津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■芳しくありません

2022-12-22 12:00:23 | 徒然

 薬をもらいに病院行き、診察の前に看護婦さんがやってきて血圧測定、何と170もある。再度計るもあまり変わらない。
診察室に入ると聴診器をあててDr曰く少々心臓に負担がかかっているとのご託宣、これも糖尿が遠因とのこと。
血液検査を受け、レントゲン撮影と心電図をとる。HbAc1び値は相変わらずだが、心臓の方には特段の異常はなくて一安心。
処が、糖尿については赤信号で先月に続いて入院を勧められた。今年も残り少なく、年末年始は家で過ごしたいから保留していただいた。
一月後の検査で改善の兆しがなければ入院することも考えなければならない。
食事については、随分気を使い、ご飯を食べるのを控えオートミル食にした。
野菜サラダを腹を満たす程食べたり、朝のトーストも1枚もしくは1/2枚に減したりと涙ぐましい努力をしているが、0.2しか改善していなかった。
食後には血糖値スパイク状態で眠たくなることが度々で、食後血統が上がっている。
つまり、まだ努力が足らないという事だ。帰宅後奥方に病状を報告、パンと御飯(ほとんど食べてはいないが)は一切取らないことを宣言した。
お正月のおせち料理はどうなのかと心配したりするが・・・
今日は天気が良いので「ニトロ」と薬の作用による低血糖対策に「飴」をポケットに入れて散歩しようと思っている。

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■在宅

2022-12-22 07:05:53 | 歴史

 ある方から「在宅って何ですか」とおたずねがあった。
当然藩政期についての事だから、現在の「在宅しております(家に居ります)」というニュアンスとは全く違う。

おたずねの「在宅」は「在(村)に居宅する」という意味である。
当然のことながら侍は城下(府中)に屋敷を給わってここに暮らすのが原則である。しかし、米の不作などが続くと給知の手取りが少なく成ったり、幕府下命の作事などがあるとその負担金が科せられるなどして、生活が立ち行かなくなる。
そこで藩は、500石取り以下の者に限定し、在に住むことを許可した。
つまり村で作物を作ったりして、生活の立て直しを促したのである。
一定の時期をへて府中へ帰らせることを「引き出し」という。

お尋ねの有った方は、「手元不如意で参勤のご指名があったのを断っている」「在宅を願い出た」ことに、何となく生活が立ちいかなくなっていることを残された資料の行間に感じられていたようだ。
これは何処にでもある話で、例えば500石取り以上の家では家臣(陪臣)に給料(知行・扶持)が払えず、膨大な借金をして藩の融通を受けたりしていることを見ても、家政は上下に係わらず大変であったことが判る。

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