「アジアの歩き方」野村進
先日、「コリアン世界の旅」を読んだ。
本作品は、同著者による。
他の作品を読んでみよう、と。
アジアを深く旅した著者による、蘊蓄が語られる。
ベトナムについて、P151に書かれている。
香港のコンサルタント会社の調査で、「外国人ビジネスマンにとってアジアで最もストレスのかかる国」に選ばれた。(次点は韓国)
ベトナムに進出する中小企業へのアドバイス
P152
「従業員が横になれる部屋を作ったほうがいいですよ。特に女子従業員のためには絶対必要ですね。『疲れた』とか『頭が痛い』と言う人が、けっこう出てきますから。それと、お昼ごはんは給食にして、栄養のあるものをたくさん出してください。(後略)」
【ネット上の紹介】
食、危険回避の方法、常識の違い、日本との関わり、ボーダレス化するいまの姿など、アジアの「真実」が見えてくる。
大宅賞作家が案内するアジアのおもしろさ。20年あまりにわたりアジアとディープに付き合う著者が真の姿を浮かび上がらせる。
[目次]
プロローグ 旅立つ前に
第1章 ディープ・アジアの旅
第2章 されど渡る世間に鬼はなし
第3章 意地でも同じものを食ってやる
第4章 私のアジア事始め
第5章 “アジアはひとつ”なんてわけないだろ
第6章 どれがいったい“日本”なんだ
第7章 それぞれのアジア
第8章 定住する日本人