青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

穴は掘らなきゃ当たらない ~バナ釘リベンジツアーその4~

2006年03月05日 09時43分09秒 | 日常
(写真:朝の阿寒湖)

2日目は天気が悪かったせいで、景観イマイチ。
全面結氷した阿寒湖と、うっすら見えるのは阿幌岳。

およそ小一時間は入っていただろうか。温泉から上がり、畳の上でゴロゴロしつつ夕食の時間。ホタテの刺身、鮭ルイベ、ラワンブキの煮物、テンプラ。国民宿舎らしく豪華なメシではなかったが、キッチリと暖かいものは暖かく出て来ただけで十分。私の良く行くHPに「山の温泉ガイド」ってーのがあるんだけど、このページにもそんなような書かれ方をしていた。別に豪華ではないが、料理とコメは普通に美味しく満足の出来るレベル。去年の秋に行った長野の渋御殿湯にはぜひ見習って欲しいものである(笑)。

食事の後は阿寒湖へ向かう。冬の間、結氷した阿寒湖の上では「阿寒湖氷上フェスティバル」と言う冬祭りを開催しており、夜には花火も打ち上げられるのである。また、野中温泉付近には当然ながらコンビニなど何もなく、買出しを兼ねての行動である。
日が落ちて夜になると、本当の暗闇がやって来る。都会に暮らす夜の暗さとは比べ物にならない程の漆黒の闇だ。月明かりもない真っ暗になった原生林の中を走ると、車のヘッドライトにキタキツネの目が鋭く光る。
足寄峠から釧路市へ(阿寒湖のある阿寒町は釧路市に編入されたらしい。ここが釧路とはとても思えないが…)。峠で車を止め、ヘッドライトを消すと、辺りの風景は黒く塗りつぶされた闇に葬られてしまった。画像でもその暗さの一端は感じていただけるとは思うが、真っ暗と言うよりは真っ黒と言った方が伝わりやすいかもしれない。一番的確なのが、ウィザードリィで言えば「まっくらやみだ!」って感じなのだが(笑)。分かってもらえるでしょうかw
目が暗闇に慣れてきた頃、Zafo氏が「うわ~」と空を見上げて声を発する。見上げた空には、何千何万の星の瞬き!昼の銀河も、夜の銀河も、とりあえず素晴らしいものである。

夜の阿寒湖温泉はきれいにライトアップされて、なぜが一同街の明かりにホッと胸をなでおろす。人とは、根源的に暗闇を嫌う動物である事を実感。
車をデポし、凍った湖の上に出ると、ステージではアイヌの民族衣装をまとったスタッフが火振りをしながら大きなキャンプファイヤーに火を灯している。何となくプチさっぽろ雪祭りのような会場。8時の合図とともに沖からは花火が打ち上がる。写真で夜の花火を撮影するって言うのは難しいね…約15分間のイベント。マリンより長いw
スノーモビルやバナナボートなどのイベを尻目に、時節柄かカーリングコーナーが大人気w見付けた瞬間狂喜して列に並ぶへんしうちょ必死杉(笑)。まあ、私も一応投げましたけど、あのストーンって結構重いんだねえ。ウチの母ちゃんなんか「カーリングってあれスポーツなん?」みたいな事を言ってたが、十分スポーツと思いますよ。てか、やると場合によっちゃ腰痛くしそうwこのイベでも編集長がかなりのバカ映像を仕込んでいる様子なので、うpを楽しみにお待ち下さい(笑)。
私はグッピー氏のショットの瞬間を激写なんぞしてみました。フォームが華麗です(笑)ってか、カーリングじゃなくてボウリングのフォームだね。最近「暇さえあればシャドウしちゃう」とか言ってたしwさすがマイボール&マイシューズ所持者だけの事はあります。

夜半から、眠っている私の耳にビュービュー、ゴウゴウと風を切る音が入って来た。果たせるかな、翌日の朝は、突風混じりの吹雪で始まる。
風の音ですっかり起こされ、一人朝風呂を楽しんだ後朝メシ。焼いたシャケと玉子とノリの定番バージョンを平らげると、喝りながら撤収+実験準備。そう、この後いよいよ「バナ釘リベンジ」
何のためにここまで来たと思ってるんですかお客さん(笑)。

※<お詫びとお知らせ>
ここから先の実験に関しては、当ブログではレポを割愛させていただきますw
実験に関しては、編集長ブログでお楽しみくださいw
つか、改めてOKテイク見たが、ここまで来るのにかなり学習したよなあ私達w

実験終了後、我々は再度阿寒湖に向かう。昨夜は見えなかったが、阿寒湖って結構広いんだね。まさに窓の外ではリンゴ売りの氷の世界。そして遮る物の何もない凍った湖上は、突風が吹き荒れて体感温度がかなり低い。ここで何をするのかと申しますと…

これ。

やっぱ、穴でしょw
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