津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■風説秘記・3

2024-02-04 07:07:19 | 歴史

一佐藤直継咄に南郷久木野に大四郎とて社ニ大人を祀れり長一丈餘にして棒を持首を提ける形也 大宮司惟香の
 説に古へ草部吉見神の子に草二郎・草三郎・草四郎とて三人あり 此草四郎をして久木野を治めしめ■れし事様あり
 て其後里民の祀りしならん 身の長高き故大四郎とは云■と云ハれし 此兄弟の子孫今もあり草次郎の子孫は
 草部氏ニて今の阿蘇の社家也 阿蘇の社家兼ては皆今村といへとも権大宮司に任すれば草部を名乗也 三郎
 の孫は田上氏ニて南郷草部の社人也 四郎の孫は芹口の一黨也 又寛政十二年ゟ十七八年以前南郷高森街道を雨水ニ而
 打崩けるに石棺出たり 其内ニ有骨膝の長さ壱尺五寸餘也 是吉見神を葬し所ならんと老人等怪ミ思ひ直ニ其地に
 埋め若神霊あらハ此松栄しめたまへと一株の小松を植けるか諸木ゟ勝れて今ハ一抱斗になりて其後道も六七間
 脇によせて垣様結けるとそ

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 1、記述からするとこの神社は久木野神社だと思われるが、由緒などには上記のことが表われない。
    大四郎伝説は残っていないのだろうか。これはちょっと調べる必要がありそうだ。
 1、ありきたりのように思える「芹口」姓の発祥の地であることは、以前■熊本発祥、由来の姓で書いた。
 1、私の友人に高森出身の田上氏がいたが、草部一族ということを知った。
 1、どなたか情報があればご教示を給わりたい。

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■史料いろいろ「赤穂義士切腹の日」

2024-02-04 07:06:49 | 歴史

 今日は立春、そして赤穂義士の切腹に日でもある。細川家には「御預人記録」が残されており、かって御預人記録から二月四日のことでご紹介した。
また切腹の場の模様については「義士十七人於肥後侯亭割腹検使之圖」でご紹介した。
又、赤穂義士切腹之図(一)及び赤穂義士切腹之図(二)もご紹介している。
毎年のことながら、今日の日を迎えるとこのことに触れずにはいられない。改めて御一覧いただきたい。

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