青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

立ヶ花秋冷

2018年11月05日 17時00分00秒 | 飯山線

(夜明け前のホーム@立ヶ花駅)

正直最近ガソリンもクソ高いので、今回も自宅からえっちらおっちら下道中心で信州まで。R16→R299→r30→R254で内山峠を越えて佐久南IC、佐久まで夜中走行で4時間は早いか遅いかって感じだなあ。いつもなら関越道の湯沢からR353津南回りで飯山方面へ出るんだけど、朝イチの下り123Dがひょっとしたら飯山色ダブルかも、との情報に今回は上信越道回りで信州中野ICから朝5時の立ヶ花の駅へ。ついこないだまで汗かきながらあちーあちーなんて言ってたのに、日の出はずいぶん遅くなったし、こっちは朝方は5℃ないもんねえ。冷える。


朝も早よから立ヶ花駅前の路地で完全に不審者の体(笑)で待ち構えてたんだけど、残念ながら先頭は一般色、飯山色は前2の態勢を確認。差し換えか。123Dは戸狩で後ろ2両を落とし→十日町→181D川口→182D十日町→午後の136Dで長野へ戻るので、今日は飯山色が前になる136Dの追っ掛けが中心になりそう。ダブル成らずは残念だったけど、撮る身としてはホロ側が嬉しい。


開田山地へ続く丘陵地帯が色付き始めたみゆき野界隈。川霧なのか、みゆき野の底は靄がかかったような秋の朝。まだ露出がないのでお遊びで変化球的に。飯山通いも数を重ねると「みゆき野」なんて言葉を覚えたりして…(笑)。飯山盆地を中心にした周辺市町村の呼びならわし。「みゆき野ポーク」のように、農畜産物に名前が付いていることが多いですね。


戸狩野沢温泉駅で後ろ2両を切り落とし、身軽になって一路川口へ向かう123D。十日町で40分弱のバカ停があるので、十日町から川口までは181Dを名乗りますが、通し運用なので行き先自体は越後川口行きを表示しています。駅裏の駐車場に植えられたケヤキもこの時期真っ赤に色付いて、落ち葉焚きの枯葉の山とともに束の間のアイドリングタイム。長野を5:14と極めて早い時間に出発する列車のため、さすがに車内に乗客の姿は疎ら。「後ろ2両のお客様は、前より列車にお乗り換え下さい…」というアナウンスだけが、静かな駅のホームにやけに大きく響いていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする