津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■竹田の寺

2017-01-05 21:52:33 | 書籍・読書

 昨年12月15日、ヤフオクで「竹田の寺」という本を落札した。平成六年の初版で定価1,200円の本が日本の古本屋では1,600~2,000円する。
それを相当安く落札した。何故この本を入手したかというと、志水家の分家筋のお宅が豊後竹田の中川家に仕官し明治に至っている。
ご子孫とご厚誼をいただいていることもあり、その菩提寺である碧雲禅寺や願成院のことを勉強しようと思ったからである。
碧雲禅寺は藩主・中川家の菩提寺でもある。中川清秀の姉(妹?)が古田織部正重勝室であったり、清秀の子秀成室は佐久間盛政の二女であったりと、多いに興味心を揺すぶらせる。
何度も訪れた竹田市だが知らないことばかりでこの本で知るところが多かった。ぜひともこの本を以て改めて出かけたいと思っている。 

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■お安く読む 文春文庫「徳川がつくった先進国日本」

2017-01-05 13:32:18 | 書籍・読書

売れっ子歴史学者・磯田道史氏の著書、2017年01月10日発売です。

 

徳川がつくった先進国日本 (文春文庫 い 87-4)

   
        文藝春秋

 

目次
はじめに
第1章 「鎖国」が守った繁栄 1806年(文化3年)
   「徳川の平和」の岐点
   文化爛熟期に起きたウェスタン・インパクト
   ラクスマン、レザノフと日本との出会い
   ロシア船襲撃事件
   開国論と鎖国論
   武力衝突の回避へ
   「民命」の重さ
第2章 飢饉が生んだ大改革 1783年(天明3年)
   幕府中興の祖、吉宗の行った改革
   田沼政治の功罪
   前近代の政治は「財政あって福祉なし」
   浅間山の噴火から天明の飢饉へ
   飢饉が明らかにした政治の矛盾と限界
   名代官の時代
   幕藩体制の転換
第3章 宝永地震 成熟社会への転換 1707年(宝永4年)
   新田開発へと雪崩を打つ
   上道郡沖新田の干拓事業
   大地震と津波の甚大な被害
   環境破壊と自然のしっぺ返し
   豊かな農村社会へ
第4章 島原の乱「戦国」の終焉 1637年(寛永14年)
   徳川時代の幕開け
   生瀬の乱の凄惨な事実
   「徳川の平和」への助走期間
   島原の乱とは何か
   武士が払ったコスト
   愛民思想の芽生えと「武断」から「仁政」へ
   武家政治の大転換
   「平和の到来」をもたらした「生命の尊重」

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