tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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喜光寺のハスが見ごろ!(2013Topic)

2013年07月06日 | お知らせ
喜光寺(奈良市菅原町)のハス(花蓮)が見頃を迎えている。7月4日(木)付の産経新聞奈良版「大輪のハス 奈良・喜光寺」によると、
※写真はすべて、2010年7月10日の撮影

本格的な夏の到来を告げるハスの花が奈良市菅原町の喜光寺で見頃を迎え、ピンクや白の大輪が境内に咲き誇っている。寺では、水をたたえた鉢に約30種、約200鉢のハスを栽培。ピンクが鮮やかな「大賀(おおが)ハス」や白い花弁が重なる「白光蓮(びゃっこうれん)」などが満開で、7月下旬まで楽しめるという。





花は朝早くに開き、午後になると閉じるため、小林澤應(たくおう)副住職は「涼しげな朝の空気の中で、元気に花開いたハスを楽しんでほしい」と話している。拝観時間は午前9時~午後4時半(7月中の土・日は午前7時~午後4時半)。拝観料は一般500円、小・中学生300円。問い合わせは、喜光寺(電0742-45-4630)。





喜光寺は『奈良まほろばソムリエ検定公式テキストブック』(山と渓谷社)にも登場する。「行基ゆかりの寺」として知られる。最近、南大門を再建された。

古くは菅原寺といった。養老五年(七二一)に寺史乙丸が寄進した旧宅に行基が精舎を構えたのが始まりという。行基は晩年にこの寺で病に伏せ、天平二十一年(七四九)二月二日に入寂した。



鎌倉時代の建治年間(一二七五~七八)に大僧正覚昭が入寺して以来、一乗院門跡の末寺となり、霊元天皇の皇子で宝永六年(一七〇九)に出家した尊賞法親王の墓などが境内にある。元亀年間(一五七〇~七三)に松永久秀の兵火に遭い、宝塔・経蔵・楼門・門などが焼失したが、室町時代に天平建築を復して建てられた裳階付きの本堂(重要文化財)が火災を免れて現存する。



ハスは朝に開花して午後には閉じるので、ぜひ午前中にお訪ねいただきたい。
※お寺の公式サイトは、こちら
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