日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2013年2月24日 【旅行】風雪ながされ旅(2)

2013-03-02 22:41:36 | 旅行・ハイク&ウォーク
 「はまなす」カーペットカーはカーペット敷き+布団で、寝るスペースは70cm幅のB寝台よりも広い気がした。登別のつぎ未明の函館で案内放送があった気がするが夢の中…青函トンネルらしいコォーッってロングレールの響きも夢か現か。そこへ案内放送「ただいまこの先で線路の除雪作業をしており、少々停車致します」「津軽今別駅でポイントが切り替わらなくなり、復旧作業中です」今度は目が覚めた。外を見ると激しく吹雪いている…ようやく動き出したが「雪のため信号の確認ができず徐行運転をしております」仕方ないよね…青森に65分延着。

 ホームにまで雪が積もり、なかなか大変な状況。とりあえず改札を出て駅前を一回り。市場は開いていたが朝ごはんに海鮮丼など喰う気はおきない。駅に戻って蕎麦。次に乗る予定の「リゾートしらかみ」は入線してきたものの「弘前駅で列車が床下に雪を抱き込み立ち往生」「板柳駅でポイントが切り替わらなくなり」と悲報が次々入る。1時間出発を見合わせた後、運休決定…もっと早く見極めてくれたらと思うが、定刻に発車して妙な途中駅で止まらなくて良かったとも思う。停車中に列車は雪まみれになっていた(写真)。前回は初代車両で夏、今回は二代目車両で冬と期待していたが仕方あるまい。

 青森から秋田へ直通のバスはない。代案その1、五能線回りでなく奥羽線の特急「かもしか」では?これもあえなく運休決定。そこで代案その2、新幹線。JR職員の誘導で4名ずつタクシーに乗車、新青森へ。タクシー代はJR持ち。乗車券は迂回特例で追加なし、特急料金は自腹。運休払い戻し分と差し引いても4,000円近い追加出費(泣)。さすが新幹線、E5系「はやて」はサックリと盛岡へ。そして小一時間の乗り継ぎ「こまち」で秋田へ。しかしこちらは田沢湖線内で単線行き違い待ちで遅れに遅れ、70分延着。しかし秋田では新幹線以外の鉄道は動いておらず、着いただけで良し。ホテルへ寄る時間はなくなったが、ライブには間に合う。

 人々は嘆息し、ぼやきながらも誰かに怒りをぶつけるわけでなく静かに暮らしている。生活や仕事のリズムの乱れ、除雪費用、建物などの耐雪対策や維持管理…雪国に課せられた損失の大きさを実感した1日だった。ライブを聞き、翌朝のJL1260便(JA348J:737-800)で帰京したのであった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年2月23日 【旅行】風雪ながされ旅(1)

2013-03-02 16:36:52 | 旅行・ハイク&ウォーク
 ライブの応援に秋田遠征をすることにした。単純に秋田へ往復するのでは面白くないので、夜行列車を絡めようと思った。であれば秋田を通る「あけぼの」だが、ひとひねり。その接続を考えてひねりにひねり…車窓を移ろう雪景色を楽しむプランがこうなろうとは。

 朝一番のフライトで向かったのは北海道・旭川。空港までの時間を読み違え(一体これまで何回行ってるんだ!?)、JL1103便(JA307J:737-800)へは「ラスト4名様です」で駆け込み。定刻出発するも離陸が前便の鳥衝突による滑走路閉鎖等で遅れた事もあり、少々遅れて到着。

 旭川行きは早々に予約したものの、現地での行動は天気次第と何も考えていなかった。思いつきでバスで美瑛に向かう。しかし降りても美瑛の町中にさしたるものはない。そうだ、雪景色を見るんだったね!というわけで地図一枚を持って「千代田の丘」方向へ歩き出す。過去に何度も来ていて方角は分かっている。が、距離感は間違っていた…時おり雪に降られながら(写真)、千代田の丘公園下のレストランに辿り着く。良くぞ開いてたって感じ。他に客は居ない。

 帰りに通ろうとした道は冬季通行止とのことで(そう言えばXCツアーで通ったなぁ)、不本意ながらほぼ同じ道で戻る。と、吹雪が酷くなってきた。行きにはつけなかったザックカバーを装着、サングラスは吐く息で段々凍り始めた…動いてるので身体は寒くないが顔だけツライ。と、地元のクルマが止まってくれた。行きにも止まってくれた人がいて丁重にお断りしたのだが、この吹雪では甘えよう。ものの数分で駅近くに着いてしまった。有難うございました。歩いた距離は、片道7kmくらい。

 美瑛から列車で旭川へ、少々のインターバルののち臨時特急「旭山動物園号」で札幌へ。第一線を退いた車両をうまく仕立て上げた観光特急、残念ながら乗車率は丁重、乗客には大好評の様子だったが…座席そっくりヌイグルミ状態にしたり、イベントスペースの真ん中にでーんと巨大ぬいぐるみを置いたり、ぜひとも子供会や遠足に使っていただきたいものです。もう少しがんばれ183系。

 公私あわせて本年4回目(笑)の札幌、これまた特段の目的なく、ならばとスーパー銭湯へ。1つ隣の桑園駅前に大人気の施設があるとのこと。行ってみたが確かに!これで420円では町中の公衆浴場は太刀打ち難しい。今晩の車中泊に備え、しっかりストレッチしておいた。同じく駅前のJUSCOで夜食と寝酒も購入。

 札幌から青森に向かう今やJR唯一の定期急行列車「はまなす」が今宵の宿。この列車の特徴であるカーペットカーを指定した。上段は適度な囲まれ感がありGood!掛け布団が用意されているが、それを敷いた上でシュラフに入ってる乗客がいた。ムム、やるな~。本日全車満席。

羽田空港0755
(JL1103)
旭川空港0935/1010
(バス)
美瑛1026/1424
(普通列車)
旭川1456/1605
(旭山動物園号)
札幌1746(⇔桑園)/2200
(はまなす)

車中泊

 ファームレストラン千代田:http://www.f-chiyoda.com/farm/restaurant/index.htm
 北のたまゆら(桑園):http://www.e-u.jp/souen_main.html


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【写真展】キヤノンフォトコレクション特別展 PART1

2013-03-02 11:24:28 | 本・映画・展覧会
 同館の10周年記念展、会期が2部に分かれその前編に行った。前編で展示されてる作品は3氏のもの。モノクロ作品ばかりで、それだけで会場がぐっと重厚になったような。

石本泰博:
 展示されていたのはシカゴ時代の作品が大部分。子供の頃にイメージした「ちょっと前のアメリカ」と言う雰囲気が出ている。とは言えカメラが向かう先は黒人ばかり、写す方も写される方にも人種差別が残っていたのかもなどと考えさせられる。

木村伊兵衛:
 超有名な人だけに見たことある作品も少なくない。秋田の農村などのショットは、貴重な風俗資料でもあるに違いない。有名な秋田美人の写真は、今も秋田の観光ポスターに使われている。

林 忠彦:
 太宰治や坂口安吾のポートレートが特に有名だけど、会場の作品には喜び溢れる復員兵や戦後成長の始まった銀座の写真など、これまた「その時代の日本」を押さえたショットが多数。

 時代を切り取った作品が多く、(僕の歳では懐かしむことはできないので)往時に思いを馳せた。

 2013年2月19日 品川・キヤノンギャラリーSにて
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年2月22日 【物欲】店で見てネットで買う

2013-03-02 07:22:55 | 各種物欲
 最近アウドドアギヤ欲しい病にかかっており(笑)、昨日も某駅近くの用品店に寄ってみた。うーん…そこそこ広く、中途半端な品揃え。こういうのって困る。もう少しで商品は網羅されそうだけど、その「もう少し」が曲者で、何でかって言うとヘソ曲がりな自分が欲しがるのってメインストリームから外れた商品であることが多くて。

 それにしてもショップは大変だ。現物合わせしたい衣料、使い勝手をみたいギヤを揃えても、ためつすがめつみられた挙句「買うのは安いネット通販で」となる。ここで買うのはお金に余裕のある団塊世代か、出発直前に慌てて訪れるドロナワ族かじゃないのかなぁ。

 パソコンや家電もそうだけど、生鮮食品とかと違って売ってる物の品質が店とネットで変わらない物は「店で見てネットで買う」風潮って今後も変わらないと思う。お店はどう対処したら良いのだろう。少々高くても、そこで買えば商品以上の何かを得られる「附加価値」で勝負するしかないと思うのだけれど。ポイント制度?そんなにしょっちゅうヤマ用品なんて買わないんだからイミないよ。たぶん、情報とか新たな人間関係(同好者サークル)とか、無形なものなんだろうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年2月21日 【エセ善人】より本格的に…空き缶つぶし器

2013-03-02 00:24:01 | エセ善人ねた
 今年は出先で走り回らずノンビリする旅を…って書いたばかりですが、その方策の一つとしてドライブ先での空き缶拾いを考えています。

 何度かレンタバイクでやったことだけど、その度に思うのは拾った缶やPETボトルが嵩張り、運ぶのが大変なこと。バイクだからってのもあるんですけど。なので、空き缶つぶし器を買ってみました!アマゾンで1,481円送料無料。これとゴミ袋をクルマに常備、ちょっと拾った数がまとまったら一気にプレスして処分しようという寸法。

 デビュー戦をどこにしようか、果たしてそんなに拾えるのか?地道に環境美化を続けます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする