国の文化審議会は15日、中・近世に八代市の球磨川河口域に築かれた古麓[ふるふもと]城跡と麦島城跡、八代城跡の「八代城跡群[しろあとぐん]」を国史跡に指定するよう、下村博文文部科学相に答申した。複数の城跡群を一括指定するのは県内初で、来年春に指定される見通し。(熊日コムから)
細川藩政時代は細川三齋の隠居城として、三齋没後は三卿筆頭家老の松井家の居城となった八代城は、殿舎や櫓などは失われているがその石垣などは優美な佇まいを今でも残している。古麓城や麦島城とあわせて城跡群として指定されることは、大変結構なことである。また注目されることであろう。
そしてお城再建の機運が再び燃え上がることを期待したい。
古麓城 http://www.city.yatsushiro.kumamoto.jp/ar/article_view.phtml?id=16741
麦島城 http://www.city.yatsushiro.kumamoto.jp/ar/article_view.phtml?id=16739