午後から京都から帰熊されたK氏とお会いするために外出。メール・電話で五六度やり取りしただけで初対面である。
実は先頃、 長岡京市でガラシャ祭りで開催された際、講演会「長岡京ガラシャ祭2022歴史講演会「戦国を駆け抜けた志水氏―細川家に仕えた西岡衆―」に出席され、その折の史料をわざわざお送りいただいていた。
「サクラマチ熊本」でお会いして、コーヒーラウンジでしばらく雑談、故郷熊本の歴史、特に細川家に随分関心をお持ちの様でうれしい限りである。
公務員でいらっしゃるから土曜日もお休みで、京都を中心に広く勉強のためにお出かけになっているそうで大変羨ましい。
こういう若い方が熊本に居られて、熊本史談会の為に活動いただけたらと大いに感じてしまった。
どこも、仕事納もすんで一息ついた人たちで、寒い中にもかかわらず街は賑わいを見せている。
ご多分に漏れず熊本のコロナも12月の13日突然3,981人と急増、しばらく3,000人~5,000人台が続いているから、此の人出でまた広がりを見せるかもしれない。
久しぶりに下通から上通りを散策して、人波の中を歩いてみた。
腕を組み笑いあって行きかう若い人たちを見ていると、コロナ等吹っ飛ばすような快傑さが頼もしい。
いそがしく 時計の動く師走哉
正岡子規のこんな句があったことを思い出した。人波の慌ただしさの中の師走の風に身を置いた。