夜の待合せまで時間があったので銀座まで足をのばし、写真展をみてきた。
題材は東京各所の風景や光景、朝も昼も黄昏時も、そして夜も。風景や光景なので人物は映っているが主役ではない。そこがまず気に入った。次に構図、こういう所だったら自分はどう切り取って写し込むか、こうした写真を拝見するときはいつも考えながら見ているが今日の写真群は実に自分の好みにピタリの切り取り方、それが2つめに気に入った点。そして「アウトライン」というタイトルの通り、写っている個々の詳細は少しずつ変わっているが全体の様子は人々が「変わっている」とイメージするほどには変わっていないのではないかというご本人の展示会あいさつ文。「木を見て森を見ず」の対極だね、とてもインパクトある言葉だった。(僭越な書き方で申し訳ありません)
例によってご本人が会場にいらっしゃったので、題材の選び方や一部の写真の撮影データなどについて話を伺った。全部デジカメ撮影で調整かけてるとのことだったが、面白かったのは「デジカメでも結構バグ(データの乱れ)があって、500倍くらいで見始めると気になって…」というお話。キリがないし見落とすこともあるしとおっしゃっていたが、作品に強い拘りを持つ、ある意味で完璧主義者的な性格が垣間見えた。
今年初めての写真展、良いものをみた。今年もいろいろ見て、自分でもいろいろ考えて、コンパクトデジカメのスナップに活かして行こう。
2011年1月12日 銀座ニコンサロンにて鑑賞
題材は東京各所の風景や光景、朝も昼も黄昏時も、そして夜も。風景や光景なので人物は映っているが主役ではない。そこがまず気に入った。次に構図、こういう所だったら自分はどう切り取って写し込むか、こうした写真を拝見するときはいつも考えながら見ているが今日の写真群は実に自分の好みにピタリの切り取り方、それが2つめに気に入った点。そして「アウトライン」というタイトルの通り、写っている個々の詳細は少しずつ変わっているが全体の様子は人々が「変わっている」とイメージするほどには変わっていないのではないかというご本人の展示会あいさつ文。「木を見て森を見ず」の対極だね、とてもインパクトある言葉だった。(僭越な書き方で申し訳ありません)
例によってご本人が会場にいらっしゃったので、題材の選び方や一部の写真の撮影データなどについて話を伺った。全部デジカメ撮影で調整かけてるとのことだったが、面白かったのは「デジカメでも結構バグ(データの乱れ)があって、500倍くらいで見始めると気になって…」というお話。キリがないし見落とすこともあるしとおっしゃっていたが、作品に強い拘りを持つ、ある意味で完璧主義者的な性格が垣間見えた。
今年初めての写真展、良いものをみた。今年もいろいろ見て、自分でもいろいろ考えて、コンパクトデジカメのスナップに活かして行こう。
2011年1月12日 銀座ニコンサロンにて鑑賞