 ・再地引合地推について     松本寿三郎
 ・荻昌国 覚書     水野公寿
 ・「菊池川水運」関係資料(史料)     城後尚年・他
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