津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■一向一揆と「旗」

2023-02-27 06:17:04 | 歴史

 昨日の「どうする家康」に便乗するように、 NHKBSプレミアムで「家臣団分裂!若き家康・最大の試練 〜三河一向一揆の衝撃〜」が7ヶ月ぶりに再放送されていた。
磯田道史先生ご出演のお馴染みシリーズもの「英雄たちの選択」だが、ここに「進者往生極楽  退者无(無)間地獄」の旗が登場していた。そして「どうする家康」にも登場していた。
随分前、この「旗」は三河の「一向一揆」とは関係ない(加賀一向一揆のもの)という論考を読んだことがあって、もしそうならNHKはどういう「裏」があって、この旗を採用されたのか。
先の論考を探してみると、今でも存在していた。「進者往生極楽 退者無間地獄」旗について
例えばウイキペディアで一向一揆で検索すると「南无阿彌陀佛」の旗の写真が紹介されており、先の旗には触れられていない。
本当の処はどうなのか磯田先生の見解をお聞きしたかったのだが・・・
一昨年の「麒麟がくる(39)本願寺を叩け」ではその旗、手本は『浄土真宗本願寺派 日照山 長善寺にある、「進者往生極楽  退者无間地獄」の旗』が用いられていた。
                  
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付け足し:古文書に親しみだした当初「无」を「無」と読むことも判らなかったが、「无」という活字が存在している事さえ知らなかった。人様に話せば笑われる話だが、なつかしいことである。

コメント
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