青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

鍋倉炎嶺

2018年11月16日 17時00分00秒 | 飯山線

(俯瞰への道@野沢温泉村七ケ巻)

蓮まで136Dを追った後は、長野方面へは深追いせずにまた信越国境方面に戻って来ました。何だかんだ言ってもこの付近の紅葉が沿線では一番進んでいるような感じなので、ここからは飯山色から離れて風景重視のアングルを狙ってみようという算段です。追っ掛けはしませんのでね、線路っぱたから離れてちょっと高いところに登ってみます。この趣味も突き詰めればそれこそ機材担いで登山のような事もなさる御仁も多いと聞きますが、まあ私の場合はクルマで行ける安全なお手軽俯瞰が好きです、ハイ(笑)。


高台の荒蕪地から、西大滝ダムとR117白鳥大橋を望む。国道からは標高で120~130mほど上になるのかな。左下側には西大滝の集落、午後になって国境付近は雲がまだらに出るようになって撮り難しくなりました。奥にうっすら雪をかぶった山並みが見えますが、越後駒ケ岳や八海山とかそっち方面だろうか。


次の186Dまで暫く列車も来ないので、クルマの中で昼寝。1時間近く寝ていただろうか、秋の日は釣瓶落としなんて言うけど、まだ15時前なのに随分と日の傾くのが早くなったもんだ。燃えるような紅葉のなべくら高原に続く山並みに茜差す頃合い、太陽光の色に沿ってWBはちょこっと晴天日陰に寄せて列車の通過を待てば、やがてスノーシェッドの中を通過して桑名川に向かう単行がキラリと西日に光った。

秋深し 燃ゆる山々 仰ぎ見て
単行キハも 輝く旅路
コメント
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