肥後・南冥 亀井魯・菜交會・兒玉亀太郎・肥後物語・S11年・熊本
肥後物語とは・・・・
筑前の亀井道載が藩主治国の参考にせん為め、肥後藩宝暦の治績を廿六ヶ条に渡り書いたもので、此の種の著書中最も傑出したものである。
本書が肥後に伝わったのは、中山昌礼が寛政元年江戸から送り届かたのに始まると云う事である。肥後流布の書には中山昌礼の跋文がある
けれども、筑前流布の書には天明元年亀井道載の序文が有って近年再販したものである。 新訂・肥後文献叢書より