津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■「お下がり」電動アシスト自転車

2023-02-08 15:32:09 | 徒然

 奥方が2代(台)目の電動アシスト自転車を購入しました。そこでお下がりで1代目を私がもらい受け、サドルを交換したりして使う事にしました。
これで図書館通いも天気さえよければ、いつでも出来る様になり、PCを持参して先祖附の原本を眺めながら、直接必要データを取り込もうと思っています。
誠にらくちんで、帰りに苦労していた坂道も汗をかくことなく帰宅できそうです。たまにはタイヤ交換などメンテナンスをすれば、あと三四年は折り紙付きです。
充電さえすれば、相当な距離まで出かけられそうで行動範囲が広がるのが有難いですね。
コロナもあって家に籠ってばかりいましたが、行動派爺になるかもしれません。いろいろレポートもしたいと思います。

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■加藤忠廣公室・崇法院ゆかりの三つのお寺

2023-02-08 07:02:07 | 熊本

 以前の熊本史談会の会合の後?で、加藤忠廣夫人の崇法院(琴姫)が、京町口の古刹・往生院に生母振姫(徳川家康三女・秀忠養女、蒲生秀行室・正清院)の逆修碑を建立されていることに就き、その場所がよく判らないという話があった。
私も縁戚の墓地があるため何度か訪れているが、はっきりした場所はよく覚えていない。
広大な墓地が広がっており、一度訪ねてみたいと思っている。
振姫は夫・蒲生秀行が若くして死去すると、養父秀忠の命により二男一女を遺して、浅野長晟に再嫁し次男の「光晟」を為したが、産後十数日後に死去した(法号・正清院。しかし、浅野家に於いては振姫の血が連綿としてつながっているという。
但し、蒲生家の男子二人は夭折したため、蒲生家は改易となった。

 一方、横手町の安国寺には、蒲生秀行のお墓(供養塔)が存在する。大変大きなものだが、これもすいすいと見付出すという具合にはいかない。秀行の戒名は「弘真寺殿覚山浄雲」というが、弘真寺とは安国寺が豊前から肥後入りする以前のこのお寺の名前である。これが何故なのかはよく理解できないでいる。
秀行の娘・崇法院(琴姫)が父の為に建立した。

 安国寺からそう遠くない小沢町には西福寺があるが、正式には「東光山了雲院松平西福寺」という。
細川家の菩提寺として知られるが、このお寺は、崇法院(琴姫)が江戸の「松平西福寺」から釈誉上人をお招きして開山とされたという。
その本家「松平西福寺」は、現在は、東京都台東区蔵前4-16-16にある。徳川家康によって建立されたお寺である事から、「松平」を冠している。
その由来については松平西福寺由来に詳しい。共に徳川家ゆかりの浄土宗である。崇法院の母は家康の三女である。
つまりお爺様が創建した江戸・松平西福寺の末寺として、熊本の地に招聘開山されたことになる。

 崇法院はこのような名誉の血筋の人だが、忠廣との子・光正(虎松)の不行跡により加藤家が没落に至ったのは誠に痛恨事である。

「寛永9年(1632)に夫・忠廣が改易された際には、出羽国への配流には同行せず、以後は京都にて暮らした。
 寛永10年(1633)7月16日には子・光正が配流先の飛騨高山で病死した。享年19歳。
 寛永11年(1634)には弟の蒲生忠知の死により、実家の伊予松山藩蒲生家までも改易となっている。
 明暦2年(1656年)に死去した。享年55。京都の本圀寺に葬られた。」 一部ウイキペディアより引用

 いろいろなぞっていたら、思わず紙上での掃苔となってしまった。「地図散歩・別篇‐お寺散歩」を始めようかしら・・・

 

 

 

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■細川公・御家流刀拵寸法

2023-02-08 06:55:31 | オークション

        細川公御家流刀拵寸法      

    

   「細川公御家流刀拵寸法」とする巻物と、真新しい収納箱である。
   其箱書きには「玉名豊樹所持珍書を慶應二年肥後藩八木田小右衛門政徳が写せしもの也」とあり、平成二年と
   いう年号と所有者の名前が記されている。
   この事から八木田小右衛門政徳とは八木田家の分家「八木田小家」のその「小=小右衛門」であることが判る。
   この人物は「新撰事蹟通考」の編著者・八木田桃水の孫にあたり、藩政時代最後の八木田家当主である。
   細川家に刀を拵えるに当たっての標準的寸法等が存在していたことを伺わせている。
                          

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