まだ夜明け前、左の足に凄まじいこむら返りがきて悶絶してしまった。
地震でいえばS波のような予兆がある。本当にわずかの時間だがこれで目が覚める。
そして普通ならばベッドから飛び降りて直立するとなんとか予防できるのだが、今日は毛布が足に絡んで飛び起きるのが出来なかった。
熊本大地震の本震のようだとふと思った。ふくらはぎが破裂するのではないかという痛さ・・・
苦痛で悶絶しながら、なんとか伸びきってしまった足先を曲げなければならないと、毛布を反対の足で跳ね上げてベッドかに腰かける。
床に足をつけただけでは戻らない。立ち上がって体重を左足にかける。しばらく唸りながら立ち尽くした。
1~2分立ち尽くしたが寒い。足をかばいながら又ベッドに入った。揺り戻しがあるのではないかという不安が頭をよぎるが、うとうとしている内に寝入ってしまった。
しばらくすると反対の右足に違和感がある。今度はすぐ起き上がってベッドに腰かけて足先を90度にまげて治まった。
そのまま起床したが、左足の違和感はまだ残っており、3時間以上経過するが、歩くのも困難な程である。
糖尿病とは厄介なものだと、今にして自覚している。こういう目に合うと本格的に食事療法をしなければならないと思う。
オートミールをいろんなアレンジで食べているが、御世辞にもうまいものではない。
毎日インターネットで、糖尿病食やオートミルを使った料理のレシピを観るのが日課となった。