tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

焼酎の吉野割り

2010年11月25日 | グルメガイド
10/14、クーカル奈良の「NARAZAKE night(奈良酒ナイト)」で、「セイリングバー」(桜井市吉備564-3)渡辺匠さん創作の逸品「吉野ハイポール」をいただいた。ジョニ黒のハイボール(炭酸割り)に、桜湯に使う桜花の塩漬けを1つ浮かべたハイボールで、ジョニ黒の香ばしさと桜の香りがうまくマッチして、とても美味しいカクテルに仕上がっていた。
※行ってきました!NARAZAKE night(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/bf66cd0127e868c6d26810cdedfd22b6


こちらは角ハイボール(サントリーのHPより)。ここに桜花漬を落としても良い
http://www.suntory.co.jp/news/2008/10241.html

で、早速私も吉野山で桜花漬を買い求め、スコッチの炭酸割りに浮かべて楽しんでいた。桜花漬を一輪そのまま入れると塩味がキツいので、水かぬるま湯で、あらかじめ塩を少し落としておくのがコツである。


蔵王堂の前で買った桜花漬(500円)

そのうち「待てよ。これは焼酎のお湯割りにも応用できるのではないか」と思いつき、試してみた。すると、これはイケる。焼酎のお湯割りに梅干しを入れる「梅割り」は一般的だが、こちらはやや似た感じだが、ほのかな桜の香りが上品だ。これはぜひ「焼酎の吉野割り」と名付けて、全国に普及させたい逸品である!


これら2枚は中井春風堂のHPより

桜花の塩をあらかじめ落としておくのは、ハイボールと同様である。また私のお湯割りは、焼酎に熱湯を加えるような乱暴なものではないい。あらかじめ好みの比率(私は5:5)で麦焼酎をミネラルウォーターで割り、1週間以上寝かせておく。寝かせることでアルコールと水の分子がうまく混ざり、味がグッと良くなるのだ。これを熱燗にし、そこに桜花漬を落とすのである。温かいので、冷たいハイボールよりきれいに花が開く。私が使っている桜花漬は、中井春風堂(吉野町吉野山545)が製造した「よしの山名産 桜花漬」で、ネットでも買える。
http://nakasyun.com/index.html



冬の晩酌に「焼酎の吉野割り」を楽しみながら、桜咲く春の訪れるのを待つ、というのは乙なものである。酒肴には、大和肉鶏の照り焼き、大和まなの漬物や煮浸しなど、いかがだろうか。
※トップ写真は、桜茶(フレ★ビズ スタッフ blogより拝借)
http://fragrancebiz.jp/staff/archives/38
コメント (5)
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