『波』8月号(新潮社)の表紙が良かった。
ヨシタケワールド全開!
そうだよ、人間ってそんなものだよ。
でも今の世の中は、それだけじゃね…と言いたくなるのも自然だ。
そこから一歩突っ込んで、では何のためって考えた時、結局「欲まみれ」の自分が顔を出す。
とにかく、前作も良かったし、またヨシタケの新作を買わなくては…。
谷川俊太郎の新刊紹介があった。作家の朝吹真理子が書評を書いている。
詩集のタイトルは、「ベージュ」で、著者の年齢は米寿。
ちょっと笑えた。当然、その重なりをねらったタイトルなんだろうが、解説はこう続く。
ベージュは染めていない羊毛の色だ。その生成りは、「裸のことば」にも呼応している気がした。
なるほど。「ベージュ」を改めて辞書で調べる。
国語系では「明るい薄茶色。らくだ色」などとなっているが、ブリタニカの百科事典の記述が面白い。文末表現がこうなっている。
明るい灰色がかった黄橙系の色で、色相、明暗ともかなり包括的である。
「包括的」…すべてを包み込む、そうかあ。ベージュはそういう色、そして米寿はそういうお年頃ということか。まだ自分には少し遠いけど。
どんなコトバが並んでいるか、楽しみだ。
ヨシタケワールド全開!
そうだよ、人間ってそんなものだよ。
でも今の世の中は、それだけじゃね…と言いたくなるのも自然だ。
そこから一歩突っ込んで、では何のためって考えた時、結局「欲まみれ」の自分が顔を出す。
とにかく、前作も良かったし、またヨシタケの新作を買わなくては…。
谷川俊太郎の新刊紹介があった。作家の朝吹真理子が書評を書いている。
詩集のタイトルは、「ベージュ」で、著者の年齢は米寿。
ちょっと笑えた。当然、その重なりをねらったタイトルなんだろうが、解説はこう続く。
ベージュは染めていない羊毛の色だ。その生成りは、「裸のことば」にも呼応している気がした。
なるほど。「ベージュ」を改めて辞書で調べる。
国語系では「明るい薄茶色。らくだ色」などとなっているが、ブリタニカの百科事典の記述が面白い。文末表現がこうなっている。
明るい灰色がかった黄橙系の色で、色相、明暗ともかなり包括的である。
「包括的」…すべてを包み込む、そうかあ。ベージュはそういう色、そして米寿はそういうお年頃ということか。まだ自分には少し遠いけど。
どんなコトバが並んでいるか、楽しみだ。