津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■猫登場

2024-02-05 14:26:53 | 徒然

 今年の大河ドラマは内容をほとんど知らないから、一年を通して欠かさず見ることになりそうだ。
併せて「源氏物語」も読んでいる。
4日の放送後の予告編に「猫」がちらりと登場していた。ということはそろそろ一条天皇の登場となるのだろう。
命婦の御許という名前の付いた猫の存在など、一条天皇は大変猫好きであったというから、猫好きの人は気になることだろう。
好演しているお笑い芸人のロバート秋山の藤原実資の、あまりにも黒い顔に笑ってしまうが、劇中の発言にもあるようにストレートにものをいう人らしく、彼の著「小右記」では、天皇の猫好きに対して呆れ果てた発言が記されているらしい。
最近大変興味あるのがこの「小右記」だ。
最近雨の日が多く出かけるのが億劫で図書館にも今年になって出かけていないが、この本をかりて読んでみようと思っている。
随分長生きした人らしいから、このドラマに於いても長く黒い顔が見れそうだ。
余りにも現代風なしゃべりが気にかかるが、こちらは一年我慢しなければならない。

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■三斎隠居領を立允に譲る

2024-02-05 06:44:33 | 歴史

 寛永十六年二月五日、三齋君御隠居之御家督を立孝主江御譲被成候
    予ての御名依存ニ御存生之内御譲置せらるへきとて、吉日を被撰、今日八代本丸でいの間にて、
    御父子様御着座、一番に朽葉之御指物佐方与左衛門持出、是ハ大坂之役に御差被成、弐番ニ御
    旄を志方半兵衛持出候、是ハ信長公より御拝領度々無越度目出度とて御譲、御樽肴・熨斗・銀
    五百枚長岡河内披露仕候、此御座敷にて御囃子被仰付御家中御侍不残御酒被下、御肴之熨斗を
    頂戴、扨御旄被遣候時之御意ニ、休無ニ遣しても不苦ものなれ共牢人にて不入もの也、越中ハ
    大名也、其方ニ譲ると被仰候

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  佐方与左衛門  田辺城籠城衆、三刀屋一族にして佐方庄左衛門弟也、今度の働二付而、忠興君に被召出、御知行弐百石被下候、
                             大阪陳之時鑓を合、組討の高名有、為御褒美、御加増五百石被下、其後三百石被下、都合千石ニ被仰付候、中
                             務殿江被成御附、宇土にて病死   (綿考輯録・巻五)
  志方半兵衛       (大阪御陳)手ニ合候者、七月朔日御饗応、御褒美被下候 知行三百石 歩ニてしこを負、半弓を持て甲首一ッ討
                             取、其外ニ一ッ討取を人奪取候由也 (綿考輯録・巻十九)                                          
              三斎君ニ御奉公御知行被下置面々(中津)五百石後千石ニ成ル、御家老被仰付候、御逝去已後は光尚君ニ被召返             
                                                                                                  (綿考輯録-巻二十一)                                    
  長岡河内(村上縫殿介景則) 備中笠岡城主村上景広(豊前にて10,000石)の子、景広死去後、中津で三斎に仕え10,000石。
          三斎の八代入城後も家老として近侍、死去後は三斎の遺言に沿うべく行動するも、光尚の受け入れるところ
          とならず離国した。
  休無(細川忠隆)   細川忠興(三齋)嫡男なれど廃嫡され京都住。

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