「2014読了」27冊目 ★★
『座右の銘』(森村誠一 ハルキ文庫)
著名な推理作家であるが、作品は読んだことがない。
ただ『写真俳句のすすめ』という文庫は読んだ記憶があった。
感想メモを残していた。
それから、関係ない話題だが、遠い昔に新幹線の中でこの作家を見かけたことがある。
「おっ、森村誠一だ」と著書も読んでいないのに思ったのは、結構マスコミに露出しているからだろう。
もちろんかの『人間の証明』の原作者であることは知っている。
この本は、著者の多方面への博学ぶりを示している。
私も結構「座右の銘」好き?で、名句・名言の類は目にしているつもりだが、様々なジャンルから構成されていて、目にしていた言葉は三分の一ぐらいだろうか。
まえがきに著者はこう記している。
人生のキーワードにはエネルギーがなければならない。そのエネルギーがよくも悪くも人間のエネルギーとなるのである。
数多くの名言・名句に内蔵されているエネルギーを、人はどんなふうに発見できるのか、という問題になるだろう。
限りなく偶然性の高い、邂逅のようなものにも思える。
しかし、どちらかと言えば、自信満々である状態ではめぐり逢う要素は低いと考えられる。
悩んだり弱くなったりしている心が言葉を求め、そこにエネルギーを見い出すからこそ、それを座右に置くと決めるのであろう。
さて、いつも心の弱い自分は、いろいろ探し回ってるが、エネルギーを見出すところまでいっているのか…。
あるいは、座右の銘があまりにありすぎて、整理できずにてんてこ舞いなのか。
この本を読んでも、ぐっとくるものは少なくない。
あえて、一つ挙げれば、冒頭にある『新定源平盛衰記』の一文が心に残る。
時の花をかざしの花にせよ
自分の「かざし」は何かを考えたりする。
さて、もう一つ、これもある意味座右の銘にしたい話がある。。
別の本で読んだことである。
あの「ガッツ石松伝説」の一つであろう。
ガッツが「座右の銘は?」と問われて「1.5」と答えた。
(ぱっと笑えなかった人のために…「ザユウのメイは→サユウのメは」)
『座右の銘』(森村誠一 ハルキ文庫)
著名な推理作家であるが、作品は読んだことがない。
ただ『写真俳句のすすめ』という文庫は読んだ記憶があった。
感想メモを残していた。
それから、関係ない話題だが、遠い昔に新幹線の中でこの作家を見かけたことがある。
「おっ、森村誠一だ」と著書も読んでいないのに思ったのは、結構マスコミに露出しているからだろう。
もちろんかの『人間の証明』の原作者であることは知っている。
この本は、著者の多方面への博学ぶりを示している。
私も結構「座右の銘」好き?で、名句・名言の類は目にしているつもりだが、様々なジャンルから構成されていて、目にしていた言葉は三分の一ぐらいだろうか。
まえがきに著者はこう記している。
人生のキーワードにはエネルギーがなければならない。そのエネルギーがよくも悪くも人間のエネルギーとなるのである。
数多くの名言・名句に内蔵されているエネルギーを、人はどんなふうに発見できるのか、という問題になるだろう。
限りなく偶然性の高い、邂逅のようなものにも思える。
しかし、どちらかと言えば、自信満々である状態ではめぐり逢う要素は低いと考えられる。
悩んだり弱くなったりしている心が言葉を求め、そこにエネルギーを見い出すからこそ、それを座右に置くと決めるのであろう。
さて、いつも心の弱い自分は、いろいろ探し回ってるが、エネルギーを見出すところまでいっているのか…。
あるいは、座右の銘があまりにありすぎて、整理できずにてんてこ舞いなのか。
この本を読んでも、ぐっとくるものは少なくない。
あえて、一つ挙げれば、冒頭にある『新定源平盛衰記』の一文が心に残る。
時の花をかざしの花にせよ
自分の「かざし」は何かを考えたりする。
さて、もう一つ、これもある意味座右の銘にしたい話がある。。
別の本で読んだことである。
あの「ガッツ石松伝説」の一つであろう。
ガッツが「座右の銘は?」と問われて「1.5」と答えた。
(ぱっと笑えなかった人のために…「ザユウのメイは→サユウのメは」)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます