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「モラトリアムな季節」熊谷達也

2014年05月07日 21時15分33秒 | 読書(小説/日本)

光文社文庫<br> モラトリアムな季節 
「モラトリアムな季節」熊谷達也

『七夕しぐれ』の続編。
1970年代・・・おそらく後半が舞台。
大学受験に失敗した和也は、仙台の予備校に通うため独り暮らしを始める。

他の作品を間に挟んで、一拍おく予定だった。
でも、続きが気になってしかたない。
そんなわけで、『七夕しぐれ』を読み終わった翌日、図書館を訪問。
(ネットで検索、在庫を確認して行った)
帰宅してすぐ読み始める。
こちらも一気読み。
満足、満足。

PS
読みながら、私自身も、思春期の頃を思い出しながら読んだ。
次は、シリーズ最終巻「リアスの子」。

【ネット上の紹介】
大学受験に失敗した和也は、仙台の予備校に通うため独り暮らしを始める。思うように成績が伸びず鬱屈した気分のなか、頭をよぎるのは小学校5年生のときに住んでいたO町の仲間たちのことだった。和也に大きな影響を与えた特別な存在。目の前の現実と向き合いながらも、過去に思いをはせる和也だが、ある日、O町の仲間の一人であり、かつて恋心を抱いていたナオミと劇的な再会を果たす。すでに高校時代の彼女とよりを戻しつつあった和也だったのだが…。昭和50年代を舞台に、主人公の姿をみずみずしく描写した青春物語。話題作『七夕しぐれ』の続編、満を持しての登場。