物騒な?タイトルだが、あとがきで本人が書いてる通り内容はタイトルとはかけ離れている。なので「2ch」の内情暴露とか内輪話とか、そういうネタを読みたい人は本書を読んではいけない。
では本書自体読んではいけないのかと言うとそんなことはなく、実にマトモな話をしているので是非読んだら良いのではと思うんだなコレが。2ch論じゃない、メディア論がきちんと展開されている。やはり既存メディアの存在理由(もしくは存在価値)あたりの持論展開が面白い。全面的に賛成はしないしその必要もないけれど、テレビ好きの人はこういう意見もあるって知って欲しい。
「ひろゆき」って人物については「2chのヒト」と「裁判で負けたのにカネ払わないヒト」という事しかしらず、後者からとても印象が悪いのだけれど、そうした先入観はさておいて本書を読んだのは正解だった。
ただ、「だから今後どうなる」って解が本書にあるワケじゃなし、今後我々はどうメディアと付き合って行くべきかなんて示唆があるわけでもない。そこは結局、受け手たる自分たちで考えるべきことで、その「受け手」という表現すら今後はどうかな?「受け手であり送り手でもある」になるかもしれないよね?とか思うのだった。
2011年1月13日 通勤電車車中にて読了
では本書自体読んではいけないのかと言うとそんなことはなく、実にマトモな話をしているので是非読んだら良いのではと思うんだなコレが。2ch論じゃない、メディア論がきちんと展開されている。やはり既存メディアの存在理由(もしくは存在価値)あたりの持論展開が面白い。全面的に賛成はしないしその必要もないけれど、テレビ好きの人はこういう意見もあるって知って欲しい。
「ひろゆき」って人物については「2chのヒト」と「裁判で負けたのにカネ払わないヒト」という事しかしらず、後者からとても印象が悪いのだけれど、そうした先入観はさておいて本書を読んだのは正解だった。
ただ、「だから今後どうなる」って解が本書にあるワケじゃなし、今後我々はどうメディアと付き合って行くべきかなんて示唆があるわけでもない。そこは結局、受け手たる自分たちで考えるべきことで、その「受け手」という表現すら今後はどうかな?「受け手であり送り手でもある」になるかもしれないよね?とか思うのだった。
2011年1月13日 通勤電車車中にて読了