津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

預かり人と一つの事件

2013-07-22 22:40:15 | 歴史

 細川家における「預かり人」といえば、赤穂浪士17名がその筆頭として知られる所である。その他、最上家改易の時の家老(最上義俊の叔父)楯岡氏、徳川忠長事件で割を食った家臣・稲葉正利(春日局の子)、松平光長の御家騒動(越後騒動)に伴い切腹を仰せつかった家老・小栗の幼い男子三人などがある。幕末期には井伊大老を襲った水戸脱藩浪人を預かったり、一時的には森鴎外の小説「堺事件」でも知られるフランス兵13人を鉄炮などで殺害したとされる土佐兵を預かったりしている。

春日局の子・稲葉正利については春日局の意向もあって遠縁にあたる細川家を配流先に頼んだとも言われる。寛永十三年細川家に預けられたが(39歳)、奇行が多くてこずらせている。藩士・松下市之進が縁戚の故を持ってせわをした。側にあった女子に子・三内を成させたが亡くなっている。この三内に関し一つの事件が起っている。

    寛永廿年四月廿七日、西郡要人・浅山修理宛て光尚書状(熊本県史料・近世編二 p210)抜粋

         稲葉内記殿前廉つかハれ候荒仕子と三内殿おちと心在之しのひ入物語仕居候処を忍之者吉村勘左衛門・村田六左ヱ門
         両人夜廻仕候とて聞付搦捕候由右之荒仕子をハ町籠へ入置候由又三内おち儀も白状仕候由其荒仕子儀ハ誅伐可仕候
         おち儀者内記殿ゟ理りニ付五十日程籠へ入置出し可申之由年寄共申候 留守中之儀ニ候間如何様ニも年寄共次第ニ候事 

肥後に配流されてから10年後のことだが、江戸へ帰ることを願い細川家へ肝煎りを願うなどしていた正利だが、母・春日局や兄で老中の正勝もなくなりその願いもむなしくなる中でのことである。88歳と長生きしているがどういう気持ちであっただろうか。

     

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「サワコの朝」岩下尚史

2013-07-22 06:37:39 | 徒然

 私の数少ない絶対見るというTV番組に土曜日のサワコの朝がある。テーマ曲のドリスデイのTea fore to も私のような年齢の人間にとっては、大変懐かしいし癒される音楽で、これも気に入っている。20日は作家岩下尚史氏、伝統芸能に詳しい方でそのお喋りを聞いていて、てっきり江戸っ子だろうと思っていたら熊本出身だという事に驚いてしまった。

芸能とは「主に、演劇舞踊ポピュラー音楽映画大衆演芸民俗芸能をさす」とウイキペディアは紹介するが、かつては学問や武芸なども含まれていた。岩下氏は能・歌舞伎・演劇などまた花柳界などにもお詳しいようだが、1961年生まれというから驚きである。
ちょっと気に成る人物で、その作品を読んでみたいと思っている。

付けたり
対談番組の先輩・黒柳哲子の番組は一人お喋りがうっとうしいし、それに対して阿川佐和子はその才媛ぶりも嫌みがなく爽やかで土曜の朝にはピッタリである。「サッチャンはね♪♪」という童謡のモデルだということを数年前まで知らずにいたが、この番組をみると時折この歌を口ずさんだりしている・・・・ 

 

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手足三ヶ所が同時に攣りましたけど・・・・

2013-07-21 06:00:19 | 徒然

昨日は熊本史談会の7月例会で外出、午前中2時間の楽しい時間を過ごし数人の仲間と昼食をして雑談午後2時過ぎに帰宅・・・・夕方になって忙しくしている妻の仕事の加勢をしているとき、いきなり左手がつった。親指が深く曲がり込んだ状態で、右手でこれをほどこうとするのだが、なかなかつった状態が解消しない。しばらくすると左足につりがきた。これも親指が内側に曲がり込むという状態である。そうこうしている内に今度は右足につりがくる。まったく同じ症状である。爪先立ちをしたりして数分で収まったし、左手の方はすこし痛みが和らいだ中、足の痛みの方に気を取られている内に良くなってしまった。

7月15日 熱中症Ⅰ度 を書いたのだが、今日の手足三ヶ所がつるという状況は「熱中症Ⅰ」に該当するのやら、ほかの要因があるのやらなんとも気味の悪いことではある。1時過ぎに寝て5時半ころに起きだしたのだが、なんとも熱くて眠れない。とうとう一晩中クーラーを入れっぱなしの状態である。

軽い心筋梗塞の前歴があるのだが、なにやら関係しているのかもしれず月曜日は病院に行かなきゃなるまいと思案している。

きょうはちょっと早く起き過ぎてしまったが、7時の投票所が開くのに合わせて朝の散歩と参ろうと思う。
                       (行ってきました。7時前5分に到着三番目でしたよ・・・瞬く間に2・30人の列が出来ました。7:16記) 

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熊本県立図書館蔵古文書「佐久間文書」

2013-07-20 05:53:40 | 史料

佐久間角助を祖とする佐久間家文書である。佐久間家については熊本県史料・その他に次の様な記載がある。

         参考:加藤家侍帳に 並川志摩守与力・佐久間角介(五百石)と記載あり
             「熊本県史」に、佐久間角助(正頼)宛 清正判物二点が紹介されている
         参考:熊本県史料・解題
             「佐久間氏は平姓、太々良四郎義晴の嫡子家村のとき、安房国朝比奈郡佐久間
              村に住し、佐久間太郎と称した。その子孫勝之は、佐々成政の壻養子となり、関
              ヶ原役後信江常三箇国のうち一万八千石を賜り旗本列に列した。所傳の二・三
              号文書は、勝之の弟正頼(角助・管理人書き込み)に與えられたもので、正頼は
              慶長五年清正が大友追討の軍を起こしたとき、その先鋒に加わり、宇土城攻め
              の功によつて五百石を與えられた。子孫は細川家に仕えた。細川氏肥後入国後
              百二十人扶持で召し出され、のち三千石を領した佐久間半之丞は正頼の子であ
              ろうか(以下略)」

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御軍制(佐久間文書 6)

御免方記録(佐久間文書 7)

目録 嘉永2~安政4(佐久間文書 8)

御知行被召上候節親類差控(佐久間文書 9)

農家定制(佐久間文書 10)

類族諸改等之定式(佐久間文書 11)

御郡之儀ニ付被仰出之覚(佐久間文書 12)

山林之儀ニ付覚書(佐久間文書 13)

定例諸達覚(佐久間文書 14)

御郡方記録(佐久間文書 15)

官職制度考 上下(佐久間文書 17)

久住近在耕作仕法略覚(佐久間文書 20)

御高札之写、新御高札之写(佐久間文書 21)

牧尉太夫覚書(佐久間文書 22)

覚 西村帳元江渡シ控(佐久間文書 23)

足軽百箇條(佐久間文書 24)

細倉実記(佐久間文書 25)

御免方寝物語(佐久間文書 26)

殿文字書式(佐久間文書 28)

中富手永当影踏人数御手鑑(佐久間文書 29)

澤村大学覚書(佐久間文書 30)

御道中御供手控(佐久間文書 31)

草茅危言 1(佐久間文書 32)

草茅危言 2(佐久間文書 33)

草茅危言 3(佐久間文書 34)

草茅危言 4(佐久間文書 35)

草茅危言 5(佐久間文書 36)

河中嶋五箇度合戦記 全(佐久間文書 37)

通議 上(佐久間文書 41)

通議 中(佐久間文書 42)

通議 下(佐久間文書 43)

朝鮮懲□録 2(佐久間文書 45)

朝鮮懲□録 3(佐久間文書 46)

朝鮮懲□録 4(佐久間文書 47)

新刻 九州之図(佐久間文書 48)

阿蘇矢部馬見原地図(佐久間文書 49)

長防之絵図(佐久間文書 50)

当番蝶目録(佐久間文書 52)

諸控(佐久間文書 53)

御山方目録(佐久間文書 54)

記録 延宝八年二月被仰渡御書附写秡書(佐久間文書 55)

古今式目(佐久間文書 56)

諸御達之控(佐久間文書 57)

郡務類編 天地人(佐久間文書 58)

忠興公御武者押(佐久間文書 59)

物産調(佐久間文書 61)

寺社等調(佐久間文書 62)

申渡覚(佐久間文書 63)

詔書写(佐久間文書 64)

保建大起打解 1(佐久間文書 65)

保建大起打解 2(佐久間文書 66)

保建大起打解 3(佐久間文書 67)

佐久間平太夫覚書(佐久間文書 68)

佐久間平太夫覚書(佐久間文書 69)

佐久間平太夫覚書(佐久間文書 70)

手鑑(佐久間文書 71)

刑例要録(佐久間文書 72)

口達(佐久間文書 73)

覚(佐久間文書 74)

御禮式(佐久間文書 76)

影踏一巻諸差出(佐久間文書 77)

覚 (口達 荒木甚四郎御郡代江…)(佐久間文書 82)

護久公御書(佐久間文書 81)

座班式之儀旧冬反達置候通…(佐久間文書 83)

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熊本県立図書館蔵「佐田家文書」

2013-07-19 06:34:29 | 史料

佐田家文書には多くの詳細な日記が残されている。これは藩政史をひも解くうえで貴重な史料と成りうる一次史料だと考えられるが、なにせ読み下しに苦労する。癖のある字でちょっと手が出ないでいる。どなたかチャレンジされる方は居られないだろうか。

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亀霍問答(佐田文書 1)

御使者番勤録 佐田写(佐田文書 2)

玉名郡受村古墳墓誌考「内田手永薬師堂書付」 写(佐田文書 3)

日記 嘉永7年甲寅(佐田文書 4)

東行日記 寛政十一年(佐田文書 5)

御客帳 弘化四年三月(佐田文書 6)

衣服御制度御書附之写(佐田文書 7)

[月番御役心得] 永田写(佐田文書 8)

御葬式しらべ帳 文政三年辰九月(佐田文書 9) 印道 八右衛門/著

衆成講通帳 慶応元年十月(佐田文書 10)

鳥目覚 庚辰九月(佐田文書 11)

横監対語 文政五年より(佐田文書 12)

黒石山より所々迄出方帳 安政四年十一月(佐田文書 13)

覚 佐田(佐田文書 14)

漫録(佐田文書 15)

途旅中日記 文化丁丑秋七月(佐田文書 16)

御参勤陪駕途旅中日記 文化十二乙亥二月(佐田文書 17)

日記 慶応二年丙寅(佐田文書 18)

紀州百姓騒動一件(佐田文書 19)

東都白銀邸日記 文久二年正月(佐田文書 20)

□禄日記 文政六年(佐田文書 21)

日載 天保五年(佐田文書 22)

[細川氏系譜] 写(佐田文書 24)

日記 天保十年己亥(佐田文書 25)

見聞払記(佐田文書 26)

日々禄 天保七年正月元日(佐田文書 27)

阿蘇宮参拜記 天保八年四月(佐田文書 28)

豊前国小倉在陣中日記 元治元年十月一日(佐田文書 29)

日記 天保六年(佐田文書 30)

日記 弘化三年丙午(佐田文書 31)

年頭御禮申上覚(佐田文書 32)

[下作代入組等書付] 文化十三年改(佐田文書 33)

[御妹様御病死…御吊儀御使者名簿](佐田文書 34)

[雑記帳] 天明四年甲辰三月御先立被仰付 他(佐田文書 35)

雑記帳 羽衣.山姥 他(佐田文書 36)

宇佐紀行 文化十四年(佐田文書 37)

雑記帳 文化九年ノ記 画師高雪峯の事等(佐田文書 38)

鄙日記 文化甲戌年夏卯月(佐田文書 39)

日簿 文政十三年庚寅正月(佐田文書 41)

日記 弘化五年戊申(佐田文書 42)

天保十三年壬寅目録 玖瑰園(佐田文書 43)

日記 嘉永四年辛亥 玖瑰園(佐田文書 44)

日記 嘉永二年己酉 壽永閣(佐田文書 45)

日記 嘉永六年癸丑 玖瑰園(佐田文書 46)

日記 嘉永三年庚戌 玖瑰園(佐田文書 47)

日記 天保七年丙申(佐田文書 48)

[日記] 天保五年甲辰(佐田文書 49)

日記 弘化四年丁未 玖瑰園(佐田文書 50)

日表 天保三年壬辰正月(佐田文書 51)

日記 天保九年戊戌(佐田文書 52)

豊前紀行(佐田文書 53)

文化十年暮江戸御人賦津田平助手元ニ而相調監物殿相達候写(佐田文書 54)

西国御郡代三河口太忠様御嫡深屋御止宿之節月番 文化十一年(佐田文書 55)

熱海笈の引出 天明四年甲辰五月 (雑記帳メモ)(佐田文書 56)

雑税 文化八年(佐田文書 57)

萬之控(佐田文書 58)

隨筆 (佐田義景) 文化六年正月十日起筆(佐田文書 59)

藩翰譜之内 細川譜考異 佐田英景写(佐田文書 60)

犬咬急救録 千代村宗元(佐田文書 61)

蒙宰司徒寮 坂田玄景写(佐田文書 62) 斉藤 高寿/編

池邊寺文書 写(佐田文書 63)

小国満願寺傳来之書付 写(佐田文書 64)

竹崎季長塔福寺寄進状 写長瀬真幸写(佐田文書 65)

[細川輝経公] 写 松井家旧記ノ内書抜(佐田文書 66)

内大臣山并矢部馬見原川ノ口之紀行 佐田(佐田文書 67)

御手当名附 嘉永三年 写(佐田文書 68)

石川開御買入一件抜書(佐田文書 69)

宮城野土産(佐田文書 70)

志方半兵衛有馬御陣中より洛外吉田ニ被成御座候三斉様江言上之書翰写寛永九(佐田文書 71)

御小姓組四組御小姓頭支配名附(佐田文書 72)

御国律 宇佐永孚写(佐田文書 73)

生田又助覚書 附細枝実記(佐田文書 74)

由来書高砂一巻并書通之写 天野屋 写(佐田文書 75)

御国律 佐田淑景 写(佐田文書 76)

梅木田覚書 志水加兵衛 写(佐田文書 77)

口上之覚 写(佐田文書 78)

廃刀之儀ニ付加屋霽堅当県令江上書之写(佐田文書 79)

漫録 写(佐田文書 80)

御系譜 写 (細川斎茲まで)(佐田文書 81)

尚歯会之記 安永六年 安田貞方 写(佐田文書 82)

家中式法覚 享和元年正月改正 写(佐田文書 83)

御奉行奉書控 寛永.正保等(佐田文書 84)

御納戸日記 堀田正俊.柳沢吉保 写(佐田文書 85)

丹羽亀亟言上 写(佐田文書 86)

先祖附并御奉公附写 森寿吉(佐田文書 87)

水野家記 日下部景衡 写(佐田文書 88)

覚 八代上納候分(佐田文書 89)

[古文書写](佐田文書 90)

阿曽大宮司所蔵古文書 写(佐田文書 91)

鉄炮注文三通 覚(佐田文書 95)

秘府記略〔写〕(佐田文書 96)

秘府記略〔写〕(佐田文書 97)

浅草川小堀長順游之覚 写 原著宝暦10年(佐田文書 92)

堀太夫行状 写(佐田文書 93)

大阪御供記 佐田義景 写(佐田文書 94)

高瀬清源寺.願行寺文書 長瀬助十郎等 写(佐田文書 98)

二天記 写(佐田文書 99)

二天一流 写(佐田文書 100)

小代家系図 佐田氏 写(佐田文書 101)

小倉大里滯陣中記 佐田彦之助 写(佐田文書 102)

宮城野土産追加 佐田亥之助(淑景)写(佐田文書 103)

忠利様肥後国御入国御供面々宿割付 佐田右門写(佐田文書 104)

宇土御記録(佐田文書 105)

夢中の妄想 写(佐田文書 106)

裁縫伝授書(佐田文書 107)

寿仙院様島原陣御證書栞 佐田義景 写(佐田文書 108)

頴才詩録 第1号(佐田文書 109)

はきのつゆ 写 催馬楽のうち(佐田文書 110)

御在国年始花殿御〔花〕目付(佐田文書 111)

諸達控(佐田文書 112)

秘府記略〔写〕(佐田文書 113)

秘府記略〔写〕(佐田文書 114)

秘府記略〔写〕(佐田文書 115)

秘府記略〔写〕(佐田文書 116)

ふさゝき物語(佐田文書 117)

〔佐田家先祖附〕文政十二年巳丑二月組頭大木弥助方依願御役 御免跡薮弥次右衛門方御備頭被 仰付同人方組罷成候ニ付相達候諸書附控(佐田文書 118)

細川刑部少興孝君御家来附 細川将監興之君御侍帳之写(佐田文書 119)

筆叢〔宇都宮系佐田氏の出自関係〕(佐田文書 120)

改元安政二年 嘉永八年乙卯正月元旦 日々録(佐田文書 121)

火術控(佐田文書 122)

欽定禮記義疏巻第七十八 禮器圖(佐田文書 123)

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「ホテルローヤル」と「ホテル・モーリス」

2013-07-18 14:36:47 | 書籍・読書

 「ホテル・モーリス」は8月6日発売の森晶麿氏の作品。ホテルローヤル「ホテルローヤル」は直木賞を受賞した桜木紫乃さんの作品。

「ホテル・モーリス」は講談社の「読者モニター」の応募をしたら当選してしまって、プルーフが送られてきた。過日感想文をメールで送付、この著者はアガサ・クリスティー賞を受賞した作家だそうだが、映画化を狙ったような内容で私はすこし辛めの感想文を送った。

一方、受賞を請けてTV会見に臨んだ桜木紫乃さんは、なかなか好感の持てる女性、「ホテルローヤル」は父親が経営していたラブホテルだそうだが、多感な少女期の受け入れがたい鬱憤を爆発させた作品である。

さて軍配は何れに上がるか、面白い勝負に成りそうだ。

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主要略系図--6

2013-07-18 07:48:33 | 史料
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熊本県立図書館蔵古文書「中路文書」

2013-07-18 05:42:37 | 史料

熊本県立図書館にある「中路文書」は217点にのぼり、大変貴重なものである。未だ読み下しがなされておらず、まさに何が出てくるかわからない、古資料の宝庫である。その中から藩政時代の物を選択して、ここにその一覧を掲載する。

                         

雅之進様御具足御召初之扣, 天保7年3月11日訓三郎様御具足召初扣 弘(中路文書 1)

年中御規式 上,五節句其外御式 中,若殿様御式,後年御見合ニ成候扣 下(中路文書 2)

若殿様御前髪被為執候節御式御刀持様之扣 天保年間(中路文書 3)

御出陣御牀机懸之御式 元治元(中路文書 4)

御養子御願済御式扣 慶応2年8月28日(中路文書 5)

新御屋形御国襍録 慶応2年8月28日(中路文書 6)

外勤御供一件 細川藩時代(中路文書 8) 中路[新之丞]/写

手控 (天保14~安政3年) 御小姓役(中路文書 10)

御小姓役根役之控 細川藩時代(中路文書 11)  中路新之丞/写

年頭并雑事御国記録 (嘉永~文久年間)(中路文書 16)

御国手控雑録 (文政~弘化年間)(中路文書 17)

御国年頭手扣 (天保~弘化年間)(中路文書 18) 中路新之丞/写

御在手鑑 嘉永7(中路文書 19)

古手控 文政6(中路文書 20) 寺井 九郎助/写

手控 (細川藩時代)(中路文書 21)

御具足御召物御略式之覚 (細川藩時代)(中路文書 22) 杉谷/写

上使并御登城草稿 (文政~嘉永年間)(中路文書 23)

公儀御験付 (細川藩時代)(中路文書 24)

公儀火事場御提灯印 嘉永4 写(中路文書 25)

[御国記録] 「2月より12月迄之御手数」他 [元治](中路文書 26) 中路 新之丞/写

御休泊并御小立之控,小倉路,中国路,播磨路,美濃路,東海路文久元年8月(中路文書 27)

御上京之節御休泊并御小立之控小倉路,中国路,播磨路 文久2年12月23(中路文書 28)

□日 (細川藩時代)(中路文書 29)

米覚 天保11年正月 写(中路文書 56)

小倉路伊勢路道中記 [細川藩時代](中路文書 61) 

山王社外四院社図,白金庭三社之図 [細川藩時代] 写(中路文書 66)

陣農遑居江戸橋づくし 文久元年 写(中路文書 67)

於小書院御書出頂戴之図(中路文書 68)

御小姓根役江御渡之書附(中路文書 69)

御湯之節之図(中路文書 70)

御〔ススギ〕之御座之図(中路文書 71)

御櫛図(中路文書 72)

御櫛之図(中路文書 73)

御給仕稽古之図(中路文書 74)

嘉永七年閏七月二十五日雲雀御拝領之御式(中路文書 75)

上使全図(中路文書 76)

上使雑事控(中路文書 77) 

御城表御礼之図(中路文書 80) 中路 新之丞/写

御城御居間之図(中路文書 81) 中路 新之丞/写

表海御間ニ而御大礼下調之図(中路文書 82)

表海御間ニ而御大礼下調之図(中路文書 83)

表海御間ニ而御大礼下調之図(中路文書 84)

御城御居間之図(中路文書 85) 中路 国善/写

二ノ丸御館御玄関御送迎図(中路文書 86)

二ノ丸御先番之控(中路文書 87)

御城松之御間之図(中路文書 88)

御城松之御間御礼之明細図(中路文書 89)

陽春閣ニ而監物殿ヨリ御内勅之御書付差上ニ相成候節之略図(中路文書 92)

御花畑御廣敷之図(中路文書 93)

新御屋形御玄関之図(中路文書 94)

龍之口諸御間之図(中路文書 95)

〔若殿様御暇より御立迄之控〕(中路文書 96)

安政四年三月御達書抜〔若殿様御参府御礼之御登城一件〕(中路文書 97)

安政四年若殿様御参府之控(中路文書 98)

若殿様御休息所御煙草盆之事(中路文書 99)

良之助様御着一件(中路文書 100)

安政六年若殿様御参府御礼夫より此御許江被為入候節之控(中路文書 101)

〔書附 将軍家定薨御の安政5年8月8日を中心とした藩主の日程〕(中路文書 102)

〔書附 安政5年12月9日将軍家茂宣下御祝の為藩主登城12月18日御能拝見〕(中路文書 103)

〔書附 公儀御代替ニ付御誓詞為見届御老中内藤紀伊守様御出〕(中路文書 104)

〔書附 片山喜三郎召出の件〕(中路文書 105)

〔書附 安政5年4月19日20日鳳台院様御年始のため太守様御対顔〕(中路文書 106)

〔書附 顕光院様鳳台院様御使者被召出之節御刀懸之事〕(中路文書 107)

〔書附 安政6年5月3日若御前様御年始御出太守様と御対顔〕(中路文書 108)

〔書附 安政6年4月5日津軽土佐守様御発駕ニ付御餞別御膳被遣候節の件〕(中路文書 109)

上杉様御出之節之控(中路文書 110)

〔書附 元治元年7月8日温孝院様御法事之節御休息所之事〕(中路文書 111)

惣代御使者之事(中路文書 112)

覚〔御召馬について〕(中路文書 113)

覚〔文久3年2月於京都田中之進ヨリ認贈之衣紋之控〕(中路文書 114)

〔今度御内勅且公辺御改算ニ付而仰出之様9月20日〕(中路文書 115)

御奉行所之図(中路文書 116)

〔白金御長屋図〕(中路文書 117)

弓?之図(中路文書 118)

御白砂二而武芸御覧之図(中路文書 119) 中路 国善/写

小峯山調練高覧之図(中路文書 120)

達〔当春国許へ休息仰付の達〕(中路文書 121)

牧岩銅山調書(中路文書 126)

御奉公差出 天保13年5月29日(中路文書 128)

御奉公差出 天保11年5月29日(中路文書 129)

山王御社参之図(中路文書 130)

観理院之図(中路文書 131)

観理院(中路文書 132)

〔嘉永元年四月朔日月次御登城退出より直に観理院へ被為入候節の作法及び図〕(中路文書 133)

芝神明社新図(中路文書 134)

増上寺御宿坊之図(中路文書 135)

烏森稲荷社図式(中路文書 136)

三田八幡宮之図式(中路文書 137)

妙解寺惣御廟之図(中路文書 138)

妙解寺御法事之図(中路文書 139)

妙解寺之図(中路文書 140)

〔妙解寺之図〕(中路文書 141)

妙解寺御廟之図(中路文書 142)

妙解寺惣御廟之図(中路文書 143)

〔妙解寺御廟之図〕(中路文書 144)

泰勝寺御廟之図(中路文書 145) 安惟新/写

泰勝寺御廟絵図(中路文書 146)

泰勝寺御法事之図(中路文書 147)

〔泰勝寺御法事之節〕(中路文書 148)

泰勝寺御居間之図(中路文書 149)

泰勝寺御惣廟之図(中路文書 150) 安惟新/写 

泰勝寺住職被仰付候控(中路文書 151)

御手数之順〔頓写之節〕(中路文書 152)

神護寺図(中路文書 153)

神護寺図(中路文書 153)   ???

〔神護寺江御出所被下候節之図〕(中路文書 155)

文久4年5月2日神護寺御宮御社参略図(中路文書 156)

鐘之段之図(中路文書 157) 中路新之丞/写

書付〔文久4年5月2日神護寺御宮御参拝の件〕(中路文書 158)

書付〔元治2年正月晦日神護寺御参詣の件〕(中路文書 159)

書簡 新吾より両親あて(中路文書 164)

熊本水道丁宅地并旧住家等図(中路文書 165)

〔水道丁の屋敷の書付〕(中路文書 166)

書簡 〔長女縁談の件〕 11月21日(中路文書 167)

譜代家来扶持方等之達控(中路文書 168)

譜代家来扶持方等之達控(中路文書 169)

仕上御請書物之事(中路文書 170)

御尋ニ付申上覚12月9日〔中路平之助譜代家来の素性について〕(中路文書 171)

譜代家来書付8月3日(中路文書 172)

譜代家来書付10月23日(中路文書 173)

譜代家来書付2月8日(中路文書 174)

譜代家来書付4月(中路文書 175)

〔中路新之丞譜代家来召抱えの書付〕12月23日(中路文書 176)

覚〔中路半之允譜代家来召抱候年月の控〕(中路文書 177)

〔譜代家来召抱えの書付〕12月23日 (中路文書 178)

書付〔召抱えの下女津屋賞美のこと〕(中路文書 179)

講堂之図(中路文書 181) 下林/写

天保元年晴川老江問合 漁父東川之極(中路文書 182)

称松浦氏始宗任配所に鹿島云々(中路文書 184)

書付〔御熨斗等の件〕(中路文書 185)

公方家使者応接の図(中路文書 187)

哥仙之御間■手燭之事 屯廻り御供之事他(中路文書 188)

金子受取等の件(中路文書 189)

高崎義恭係累書(中路文書 191)

 

 
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主要略系図--5

2013-07-17 10:25:06 | 史料
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波奈之丸、修復へ

2013-07-17 08:42:55 | 熊本

                                 

 現在熊本城のなかに展示してある波奈之丸が修復されることが、今日の新聞で報じられている。
                   http://kumanichi.com/news/local/main/20130716007.shtml

現在は温度・湿度の調整もないところでの展示で、色々痛みも進んでいるらしい。修復後は熊本博物館に移されて展示されるという。結構なことだ。 

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主要略系図--4

2013-07-16 15:33:31 | 史料
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車盗難?・・その顛末

2013-07-16 12:01:17 | 徒然

 警察から電話が入った。御宅の車が人様の家の前に不法に駐車して、その家の方の車の出入りが出来ないと苦情が来ているというのである。

最近私は車を替えた。古い車は奥方の友達に無償で譲ったのだが、車検まであと一月半ほどなので名義変更をしていなかったらしい。
あわてて先方に電話すると、盗まれたとあたふたしている。スーパーマーケットで買物をするために五分ばかり車から離れただけだという。帰った見たら車がないといういう訳だ。スーパーでの買い物なら専用の駐車場もあるだろうに、なんで人様の家の前に・・・・??

警察の手を煩わして本人が現場に行ってみると、車の鍵穴はこじ開けられた跡もなくどうも盗難とは考えにくいという。
何のことはない、本人が車を置いた場所を忘れたというのが結論であった。
相当の方向音痴のようだが、現場に戻ってもここに於いたという認識がなかったようだ。暑さのせいか・・・・・・・・・・・・

おばあちゃんをどこかに預けての事らしいが、置いてきぼりにして帰らないようにとお説教と相成った。

 

 

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ご先祖様はどちら様

2013-07-15 17:05:01 | 書籍・読書
     ご先祖様はどちら様
 
           新潮社

内容説明

自分って何者?ルーツ探しはこんなに面白い!じわり感動のノンフィクション。

目次

俺たち縄文人
ご近所の古代
爆発する家系図
もやもやする神様
ご先祖様はどちら様?
多すぎる「高橋」
たぎる血潮
家紋のお導き
とても遠い親戚
天皇家への道
またね、元気でね

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主要略系図--3

2013-07-15 16:01:59 | 史料
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熱中症Ⅰ度

2013-07-15 12:30:06 | 徒然

 TVを見ていたら、めまい・立ちくらみ・筋肉の引付などの症状は熱中症の初期症状(Ⅰ)だという。何・・・・・・それじゃー私は毎日熱中症だ~~。 

あまりに暑い日は、行き倒れには成りたくないから外出を控えているが、こんな症状が随分長く続いている。
立ちくらみはしょっちゅうだし、夜中にこむら返りで声も出ないような痛さで悶絶しそうになったことは度々だし・・・・・・
夜なか中クーラーは身体に宜しくなかろうと、寝る前にクーラーを切り窓を開けて扇風機をかけて寝ているが、是じゃーダメか・・・・水も夜中に二三度呑むようにしているし、塩分も十分とっているつもりなのだが !!

皆さまも十分に気を付けてお過ごしください。

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