津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

細川家家臣--高本氏

2013-11-22 10:14:59 | イベント

                         文禄元年壬辰是ヨリ先キ秀吉関白職ヲ義子秀次ニ譲リ自ラ太閤ト穪ス 太閤朝鮮征伐ヲ諸将ニ
                       命シ戦艦ヲ造リ兵粮ヲ蓄へ軍勢ヲ募リ三月朔日ヨリ先鋒ノ諸将出馬アリ 忠興モ發向ス 太閤ハ
                       廿六日京ヲ發セラレ是時朝鮮渡海及ヒ名護屋守護ノ人數共凡三十餘萬ナリ 四月十ニ三日ノ頃
                       先鋒小西行長・加藤清正ヲ初メ名護屋ヲ出舩ス 太閤モ廿四日筑前深江ニ着舩忠興ハ名護屋ノ
                       旅館水走ニ居ケルカ宰相秀信ト倶ニ壹岐國風本ノ湊ニ旅館造営ノ事ヲ勤ム 其後對馬へ渡海ス
                       ヘキトノ命アリ先驅ノ諸将ハ小西行長ヲ初メ軍功ヲ勵ミ所々ノ城ヲ屠リ都へ攻入リ清正ハ朝鮮ノ王
                       子ヲ生捕リ各威ヲ振フ 六月太閤又六萬ノ人數ヲ朝鮮へ遣ハス 是先キ二渡海ノ軍勢ノミニテハ
                       若シ明ノ援兵来ル事アラハ合戦難儀ニ及ヒ彼地王城ノ制法モ行レ難カルへシ 因テ三奉行 石田・
                               増田・大谷 
ヲモ渡海セシメントテ参列ノ人數を遣ハサル 忠興一列諸将ノ勢合テ二萬五千四百七十
                       人三組合テ六萬三千餘ナリ 忠興カ従軍ニハ興元・孝之・長岡好重・松井康之・同興之・有吉立
                       行・米田是政ヲ先トシテ都合三千五百ナリ 十七日釜山浦ニ看ス 先達テ渡海ノ諸将ハ都城ニ在
                       ル由鳴れハ今度ノ人數互ニ待合セ廿六日釜山浦ヲ發シ七月廿三日都城ニ至リ諸将ト會ス 八月
                       七日忠興王城ヨリ打出慶尚道ノ内岩山城ヲ攻ム 敵ハ李光源ト云者大将ニ數千人楯籠ル 先鋒
                       松井康之其外興元ヲ初メ各進テ砲丸ヲ飛ス 敵城門ヲ開キ出戦フ 興之衆ヲ抽テ進ミ向フ者ヲ突
                       伏セ首級ヲ獲タリ 敵叢リ進テ興之ヲ圍ムヒルマス戦テ三ケ所創ヲ被ル 松井家士松井仁平次等
                       能ク働テ興之ヲ助ク 是ヲ見テ興元・好重継テ攻寄セ自ラ敵ヲ討チ首ヲ取リ有吉立行・澤村才八
                       等モ各功アリ城兵散亂シテ城ニ入ルヲ忠興下知ヲ加へ攻入リシカハ城兵後ノ山ヨリ逃去ル 此時
                       味方ニ打取ル首千餘級城ハ火ヲ縦チ焼棄ツ 此由名護屋ニ聞へ太閤ノ感賞ニ與ル 同時慶尚道
                       仁道縣ノ領主李連宗朝鮮王ヲ奉シテ義州ニアリ其子李宗閑一城ヲ構ヘテ守リケルヲ忠興聞テ同
                       十日彼城ニ向ヒ攻ム 南條元信援兵トシテ千五百人ヲ卒シ馳加ハリ両国合テ五千人ニテ攻寄タリ
                       城中寡兵ニシテ防難ク逃出ルヲ尾撃シテ過半討取ル 李宗閑ハ元信ノ手ニ生捕ケリ 忠興所々
                       巡見シテ不堅固ナル所ヲ修補して暫ク是城ニ據ル

「細川忠興譜」にある文禄の役緒戦の記述である。加藤清正は朝鮮の王子を捕虜とし、南條元信が王族・李宗閑を捕虜とした。(父・小鴨元清においては
同人の働きによるとしている。元信は細川忠興より召し出され、細川興秋女・鍋を室としている)
細川家家臣高本家の家譜は李宗連を家祖として記載されている。宗閑の子が細川家に召し出され、「高本姓」及「家紋」を与えられた。初代慶宅である。
医を家業として仕えた。五代慶順(紫溟)は藩校時習館の三代目教授として知られる。 

   高本孝太郎  (南東22-20)     
     李連宗
     李宗閑  
朝鮮王族、文禄の役の折捕虜として日本にいたる。
    1、慶宅   医師并伽之者 百石 (於豊前小倉御侍帳)
           御児小姓并御伽衆共 百石 (肥後御入国宿割帳)
           御医師衆御伽衆御茶道衆 三百石 (真源院様御代御侍名附)
           三百石 (真源院様御代御侍免撫帳)
           御医師衆・御茶道衆 三百石 (寛文四年六月・御侍帳)
    2、慶宅
    3、玄常・友成(養子 水無瀬中納言内・加藤司権兵衛忰・玄常))
    4、玄碩  (1)二百石 御備医師外様医 屋敷・山崎
    5、慶順(養子 実・原田宗昆六男 慶蔵・敬蔵)  
             御備頭組御留守居大頭組 御儒者・助教 二百石
         
高本紫溟 名は順字は子友、慶蔵と称し後敬蔵と改む。紫溟は其号。細川侯に仕へ
                食禄二百石。世々医を業とす。其先は
朝鮮王の庶族李姓なり、幼にして
                才名あり、詩を善くす。夙に世を厭ふ心ありて、阿蘇山中に茅屋を結びて
                住し、萬松廬と云う。書を読む数年、学大に進む、明和年中藩公召して時
                習館訓導となす。是に於て決然心を翻し、出でて治教を稗補せんと思ひ、
                薮孤山を助けて教育に従事し、遂に教授職に進み、学政を管する事数十
                年、子弟を育すること甚だ多し。博学多識既に伊洛の学に深く、兼て国歌
                国文を善くす。嘗て長瀬真幸の江戸に抵役するや国文一編を贈る。
                真幸京都に留る数旬、其文図らずも、上皇の叡覧に入る。玉音あり、「図ら
                ざりき田舎此珍あらんとは」と、紫溟感拝して自ら田舎珍夫と号し印章に刻
                せり。嘗て芳野に遊び転じて松坂の本居宣長を訪ぬ。(一部略)
                氏真幸を勧めて、宣長に従ひて国典を講究せしむ。業成りて時習館一局に
                於て教授せしむ。是より始めて肥後に国典の学興り、歌道に深き人々出で
                たるは全く紫溟の功績なり。(一部略)
                文化十年十二月廿六日没す。享年七十八、本妙寺山中に葬る。
                大正五年十二月正五位を追贈せらる。

    6、安次(養子 荒木善兵衛弟)
              御鉄炮十挺頭・御中老支配 大阪御留守居 三百石内百石御足
               
 文化十年十月~   玉名郡代
    7、慶太郎(敬太郎)  旧知二百石
                
嘉永六年六月~安政元年九月(病死)奉行副役
    8、孝太郎   下津求馬組御番方二番組 二百石

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加藤家侍帳 ・6

2013-11-22 07:31:53 | イベント

      馬廻小姓組

      谷崎伊織組但馬廻与
 参百弐拾四石四斗六升                   谷崎伊織
 弐百五拾石                           岡 伊兵衛
 六拾人扶持                           鉄炮之者 弐拾人
 参百石                              別所伝左衛門
 六百六石五斗                          留田又右衛門
 五百石                              伊藤四郎右衛門
 六拾人扶持                           鉄炮之者 弐拾人 
 五百六拾五石                          谷崎権太夫
 百弐拾人扶持                          鉄炮之者 四拾人
 百五拾石                             広瀬小兵衛
 五百石                              北 与右衛門
 弐百四拾石四斗七升九合                  古橋清介
 弐百九拾八石八斗九升七合                原田久円
 百九拾八石七斗六升参合                  岡村作左衛門
 百八拾弐石八斗八升                     白石権六
 八人扶持                             高森九左衛門
 四百八拾五石壱斗六升六合                渡辺四郎兵衛
 弐百五拾石                           宮川彦左衛門
 弐百石                              中村清右衛門
 弐百五拾石                           衣笠安兵衛
 四百石                              青木四郎左衛門

     粟生一郎右衛門
 八百八拾石                           粟生一郎右衛門
 弐百参拾石四斗参升                     佐東孫右衛門
 六拾人扶持                           鉄炮之者 弐拾人
 百八拾弐石五斗                        美濃部喜兵衛
 五百石                              芳賀五右衛門
 七拾弐人扶持                          鉄炮之者 弐拾四人
 弐百五拾参石六斗七升壱合                中西左太夫
 拾人扶持                             河原林幸庵
 四百石五斗参升                        鎌田弥五右衛門
 百五拾石                             小林孫三郎
 百五拾石                             北里左馬
 弐百五拾石                           木村勘右衛門
 六百八拾壱石七斗六合                   三原十右衛門
 弐百石                              松下勘兵衛
 弐百六拾石六斗八升                     佐野半左衛門
 参百石                              左治太郎左衛門
 八人扶持                             手島与介
 六人扶持                             田尾甚兵衛
 百五拾石 親助之弐百石之内残五拾石は兄治部左衛門被下     森部藤介
 四百九拾八石八升壱合                    傍島右兵衛
 千石                                榎津加々右衛門
 弐百五拾石                           西村新右衛門
 弐百石                              西村太郎兵衛
 弐百五拾石                           高見九兵衛

     杉村弥三兵衛
 四百拾四石弐斗                        杉村弥三兵衛
 七百弐拾石                           池内左太右衛門
 百拾人扶持                           鉄炮之者 四拾人
 百七拾石                             川瀬八兵衛
 参百石                              伴 作左衛門
 弐百参拾五石九斗参升参合                須加吉兵衛
 千四百八石参斗五合                     坂川忠兵衛
 百五拾人扶持                          鉄炮之者 五拾人
 拾人扶持                             吉田忠三郎
 四百石                               奥田九右衛門
 弐百参拾石弐斗九升                     堀江忠兵衛
 弐百弐拾七石九斗弐升八合                 水野善右衛門
 五百弐拾壱石七斗壱升弐合                 松井又兵衛
 六百五拾弐石六斗九升七合                 宮田助八
 弐百参拾六石七斗七升三合                 高橋三郎四郎
 百五拾石壱升                          神谷七蔵
 四百石八升壱合                        森 助兵衛
 五百石                               栗田藤右衛門
 弐百石                               加々山太郎兵衛

     保々因幡与
 七百八拾四石                          保々因幡
 参百参石                             新 次兵衛
 参百拾五石                            平田六右衛門
 百九拾八石九斗参升七合                  越智平右衛門
 百七拾六石六斗壱升五合                  冨田惣兵衛
 百五拾石                             平田多兵衛
 百五拾六石                           古橋六太夫
 六百石  内参百石寛永弐年に加増                里 又作
 百六拾弐石五斗                        平田十太夫
 参百石                              保々甚五左衛門
 百五拾七石六斗                        小畑与右衛門
 百六拾四石八斗壱升九合                  佐治左介
 弐百五石七斗五合                       河北五郎兵衛
 六人扶持                             宮脇与次兵衛
 六人扶持                             坂巻平兵衛
 五人扶持                             安 次右衛門
 五人扶持                             武石理介
 千石                                土田清右衛門
 弐百石                              国友与兵衛
 弐百五拾石                           北村作右衛門
 弐百石                              福永四郎右衛門                                   

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加藤家侍帳 ・5

2013-11-21 16:56:15 | イベント

   前寺田久太夫与
 弐百五拾石                        墨宮伝兵衛
 百石                             伊藤四郎兵衛
 百五拾石                          多羅尾平兵衛
 弐百五拾石参斗五升参合               吉田惣左衛門
 弐百四拾壱石参斗参升五合             田中太兵衛
 弐百四石六斗六升弐合                東條三右衛門
 百六拾九石弐斗五升                  蓑浦新介
    知行高合千参百六拾五石六斗  騎馬七人 

   前丹後与
 弐千四拾八石                      三池式部
 参百六拾参石                      犬塚小左衛門
 参百五拾石                        辺春次左衛門
 参百五石弐斗七升七合                蒲池兵庫
 弐百六拾弐石四斗六升弐合             蒲池弥平太
 弐百弐拾壱石七合                   松村二郎兵衛
 弐百石                           田中善太夫
 百五拾八石七斗九升弐合              筑紫源右衛門
 百参拾四石五升四合                 橋本藤右衛門
 五人扶持                         筑紫与二郎
 五人扶持                         許斐九兵衛
 五人扶持                         土井源介
 五人扶持                         大村弥三左衛門
 四人扶持                         藤 次左衛門
 参人ぶち                         橋本七左衛門
 参人扶持                         牛島小左衛門
 参人ぶち                         盤田右衛門
 参人ぶち                         宗 藤左衛門
 参人ぶち                         原 与兵衛
 参人ぶち                         橋本小兵衛
 参人ぶち                         此美源介
 参人ぶち                         篠原太兵衛
 参人ぶち                         緒方与三左衛門
 参人ぶち                         大野三右衛門
 参人ぶち                         方保田源兵衛
 参人ぶち                         調玄又兵衛
 弐人扶持方                       金子孫左衛門
 弐人扶持                        阿波二郎兵衛
 弐人扶持方                       岡田弥太右衛門
 弐人扶持                        中島新五兵衛
 弐人扶持方                       坂井孫助
 弐人扶持                        墨岩孫右衛門
 弐人扶持方                       佐東太兵衛
 弐人扶持                        原口藤兵衛
 弐人扶持方                       原 新介
 弐人扶持                        緒方九右衛門
 弐人扶持                        海内九郎右衛門
 弐人扶持                        金子助左衛門
 弐人扶持                        城戸久三郎
 弐人扶持                        尾中助兵衛
 弐人扶持                        郡 兵右衛門
 弐人扶持                        神部弥次郎
 弐人扶持                        城戸喜平太
 弐人扶持                        大野善右衛門
 弐人扶持                        西村伝介
 弐人扶持                        緒方作右衛門
 弐人扶持                        友清新十郎
 弐人扶持                        緒方久三郎
 弐人扶持                        友清弥介
 弐人扶持                        山本忠吉
 弐人扶持                        安武少右衛門
 弐人扶持                        盤田孫三郎
 弐人扶持                        高山与右衛門
 弐人扶持                        讃井平蔵
 弐人扶持                        樋口新右衛門
 弐人扶持                        大木勝七
 弐人扶持                        笠 三介
    知行高 合四千四拾弐石九斗五升弐合 騎馬拾弐人
           外に百弐拾人扶持  かちの者四拾六人

   前津田兵部与
 百五拾六石                      安藤宗三郎
 百六拾石                        青江弥二左衛門
 弐百五拾石                      渡辺小平太
    知行高 合五百六拾六石 騎馬参人

 九拾九人扶持           忍の者拾参人
 五百五拾人扶持  新参与         鉄炮之者百八拾五人
 弐百人扶持     美部喜兵衛与     鉄炮之者百人
 百八人扶持     前大脇二郎差衛門与  鉄炮之者参拾六人
 弐百人扶持     四宮藤五郎与     鉄炮之者百人
 七拾五人扶持    前毛利勘左衛門与   鉄炮之者弐拾五人
 参拾九人扶持    前中川寿林あずかり   鉄炮之者拾参人
 百四拾六人扶持  前中村将監預り     鉄炮之者四拾八人

   自分知行高  合参万千弐百六拾八石五斗八升
   自分与力分  合壱万参千九百九拾壱石五斗七升七合
      外に    弐百参拾九人扶持  騎馬八拾九人・かちの者四拾六人
 千五百九拾九人扶持  鉄炮之者・忍之者五百九拾九人
 都合 弐拾弐万四千六百参拾六石
       内
 拾五万五千弐百九拾九石七斗参升     自身分
 六万九千参百参拾石壱斗弐升九合     与力分
      外に四百参拾弐人扶持     騎馬参百六拾五人・かち之者八拾四人
 参千七百拾七人扶持           鉄炮之者千参百参人 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松寿庵先生 第77講

2013-11-21 07:24:23 | 歴史
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沈黙は金

2013-11-21 07:23:43 | 徒然

 今朝起きたら右の肩が痛い。肩の頂部あたりに鈍痛がある。寝違えたかなと思っていたら、はたと思い出した。
過日図書館に出かけ帰宅した折、車のドアを閉めようとしたら静電気が走り、右腕を思いっきり動かして肩に激痛を受けたのだ。
腕をぐるぐる回しているうちに忘れてしまっていたのだが、多分このせいだろう。
熊本はここ数日冷え込みが強い。この寒さのせいで左ひざの痛みも有って、なんとも様に成らない。
ボヤキでもしようものなら、奥方の辛辣な言葉が返ってくるから、ひたすら耐えるのみである。
その代わり「寒い寒い」を連発しているが、「運動しなさい、散歩でもしたら」とくる。あいまいな返事でお茶を濁す。
こういう時は黙っているに限る。「沈黙は金」というではないか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊本県指定重要文化財旧細川刑部邸移築工事報告書 他

2013-11-20 09:10:39 | オークション

                                               ■熊本県指定重要文化財旧細川刑部邸移築工事報告書H8

                              熊本県指定重要文化財旧細川刑部邸移築工事報告書H8


                                            細川藩史料による 天草・島原の乱  キリシタン 天草四郎

                              細川藩史料による 天草・島原の乱  キリシタン 天草四郎


                                            細川三代 幽斎・三斎・忠利 ■藤原書店■

                                    細川三代 幽斎・三斎・忠利 ■藤原書店■ 


                                           ◆戦国好き必携◆『戦国 細川一族』 城館 武将 忠興 ガラシア

                              ◆戦国好き必携◆『戦国 細川一族』 城館 武将 忠興 ガラシア


                                            単行本 司馬遼太郎 春灯雑記

                                        単行本 司馬遼太郎 春灯雑記

                                        護貞氏の話--肥後細川家のことども (p49~134)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加藤家侍帳 ・4

2013-11-20 07:24:52 | 保存

一六千七百弐拾弐石七斗四升               加藤与左衛門
     与左衛門与力
  弐千弐百五拾石                      坂井善左衛門
  千石                              井上勘兵衛
  五百石                            安田弥右衛門
  四百弐拾六石六斗八升                 天草加左衛門
  五百石                            井上二郎兵衛
  参百石                            村田九右衛門
  弐百石                            井上勘右衛門
  弐百石                            田中善太夫
  弐百石                            井上弥八郎
  弐百石                            井上右左衛門
  百五拾石                           家城市左衛門 
  百五拾石                           須賀勘七 
  百五拾石                           福島作太夫
  百五拾石                           菅 作兵衛
  百五拾石                           増田六十郎
  百五拾石                           平野太郎右衛門
  百五拾石                           渡辺三左衛門
  百五拾石                           矢野喜兵衛
  百五拾石                           森山兵庫
  百石                              山本甚兵衛
  百石                              村田与兵衛
  百石                              野村長兵衛
  千弐拾七石五斗六升五合                稲津九郎兵衛
    自分知行高     合六千七百弐拾弐石七斗四升
    自分与力分     合八千四百五拾四石弐斗四升五合
           二口合壱萬五千百七拾六石九斗八升六合
              騎馬弐拾四人
    扶持方九拾五人扶持       鉄炮之者六拾壱人

一参千参百八拾五石壱斗五升               加藤越後守
    越後与力
  五百石                             土橋掃部
  参百石                             田辺平右衛門
  参百四拾石四斗                       中小路三右衛門
  弐百五拾石                          早水七左衛門
  弐百弐拾石                          加賀山作左衛門
  百五拾石                            原 源右衛門
  弐百五拾弐石八斗弐升八合               横田勘右衛門
  百五拾石                            後藤三五兵衛
  百弐石五斗                          小野田久左衛門
  百弐石五斗                          八木勝左衛門
  百弐拾壱石五斗九升                    堀部平七
  弐百五拾石                          堀部新右衛門
  百八拾石                            坂井五郎兵衛
  弐百石                             後藤九郎兵衛
  百五拾石                            粟生平太夫
    自身知行高          合参千参百八拾五石壱斗五升
    自身与力高・騎馬拾五人    合参千弐百七拾弐石八斗壱升八合
                 二口合六千六百六拾弐石九斗六升八合 

一弐千弐拾七石四斗九升                   下津棒庵

一弐千六百参拾九石弐斗                   加藤平左衛門
    平左衛門与力
 弐百九拾壱石弐斗参升                   勝見理兵衛
 弐百石                             柏原茂介
 拾九人扶持                          木原新兵衛
 拾九人扶持                          篠原加左衛門
 拾九人扶持                          島 九右衛門
 拾八人扶持                          田坂善左衛門
 拾八人扶持                          篠原七郎右衛門
 拾八人扶持                          高田与三右衛門
 八人扶持                            野村三右衛門
    自身知行高          合弐千六百参拾九石弐斗
    自身与力高・騎馬拾五人    合四百九拾壱石弐斗参升
    扶持方百九拾人扶持       騎馬九人
    九拾人扶持             鉄炮之者参拾人

一千五百石                           長屋左衛門
一九百七拾六石六斗                     田寺久五郎
  九拾八石六斗弐升八合 久五郎与力           山川藤右衛門
一千四百八拾六石九斗九升                木下平三郎
一千百四拾八石壱斗五合                  野尻久左衛門
一千百五拾弐石四斗六升八合               吉弘加兵衛

一千九百参拾弐石壱斗五升                中村権八
    権八与力
  百石                              岡田少右衛門
  弐百石                            松本久左衛門
  弐百四拾参石七斗弐升九合              成田長左衛門
  弐百参拾九石弐斗八升三合              村瀬重左衛門
  弐百石                            堀 茂兵衛
     自身知行高          合千九百参拾弐石壱斗五升 
     自身与力高・騎馬五人     合九百八拾参石壱斗弐升
                  二口合弐千九百拾五石壱斗六升弐合

一弐千石                            福島豊前守
一参千弐百七石参斗                    鎌田儀左衛門
一千九百八拾七石七斗七升                田中左兵衛
一千五百八石弐斗                      柴田半左衛門
一千弐百六拾参石弐斗弐升                佐々平之允
一参千石                            多賀三郎兵衛
 

   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

江戸大名のお引っ越し

2013-11-19 10:53:55 | 書籍・読書
   江戸大名のお引っ越し (新人物ブックス)
 
       新人物往来社

「江戸大名のお引っ越し」とあるが、これは改易や転封に伴う大名の封地替えを取り上げている。
徳川幕政を通じて大名の改易は225件に及ぶとされるから驚きである。通常転封に於いても、忠利室保寿院の実家・豊前小笠原氏の一族である小笠原忠知家(小笠原忠眞弟)などは、杵築→三河吉田→岩槻→遠州掛川→陸奥棚倉→肥前唐津と回を重ねているが、これらがどういう意味を持つものなのか興味ある処だが、残念ながらこれらについては取り上げられていなかった。本多家等は10回に及ぶというから費用の負担も莫大な物であったろう。 

第一章第一節に加藤家改易に伴う細川家移封が取り上げられている。大日本近世史料「細川家史料」をもとに、その間の経緯がまとめられており、誠に有り難い。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

有馬陣戦死各霊之墳

2013-11-19 09:14:05 | 熊本

川尻御船手のことを調べようと思い「川尻町史」を読んでいたら、「有馬役戦死者記念碑造立旨趣書」が掲載されていた。一万数千の人々がこの川尻の地から戦場に赴き、或いは戦死し或いは傷ついて帰ってきたのである。明治二十年その有馬戦役から二百五十年の忌を迎えるに当たり「有馬役戦死者記念碑造立」の機運が生じたのである。発起人として筆頭に安國寺住職・荘林省我氏があり、戦死者遺族四名の名があった。その最初に猿木宗那の名前を見付けて驚いてしまった。三十数年起居を共にした母方の祖母の父である。ほかに猿木姓二名の名前もあった。

熊本市横手の安國寺に四つの戦難において亡くなられた方々の供養の碑が建てられている。

     ■有馬陣戦死各霊之墳
     ■上総沖溺死者供養塔
     ■小倉陣戦死者供養塔
     ■東国戦死之碑

安國寺をお尋ねすると必ず手を合わせているこれらの碑だが、まさか曾祖父が発起人であるとは知らなかった。

     夫れ古昔の事蹟を保って之を後世に遺すは後人に對するの義務にして今時に湮浸せる跡を尋ねて以て先人を顕すは先祖に對するの誠心なり、
     今我等は先祖に對し後人に對し、我等の成すへき義務をなし以て我等の誠心を盡さんとしてその擧を陳して同体同志の方々へ稟する所あらん
     とす。

この様な書き出しで始まる旨趣書をよむと、宗那じいの切なる想いが胸をつく。
 ■上総沖溺死者供養塔(ハーマン号沈没事件) ■小倉陣戦死者供養塔 ■東国戦死之碑などについても、その建立については同様の思いがあっての事であったろう。毎年七月六日安國寺に於いては、細川家の思召によって法要が営まれている。今では出席される方も少なくなったとお聞きする。
今自らがこの世に存在する意味を考え、先祖に対する崇敬の念を深くしなければならない。
 


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

泰寶丸

2013-11-18 17:27:37 | 保存

 
                                    川尻御船手に在ったとされる泰寶丸(川尻町史から転載)

                     泰寶丸は藩主の参勤の際は、藩主の出発に先立ち川尻を発って玄界灘から豊前鶴崎に廻航されたという。

                        屋んれ日から能、よものどかにゑんきょくエイ、御舟卸のおいわいをエイ、そなへて御船をかさりたて、
                        聲を揃へてよいちょうしよいちょうし、はづみのちょうしはよいちょうし、ヨイヤ/\、えんをやんや、よい
                        よいさと、いさんでおろしたる、しんぞ御座船ろひょうしを、揃へてかおてやりましょうの、よの御舟にや
                        灘よりしやな、うれし・・・・・・・・・・・・                 (川尻の御舟歌) 

                     

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加賀殿の生母

2013-11-18 11:30:09 | 歴史

 来年の大河ドラマ「黒田官兵衛」はどのような筋立てに成るのか少なからず興味を持っている。当然のことながら豊前の国主と成る処までは描かれるであろうが、慶長五年の石垣原戦あたりは「はずれ」かもしれない。有岡城から救出されることなどは当然だろうが、加藤(伊丹)重徳を誰が演ずるのかもちょっと興味深い。

加藤重徳のご子孫、加藤睦子氏の著「御文参らせ候」を読んでいるが、ここに添付してある一族の系図に注目している。
当ブログでも重徳の妹が細川幽齋の側室であるとされることはすでに御紹介した。細川家の先代当主・護貞様は、幽齋公の御子の御一人は養子(女)であることを発言されていた。側室の子だという含みがあったように記憶するが、私は「加賀殿」ではないかと推測していた。「御文参らせ候」ではまさしくそのように紹介されていた。出典を知りたいところである。

加賀殿は木下右衛門大夫延俊室である。御子はニ男(夭折)三女であり、後の木下家に幽齋公のDNAは繋がっていない。
それにしても幽齋公と伊丹康勝女(重徳・妹)の出合が何処であったのか・・・・・細川家の資料にまったく登場しないこの女性も誠に謎めいた存在ではある。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松寿庵先生 第76講

2013-11-17 10:16:47 | 歴史
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「八代城跡群」が国史跡指定へ 文化審が答申

2013-11-17 09:29:14 | 熊本

国の文化審議会は15日、中・近世に八代市の球磨川河口域に築かれた古麓[ふるふもと]城跡麦島城跡八代城跡の「八代城跡群[しろあとぐん]」を国史跡に指定するよう、下村博文文部科学相に答申した。複数の城跡群を一括指定するのは県内初で、来年春に指定される見通し。(熊日コムから)

                                     

細川藩政時代は細川三齋の隠居城として、三齋没後は三卿筆頭家老の松井家の居城となった八代城は、殿舎や櫓などは失われているがその石垣などは優美な佇まいを今でも残している。古麓城や麦島城とあわせて城跡群として指定されることは、大変結構なことである。また注目されることであろう。
そしてお城再建の機運が再び燃え上がることを期待したい。 

            古麓城     http://www.city.yatsushiro.kumamoto.jp/ar/article_view.phtml?id=16741
            麦島城     http://www.city.yatsushiro.kumamoto.jp/ar/article_view.phtml?id=16739

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月史談会例会終了

2013-11-16 21:32:43 | 熊本史談会

 10:00~12:00まで史談会の11月例会、今回は私の担当で「銀臺拾遺(肥藩落穂集)」を取り上げてご説明する。1.5時間では時間がたらず随分端折って終了、跡は皆さまで復習をしていただくようにお願いをして続きはなしとした。その後出席会員の皆様にそれぞれ近況やトピックをお話しいただいた。

近くのホテルでいつものように昼食、その後Dr.T先生とN君と三人、西の武蔵塚を訪ねる。また素晴らしい庭園が残る島崎のY氏邸あとを拝見、島田美術館を訪ね心地よい風が吹き抜けるテラスでコーヒーをいただき、帰り道には「陣橋」から二ノ丸の石垣下の細道を通って帰途に就く。

自分の担当を終えての安心感と、「探訪はいいですねー」という若いN君の言葉に合点しながら、よい一日を過ごしたことを実感している。
来月は忘年会をすることにしているが、この御世話がまた一苦労しそうである。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加藤家侍帳 ・3

2013-11-16 07:39:05 | 保存

  ■ 参番

一壱萬拾壱石七斗壱升                          下川又左衛門
      又左衛門与力
  百七拾壱石八斗四合                          栗生宇右衛門
  弐百五拾六石八斗五升五合                     栖本又七
  十人扶持                                  福武玄佐
  四百拾参石                                安留重右衛門
  弐百八拾壱石                               寺内次郎右衛門
  百八拾四石六斗八升壱合                       桜木才兵衛
  弐百四拾五石四斗弐升壱合                     上津浦六左衛門
  百五拾壱石九斗参升参合                       石垣二郎右衛門
  百五拾四石参斗壱升参合                       阿部七郎兵衛
  百弐拾弐石壱斗参升八合                       余戸田孫右衛門
  百七拾六石弐斗参升                          西 四郎兵衛
  弐百拾四石壱斗四升九合                       平尾源右衛門
  百八拾石                                  伊藤小左衛門
      知行高与力分・騎馬拾参人        合弐千五百五拾壱石四斗九升五合
      自分・与力             二口合壱萬弐千五百六拾参石弐斗


一千七百参拾参石参升                           平野角太夫
      角太夫与力
  参百九拾六石八升六合                        和気清右衛門
  百九拾八石参斗八升四合                       今川与兵衛
  百九拾八石参斗八升四合                       服部半左衛門
  百九拾八石参斗八升四合                       栗生八太夫
  百拾七石四斗弐升六合                        三宅加兵衛
   百五拾石                                  結城喜太郎
  百五拾参石七斗六升                          軽部市兵衛
  百拾六石四斗六升                           五十嵐甚五郎
  百九拾八」石参斗八升四合                      福田二郎右衛門
      知行高与力分・騎馬弐拾人        合千七百弐拾七石壱斗六升八合
      自分・与力             二口合参千四百六拾石弐斗九升八合

一千六百石                                  小野作兵衛
  九拾人扶持           鉄炮者之参拾人
一千百壱石五斗                               佐々備前守
  六拾人扶持           鉄炮者之弐拾人
一九百七拾七石五斗                            貴田玄蕃
  百弐拾人扶持         鉄炮之者四拾人
一弐千拾六石参斗参升                           粟屋平右衛門
一参千弐百弐拾七石七斗九升                     成田弥兵衛
一参千参石弐斗   内千石は元和七年に加増         生駒式部少輔
一弐千弐石壱斗弐升                           武藤内膳
一千五石五斗参升                             木造右京
      自分知行高                合弐萬六百七拾八石七斗壱升
      与力知行高                合四千弐百七拾八石七斗六升参合
      自分与力共に              弐合参萬九百五拾七石四斗七升参合
       外に拾人扶持      騎馬参拾弐人
     扶持方弐百七拾人扶持     鉄炮之者九拾人 

   組迦
一壱萬拾六石七斗五升  内九千三百五拾八石は元和六年に加増      加藤右馬允
       右馬允与力
  六百石                                   村 半允
  四百石                                   鈴江助右衛門
  五拾人扶持               鉄炮之者拾九人
  弐百五拾石                                 村 半右衛門
  百八拾石                                  安田三郎右衛門
  百七拾五石参斗五升八合                       中山利右衛門
  弐百拾石                                  蓑浦平介
  百弐拾石                                 西 五介
  弐百石                                  村 平兵衛
  弐百弐拾石                               三木清八
  参百石                                  清水右近
  百五拾石                                 津川茂兵衛
  弐千七拾九石八斗八升四合                    松浦筑後
  六百石                                  鳥飼権右衛門
  四百六拾四石四斗                          塩見甚左衛門
  五百石                                  六車孫右衛門
  参百六石参斗五升                          長野久兵衛
  五拾七人扶持                         久兵衛与鉄炮之者 拾九人 
  弐百石                                  清久半介
  弐百石                                  上津屋掃部 
  弐百石                                  松本六左衛門
  弐百石                                  片岡喜内 
  弐百石                                  六車喜介 
  百石                                    岩本新左衛門
  五百石                                  天草新介 
  弐百石                                  天草喜右衛門 
  弐百五拾石                               川崎作允
  百五拾石                                 宮川源太夫
  百五拾石                                 穂積兵大夫
  百五拾石                                 中村宇右衛門
  百五拾石                                 木村左兵衛
  百五拾石                                 高岡兵太
  百五拾石                                 岡 四方介
  弐百石                                  嘉悦九介
  四百弐拾石                               志島勝介
  百五拾石                                 天草市蔵
  百七拾参石七斗                            服部新兵衛
  百六拾四石八斗                            奥田五右衛門
  百八拾石                                 高畠角内
  参百五拾石                               吉村勘太夫
  三百五拾石                               木田平右衛門
  参百石                                  津川勘右衛門
  百四拾石六斗                              吉岡又兵衛
  百五拾石                                 島 六太夫
  百六拾石                                 奥村忠右衛門
  弐百石                                  小島九郎右衛門
  弐百六石八斗九升弐合                       尾関甚右衛門
  弐百石                                  平川権兵衛
  弐百石                                  近藤七左衛門
  弐百石                                  竹田甚左衛門
  百参拾弐石弐斗五升                         長崎又右衛門
  弐百石                                  東条茂介
  弐百石                                  近藤伝右衛門
  弐百石                                  久米五左衛門 
  五百拾石                                安田孫兵衛
  百参拾壱石弐斗                           此美半左衛門
  百参拾壱石弐斗                           土井彦兵衛
  弐百八拾五石九斗五升六合                   高畠藤九郎
  百五石八斗弐升                           和田久介
  弐百弐拾六石九斗五升四合                   原 又之允
  百弐拾九石九斗弐升                        大西九太夫
  弐百五拾石                              筑紫八右衛門
  百四拾石壱斗九升参合                      城戸市兵衛
  百弐拾石                                牛原加兵衛
  百弐拾石                                城戸又右衛門
  百四拾石                                大窪源左衛門
  百弐拾石                                大津留太左衛門
  百弐拾石                                本木原右衛門
  百弐拾石                                此美二郎介
  百弐拾石                                涓 春 斎
  百弐拾石                                吉田又右衛門
  百五拾壱石六斗八升                        石島喜介
  百弐拾石                                清原吉兵衛
  五百拾八石壱斗参升九合                     矢部七郎左衛門
  弐百四拾弐石壱斗四升参合                   筑紫小市郎
  弐百拾壱石八升四合                        中山孫右衛門
  百七拾参石参斗四升六合                     安井又兵衛
  百参拾七石弐斗七升六合                     木山六兵衛
  百六石九斗参升弐合                        谷江太郎吉
  百四拾石                                神部又助
  百参拾石                                宗 与兵衛
  百参拾石                                木村惣右衛門
  百参拾四石弐斗七升四合                     渋谷木三郎
  百拾九国参斗弐升七合                       筒井市左衛門
  百六拾七石六斗八升八合                     高原新兵衛
  百参拾石                                横尾又兵衛
  百参拾石                                山田助右衛門
  百弐拾石                                神部七左衛門
  百弐拾石                                弥永源左衛門
  百参拾石                                中山二郎右衛門
  百弐拾石                                金屋市蔵
  弐百参拾石五斗五合                        宗 小兵衛
  百弐拾石                                赤星伊豆
  百弐拾石                                今村杢左衛門
  百弐拾石                                喜多村勘兵衛
  百参拾石                                佐野四郎左衛門
  百参拾石                                仲 利兵衛
  百弐拾石                                鎌田五郎太夫
  七百参石八斗五升壱合                       筑紫四郎右衛門
  百五拾石                                長田弥左衛門
  弐百石                                  屋山新左衛門
  弐百石                                  佐山六郎右衛門
  五人扶持                                清原忠左衛門
   同                                    仲 又右衛門
   同                                    東 勝右衛門
   同                                    月足助左衛門
   同                                    石川藤右衛門
  参人扶持                                大石民部左衛門
   同                                    神部善左衛門
   同                                    下川忠兵衛
   同                                    大石弥左衛門
   同                                    土井十五郎
   同                                    城戸久七
   同                                    安河内六郎左衛門
   同                                    寺崎仁助
   同                                    松木四郎兵衛
   同                                    横尾久八
   同                                    松木三右衛門
   同                                    宗 孫右衛門
   同                                    柴田彦二郎
   同                                    坂田甚左衛門
   同                                    窪山甚左衛門
   同                                    土井七兵衛
   同                                    宗 六左衛門
   同                                    陣内源右衛門
   同                                    佐野左右衛門
   同                                    弓削新右衛門
   同                                    佐々淵孫作
   同                                    坂井久作
   同                                    久光善内
   同                                    中野喜助
   同                                    友清権右衛門
   同                                    喜島作兵衛
   同                                    大窪九郎右衛門
   同                                    原 九兵衛
   同                                    藤 与兵衛
   同                                    内山勘解由
   同                                    内山五郎右衛門
   同                                    内山伝助
   同                                    此美三郎左衛門
   同                                    此美彦兵衛
   同                                    此美六右衛門
   同                                    山口与右衛門
   同                                    寺崎弥太
   同                                    井上作右衛門
   同                                    有久新左衛門
   同                                    馬場次郎左衛門
   同                                    森 助之允
   同                                    南 勝兵衛
   同                                    栗原三右衛門
   同                                    栗原喜兵衛
   同                                    北 三吉
   同                                    鬼塚平右衛門
   同                                    梅野七右衛門
   同                                    太田半右衛門
   同                                    池部久七郎
   同                                    帆足清左衛門
   同                                    井上助左衛門
       知行高自身分          合弐萬拾六石七斗五升
       知行高与力分          合弐萬弐千九百七石九斗弐升八合
                    二口合四万弐千九百弐拾四石六斗七合八合
              外に百七拾八人扶持           騎馬百八人
  扶持方百拾四人扶持                 鉄炮之者参拾八人

   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする