津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■夏の終わり

2019-09-01 08:00:23 | 熊本

                                                 去る夏や 小降りの空の遠花火  津々

 葉月8月の最終日の昨日は、江津湖公園で花火大会が催された。
一昨年も雨だったように思うが、昨年は雨で中止、今年も夕方までの雨の中開催が危ぶまれたが、何とか持ちこたえて15,000発の花火が夜空を彩った。
私は我家のベランダから、人様のお宅の屋根越しに打ちあがる花火を見物、もっとも高さ足らずでほとんどは見えない。
時折高く上がる花火をながめて奥方が手をたたいている。

 8月は下旬以降雨の多い日が続いたが、9月に入ってからも10日ほどは雨模様だという。
熊本では藤崎宮の秋の例大祭ころには残暑が一段落する。お祭りの随兵行列にちなんで「随兵寒合(ずいびょうがんや)」と読んでいるが、梅雨を思わせるような雨模様が随兵寒合に繋がって、このまま本格的秋に突入するかもしれない。
今も秋の虫たちの声が盛んにしている。そして遠花火ならぬ遠雷が聞こえている。

       (雷がだんだん近づいてきて本降りの雨となりました)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■元和拾年 萬覚書(9)

2019-09-01 06:11:54 | 細川小倉藩

            (元和十年三月)十八日

         |
嶋津家久船難破ノ | 一、嶋津殿米舟、国東郡安岐浦にて破損仕ニ付、薩摩へ、民ア殿ゟ状を被遣候間、御長柄衆弐人申付、
処理ニ付家老書状 |   遣候事
         |         (沼田延元)
百姓子ニ樹下寿斎 | 一、樹下寿斎と、勘解由殿と出入有之百姓のむすめ・むすこ、両人ともニ、民ア殿ゟ中津へ被遣候事

ト沼田延元ノ出入 |
         |  大坂城普請手伝いに関することか

大坂ノ足代木国産 | 一、大坂ノ足代木、御国山にて、御加子ニ取せ申ニ相定、中国の材木屋返し申候事
ヲ用ウ      |                                   
古市村與三入牢中 | 一、国東郡古市村野與三左衛門尉相煩由、しちべやノ御番衆申来候事間、則、町医者を申付、遣候事
病ムニ町医ヲ遣ス |
         |               (癪)                             (癒)
宇佐郡惣庄屋癪ノ | 一、うさ郡惣庄や山本少左衛門積を煩申由、申来候、日比治針を立、たはこを給候ヘハ、平兪仕由申
療法       |       惣談ノ上                                                   ニ
         |   候間、〇たはこを給させ候へと、御番衆□申渡候事                  タバコは癪の薬?
浦手ノ門ノ鍵ヲ請 | 一、磯村清右衛門預りの、浦手の御門のかきを、民ア少殿ゟ持せ給候間、請取置候事
取        |
御舟番      | 一、入江勘三郎・元田長兵衛御舟番之儀、被申来候事
         |
         
                三月十九日

薩摩へ馬牽二十人 | 一、薩摩へ、御馬引ニ参候者、弐拾人可申付候事
         |
小笠原長元知行根 |  (小笠原長元)  
付ノ触状     | 一、民ア殿知行根付之儀申触候状、利斎ゟ取ニ給候間、則、使ニ相渡候事
長谷川文左小者成 | 一、長谷川文左衛門小者、御成敗被 仰付候事
敗        |
町大工吟味    | 一、町大工吟味の儀、吉田少右衛門・河田八右衛門ニ申渡候事
松の丸ノ板屋ヲ出 | 一、松の丸ノ板やの分、御奉行所の御物書衆ニ、火事之時、請取ニ〆、夜中ニ不限、かけ付候へと、
火ノ節奉行所物書 |   申渡候事
ニ守衛セシム   |
         |
西八百屋町浦手門 | 一、西やをや町後の浦手の御門ノかぎ、仁保太兵ニかし申候事 
鍵ヲ仁保慰英ニ貸 |
ス        |
         |
下御台所ノ火事ノ | 一、下御台所火事ノ時ハ、御中間召連、坂井忠三郎罷出ル事
際ノ指図     |
         |

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする