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「山の神さま・仏さま 面白くてためになる山の神仏の話」太田昭彦

2016年11月19日 21時03分28秒 | 読書(山関係)

ヤマケイ新書<br> 山の神さま・仏さま―面白くてためになる山の神仏の話 
「山の神さま・仏さま 面白くてためになる山の神仏の話」太田昭彦

仏教では33や88、108などの数字は無限を表す数字。
88は四国霊場の札所の数。
42(男の厄年)+33(女の厄年)+13(子どもの厄年)=88

また、神社の数は約10万社、お寺の数は約7万5千ヶ寺、だそうだ。
ちなみに、コンビニは全国5万店舗。
…このようなトリビアが詰まっている。

P44-45
神社の建物には朱色がよく用いられていますが、朱色も血液の色に似ていますね。その朱色は、生命力を表すと同時に、厄を除ける力が備わっているといわれます。

P162
日本百名山としても知られる月山は、羽黒山、湯殿山を合わせて出羽三山と呼ばれています。東北を代表する一大山岳霊場です。羽黒山は現在、月山は過去、湯殿山は未来を表しています。(湯殿山で体験したことは「人に聞かれても語らないように、語る者がいても聞かぬように」と戒律があるそうだ。お湯が沸き出していて裸足でご神体に向かうそうだ…一度登ってみたい)

【ネット上の紹介】
昔から日本の山は宗教と深く結びついている。山名や地名の由来はもとより山が与えてくれるパワーの存在を知れば知るほど山が好きになるに違いない。
[目次]
第1章 山の神仏についての雑学(山を数える単位は、なぜ一座、二座なの?
人はなぜ、山を敬うのか? ほか)
第2章 主な神さまと山(神さまって何ですか?
筑波山に鎮座する、イザナギとイザナミの神 ほか)
第3章 仏教に学ぶ登山の知恵(仏教に学ぶ安心登山の知恵
憧れの山に登るためのお釈迦さまの教え ほか)
第4章 山岳宗教と密教(山岳修験道とは何か?
修験道発祥の地・金峯山寺と役行者 ほか)
第5章 山で神仏を感じる(北海道の山々で、カムイを感じる
神仏の魂が宿る植物 ほか)