去る夏や 小降りの空の遠花火 津々
葉月8月の最終日の昨日は、江津湖公園で花火大会が催された。
一昨年も雨だったように思うが、昨年は雨で中止、今年も夕方までの雨の中開催が危ぶまれたが、何とか持ちこたえて15,000発の花火が夜空を彩った。
私は我家のベランダから、人様のお宅の屋根越しに打ちあがる花火を見物、もっとも高さ足らずでほとんどは見えない。
時折高く上がる花火をながめて奥方が手をたたいている。
8月は下旬以降雨の多い日が続いたが、9月に入ってからも10日ほどは雨模様だという。
熊本では藤崎宮の秋の例大祭ころには残暑が一段落する。お祭りの随兵行列にちなんで「随兵寒合(ずいびょうがんや)」と読んでいるが、梅雨を思わせるような雨模様が随兵寒合に繋がって、このまま本格的秋に突入するかもしれない。
今も秋の虫たちの声が盛んにしている。そして遠花火ならぬ遠雷が聞こえている。
(雷がだんだん近づいてきて本降りの雨となりました)