さすが大都市、名古屋市内にも興味深い見学施設がたくさんある。未訪問箇所が多く、平日に行けることを幸い色々と回ることにした。長らくの運休から復便したJL201便(JA312J:737-800)でセントレアへ、名鉄を乗り継いで堀田(ほりた)で下車し見学スタート。行きたい施設はたくさんあるので、そこから近い順に時間の限り回ってゆく。市営の
バス・地下鉄全線一日乗車券を購入した。
(1)
ブラザーミュージアム
ミシンでお馴染みブラザー工業、だが企業博物館を見学してみると、製品が多岐にわたることを知った。他に知ってるの、プリンタくらいだったかも。第一号などの自社製品のみならず、世界中のミシンを集め壁に一面展示のさまは国内トップメーカーとしての矜持が感じられた。
(2)
名古屋市博物館
ちょっと古めかしい施設で、展示内容もオーソドックス。
(3)
切支丹遺跡博物館
栄国寺の一室に、さまざまな遺物が展示されていた。隠れキリシタンと言えば長崎の五島列島が有名だが、もちろん尾張にも居たと。続きの間となる本堂の灯りも点けて頂いたので、そちらの仏画なども拝見し、もちろん拝んで退出した。
(番外)
ブルーインパルス
B.I.が、明日の県政150周年記念展示飛行の予行演習で飛んでいるのを少しだけ見ることができた。直線飛行スモークや、ループスモーク。T-4と言えど都市上空を軍用機が飛ぶと相当にやかましい。明日は名古屋におらず残念と思っていたので、僅かでも見ることができて嬉しかった。
(4)
名古屋市科学館
小学校くらいのお子様向け展示、実験施設がメインだが最上階の宇宙と深海については詳細な説明があり、レベル感が違う(笑)。JAMSTECの地球深部探査船「ちきゅう」のライザーパイプの仕組みなど実に良かった。
(5)
貨幣・浮世絵ミュージアム
旧東海銀行時代からある施設で、ようやく見学することができた。日本の古銭だけでなく世界の貨幣まで収集、丁寧に観てはキリがない。浮世絵は東海道の旅の難所についての特集展示であり、興味を持てる企画で良かった。
(6)
でんきの科学館
中部電力の施設で、こちらもお子様向け要素が強い。原発はもちろん、再生エネについての説明にも多くのスペースが割かれており、きちんとアップデートされている印象を持った。
(7)
亀岳林 万松寺
480年の歴史を持つ織田家の菩提寺、大須商店街の中にあるが過去の訪問時にはスルーしていた。残念ながら本堂工事中で全容は解らず、さらりと拝んで退出。ちょっと商業主義に走っている感じがした。
10時過ぎにスタートし、ここまでで17時を回った。最初の施設で入手した「
あいち・ぎふ・みえ 見にトリップ×戦トリップ スタンプラリー」もイイ感じに捺せたので、かなり歩いた疲れはあるが満足ゆく1日だった。とは言え回り残しもまだまだ、年明けにでもまた来るとしよう。写真は、名古屋市科学館に保存の名古屋市電1400型。
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