「野田ともうします。」(6)柘植文
最新刊、6巻目。
#147『地獄にロープをお願いします』の巻。
なんと、野田さんが体験クライミングをする。
これには意表を突かれた。
(野田さんとクライミング・・・・意外な展開にびっくり)
インストラクター:「じゃ、これつけて、ちょっと待っててー」
野田さん:「ほー、これがハーネスというやつですねー」
はたしてどうなるか?
『くれないんです』では、駅前ティッシュ配りの話。
ティッシュ配りをする男性。
艶っぽいスーツをけだるく着こなしている。
野田さんには、ティッシュを渡そうとしない。
・・・どうしてか?
「あのティッシュは、一体何のティッシュなんでしょうか? なぜ私には、くださらないのでしょう?」
「アハハ あれはさー、水商売の店で働きませんかって、スカウトのやつだよ」
「ほー そうでしたか・・・。 では私のような平凡な者はお呼び出ないですね・・・」
「別にくれなくていいでしょー、もらいたいの?」
「・・・たとえ自分が望むことでなくとも、自分が必要とされてないと知ることは、悲しいものです・・・」
この後、野田さんは積極的な行動に出る。
「すみません よろしければそのティッシュ私にもいただけませんか?」
・・・さて、どうなるか?
その男性のセリフに驚く。
(読んでみて)
*上記セリフ部分・・・読みやすいように句読点を打った。(ご容赦)
【ネット上の紹介】
日常にひそむ面白みをにゅるりと発見、じわじわ味わう。そんな地味女子・野田さん。毎日がちょっぴり色褪せてる!? そんなあなたにオススメです。