午前中は熊本史談会の例会、西南戦争研究家にして沢山の著作をお持ちになる第一人者・勇先生のお話を伺う。
大変有意義なお話しで、どうやら我々が持ち合わせる知識がいい加減なものであったことを実感させられる。
多くのビジターも参加されて大盛況・・・関係者に感謝申し上げる。
帰りは何時もようにバスに乗ったが、暫くして目がしぱしぱし始めた。あまり気に欠けずに帰宅、奥方は出かけていて暖房はつけっぱなし、ムッとするような温かさに思わずバルコニー側のドアを開放、しばらくすると、目のかゆみが頂点に達して両手でごしごし初めて、ようやく「花粉症だ」と気付いた次第・・・
花粉症罹患初日であるが、耐え難い痒さで目が明けられない感じがする。目薬を買いに出たいがまずは顔を洗ったりして人休憩している。
皆様もどうぞお気をつけて・・・・
前頁には「風評」とあるものの続である。いろんな人からこの様な話が耳に入るのであろう。
それぞれの噂話は戦争のさなかの緊迫した状況を物語っている。
(出小)屋ニ滞留
・龍醸艦長崎港ニ 1865年、肥後藩の注文により、イギリスのアバーディン造船所で建造。廃藩置県により
碇泊 杉本話 熊本藩は明治政府に供出された。1878年に「扶桑」が竣工するまでは、日本海軍の主力艦だった。
・軍船一艘小島沖ニ
碇泊 清音話
・官軍先鋒小倉兵
植木駅ニ於テ敗北 真八話
・昨夜城中ヨリ地雷火
ヲ發セリ 杉本話
・三淵・朽木・堀隊長
付薩撃鎮ノ説■ニ
不快ヨシ 甲斐話
・薩兵戦死ノ塚穴百
人死體十ケ之内
既ニ七坑埴埋之由 同人
・鎮臺兵糧■ニニ一
両日分ノ由賄方脱
走ノ者白状ノ由 同人