行きの飛行機だけでブログを別建てにしてしまったけど、今回の目的地は「神の島」久高島。この時期の沖縄は雨も多く、もちろん海遊びって陽気にはまだ早い。1泊2日なのであまり時間もなく、座間味諸島でホテールウォッチングするか北部へ桜を見に行くか迷ったのだけど、「沖縄の離島つぶし」をすることにした。
那覇バスターミナルから1時間ちょっと、バスと船便の接続が悪く1時間半待ちだがそれもまた楽し、のんびりした時間に身体が馴染んでゆく。ケータイミュージックのアコギやサックスが絶好のBGM。そこから高速船で15分。周囲8kmほどの島はシーズンオフともあってとても静かだった。
レンタサイクルもあるけれど、日没までの数時間、BGMを止めて自分の足で歩いてみた。未舗装の砂道、ジャリジャリ言う自分の足音。風にざわつく林の音、鳥の声しか聞こえない。あ、防風林の向こうから波の音も。そしてたまに出会う、畑仕事をしてる島の人たちとの「こんにちはぁ」の声。(写真)
寺院でも神社でもない自然崇拝的な信仰、ニライカナイに近い島。神事を司るのは女性、その場所は「何人たりとも立入禁止」と明確に札の立つ森。鈍感な自分に「生物でない何者かの存在」を感じることはできなかったけれど、人工でない様々な音を聞いて、何となく畏れる気分にだけはなった。耳が澄んでゆく夜。
久高島宿泊交流館泊
那覇バスターミナルから1時間ちょっと、バスと船便の接続が悪く1時間半待ちだがそれもまた楽し、のんびりした時間に身体が馴染んでゆく。ケータイミュージックのアコギやサックスが絶好のBGM。そこから高速船で15分。周囲8kmほどの島はシーズンオフともあってとても静かだった。
レンタサイクルもあるけれど、日没までの数時間、BGMを止めて自分の足で歩いてみた。未舗装の砂道、ジャリジャリ言う自分の足音。風にざわつく林の音、鳥の声しか聞こえない。あ、防風林の向こうから波の音も。そしてたまに出会う、畑仕事をしてる島の人たちとの「こんにちはぁ」の声。(写真)
寺院でも神社でもない自然崇拝的な信仰、ニライカナイに近い島。神事を司るのは女性、その場所は「何人たりとも立入禁止」と明確に札の立つ森。鈍感な自分に「生物でない何者かの存在」を感じることはできなかったけれど、人工でない様々な音を聞いて、何となく畏れる気分にだけはなった。耳が澄んでゆく夜。
久高島宿泊交流館泊