津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

樋口一葉「大つごもり」

2012-12-30 14:38:12 | 書籍・読書

大つごもり・十三夜 (岩波文庫 緑 25-2) 

樋口一葉に「大つごもり」という短編がある。舞台が細川家の下屋敷があった白金台町とあって、なんだか身近に覚えて何度も読んだものである。
久保田万太郎の俳句に親しむようになってから、彼が新派の舞台の演出に関わったことを知った。
この作品は、劇団新派に於いては「花柳十種」と呼ばれる演目の一つとなっている。
映画にもなっているようだが、映画にしろ舞台にしろこの短編小説がどう脚色されたのか大変興味深く持っている。
脚本が手に入らないかと思ったりしている。ことの善悪はともあれ、大好きな作品である。
あすはその「おおつごもり(大晦日)」、改めてゆっくり読んでみようと思っている・・・・・・・・・・・・
 

            青空文庫から「おおつごもり」 http://www.aozora.gr.jp/cards/000064/files/388_15295.html 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする