スティーヴ・ノブル+クリストファー・ベール・アルバーツ『Coldest Second Yesterday』(clean feed、2015年)を聴く。
Steve Noble (ds)
Kristoffer Barre Alberts (ts)
clean feedレーベルの盤はフリー系の出会いの宝庫なのだが、それは、知らない人がよく出てくるということである。そんなわけで放置しているうちに、少数であっても残ってしまうのか、アウトレットのワゴンに何気なく入っていたりする。これもその1枚。
このクリストファー・ベール・アルバーツというテナー奏者もはじめて聴くのだが、またずいぶん個性的な音を出す人である。ブキョーギキョーなんて異音が入りまくり、それでいてふと我に帰ると音のコアもあって、面白い。スティーヴ・ノブルの地響きのような轟音に相対していて、きっと吹き終わったら酸欠でくらくらしているに違いない。
●スティーヴ・ノブル
ユリエ・ケア3、リーマ@スーパーデラックス(2017年)
ジョン・ダイクマン+スティーヴ・ノブル+ダーク・シリーズ『Obscure Fluctuations』(2015年)
ロル・コクスヒル+ジョン・エドワーズ+スティーヴ・ノブル『The Early Years』(2004年)