tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

1300年効果抜群!客室稼働率が全国トップ水準に

2010年11月02日 | 平城遷都1300年祭
観光庁は9/29、「宿泊旅行統計調査」2010年第2四半期(4~6月)の結果を発表した。なんと奈良県は、ビジネスホテル(86.4%)、シティホテル(86.8%)、会社・団体の宿泊所(63.7%)の3部門で、客室稼働率が全国トップに立った、これは快挙だ!
http://www.kankokeizai.com/image/2010pdf/20101023_11.pdf
※宿泊旅行統計調査(平成22年4月~6月分)観光庁
http://www.mlit.go.jp/kankocho/news02_000064.html

旅館(38.0%)も4位、全体(54.8%)でも6位。リゾートホテル(37.9%)だけは残念ながら30位だが、私は県下の「リゾートホテル」の名前が思い浮かばないので、これはサンプル不足による異常値として、気にしないことにする(「メナード青山リゾート」は三重県だし…)。
http://www.kankokeizai.com/backnumber/10/10_30/ryokan_hotel.html#03

トラベルニュース(10/19付)にも《全国平均の客室稼働率は旅館29.2%、リゾートホテル43.2%、ビジネスホテル58.7%、シティホテル69.4%、会社・団体の宿泊所 26.9%。旅館は神奈川42.5%、リゾートホテルは千葉県65.5%、ビジネスホテルは奈良県86.4%、シティホテルも奈良県86.8%、会社・団体の宿泊所も奈良県63.7%がそれぞれトップ》と出ている。
http://www.travelnews.co.jp/news/yado/1010191022.html

こういうニュースは不思議と全国紙が報じないので、私もうっかり見逃してしまうところだった、危ない、危ない。10/30(土)、平城宮跡でガイドツアーをしたとき、東北地方から来られた参加者は「今日、午後に平城宮跡へ来て、夜は大津で泊まるんです。明日はまた大津から東大寺に来ます。奈良の宿泊施設は満杯なんですね」とおっしゃっていた。全く、こんな時期に修学旅行生を泊めている場合ではないのだ。


Kさんによる平城宮跡ガイドツアーの模様(写真はすべて10/30撮影)

この朗報に加え、県下の宿泊者数(本年1~6月)が35%増という県の発表(10/5)、および客室稼働率が85.6%になったという奈良市ホテル協議会の発表(奈良新聞10/21付)を重ね合わせれば、平城遷都1300年祭による宿泊客の激増ぶりがよく分かる。イベントの効果は絶大だったのだ!
※平成22年1月~6月の奈良県宿泊統計調査(県のサイト)
http://www.pref.nara.jp/secure/54490/houdou.pdf

奈良市ホテル協議会の中野重宏会長(ホテルサンルート奈良社長)は、奈良新聞のインタビューに対し「1300年祭効果で今期に迎えた客をリピーターにできるかが課題。創意工夫で努力するしかない」と答えているが、まさにその通りである。なら・シルクロード博(1988年)の失敗を繰り返してはならない。
※客室稼働率16.8ポイント増(奈良新聞)
http://www.nara-np.co.jp/20101021103439.html

早速、ホテル日航奈良は、「平城遷都1300年祭謝恩企画『もう一度行くなら(奈良)半額!宿泊プラン』」を立ち上げた。同ホテルの発表資料(10/26付)によると《ホテル日航奈良(奈良市三条本町8-1 総支配人 呉服弘晶)では、大きく盛り上がりを見せている平城遷都1300年祭が終盤を迎えるにあたり、12月1日から2011年3月31日までの間、1日5室限定で、再び奈良に来られたお客様に対してお部屋代を通常料金の半額にする宿泊プランを販売いたします》。
http://www.nikkonara.jp/pressrelease/2010/pr_20101026.html



《今年の奈良は平城遷都1300年祭の影響で、当初の予想を上回る多くの観光客が奈良を訪れています。ホテル日航奈良でも例外ではなく、4月から9月までの稼働率はすべて歴代最高値を記録し、平均稼働率が91.5%。対前年136.9%という高稼働となりました。それにより、宿泊人数も同期間10万人をこえ、対前年149.3%と驚異的な数字となりました》。おお、これは絶好調だ。
http://www.nikkonara.jp/guestroom/plan_shosai.html#osusumesento

《そこで、ホテル日航奈良では、多くの方にご利用いただいた感謝の意味を込めて、2010年に奈良へ来られたことが証明できる『観光地やイベントチケットの半券』や『平城宮跡会場で撮った写真』、『奈良でせんとくんを撮った写真』などがあれば、期間中1日5室限定で、お部屋代を通常料金の半額にするという謝恩宿泊プランを販売することにいたしました。また、ご利用の方の中から、毎月抽選で10名様にせんとくん切手シートが当たるプレゼント特典もつけました》。

《2009年までの統計では、奈良市の観光客入数はシルクロード博の影響があった1988年の約1606万人が過去最高値となっています。しかしながら、その翌年の1989年は約1467万人と落ち込み、その後数年は緩やかに減少いたしました。2011年以降も同様の現象が考えられます。平城遷都1300年祭終了後、トーンダウンが予想される「奈良人気」を今後も継続させる為、ホテル日航奈良では、このプランを皮切りに今後も「奈良を訪れたい!」と思っていただける様々な“ポスト1300年祭企画”を立ち上げてまいります》。

何とも、頼もしい限りである。人気の「せんくん」も、続投が決まったし、世間の歴史ブーム、仏像ブームは健在である。各宿泊施設は様々な「創意工夫で努力」し、2011年以降も、ぜひ好調を持続していただきたい。
コメント (4)
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